デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

読書

片付け方と片付けられ方

ここ数年、なるべく年末に掃除をしないよう気をつけている。どこも掃除するから粗大ゴミの処分依頼が混む、ゴミ収集の日程で焦る、何より年末に慌ただしいのが嫌だからである。今年は既に古本を数箱分処分した。それで年々所持品が少なくなっていくかという…

司馬遼太郎の書いた名言集 『ビジネスエリートの新論語』

本のタイトルで、少し損をしているように思う。元々司馬遼太郎がつけたタイトルは、『名言随筆サラリーマン ユーモア新論語』だったそうだ。こちらのほうが少々野暮ったくとも、鼻につく感じがなくて、よかった気がする。いっそ原題で、と誰か声を発しなかっ…

ノンアルコールと読書とその他の趣味

家で楽しむ趣味が増えた。増やした、でもいい。休みの外出など最小限にして、外に出るのは仕事と、ついでの用事だけにしたい。そんなことが、ようやくできるようになってきた。まだ先はわからないが。成人して家の楽しみを増やすと、これまで興味がなかった…

自称:詩を書く

詩というのは難しい。はてなブログに「ブログチャレンジ」という、ブログ使いこなしチェックリストがある。躍起にならずとも更新していけば自然にチェック項目が埋まっていくだろう、と思いつつ、時折使っていた。項目も今見ると基準が甘く、お寒い感じのも…

鑑賞前に知ってしまった情報に寄せて

悪あがきしてもしょうがないのは分かっている。このご時世、ひとつの作品に対してありとあらゆるところから情報が入ってくる。それでもまだ見知らぬ、公開・発表されたばかりの作品については、鑑賞前に「それは知りたくなかった」という話題にぶつかってし…

整理と『ワンダービット』

家の本棚を整理した。読んだ本、読まなくなった本を処分して、今読んでいる本を収納するスペースを作った。どちらかというと、買った本やゲームは売らない性分だった。読み終えたもの、クリアしたもので今だに所持している作品がある。だが最近は配信やダウ…

PCゲームと落語の接点から

唐突だが、学生時分までは落語に全く興味がなかった。テレビで観てもサッパリ面白さがわからなかった。ありがちな話だと思うが、TV番組『笑点』の大喜利を観て「落語ってあんなものか」と勘違いしていた。そのせいで、本当の落語を知って余計に「つまらない…

戦いを知る:『孫子』もいいけど『三十六計』もね

読書でもゲームでも、歴史物、特に中国や日本の戦国時代にハマって読みたくなったのが、兵法書として有名な『孫子』だった。各作品に登場する人物が学んだ書物は如何なるものぞ、というわけである。あわよくばそれを自分も活かすような立ち振舞をしたい、「…

『スタンフォードの自分を変える教室』で自分の意志力は変わるのか 第3回

巷で話題になった(らしい)書籍の文庫版を今さら読んで少しでも血肉に変えようという、いわゆる学習報告記事の第3回目です。現在は「意志力」のエクササイズ、『スタンフォードの自分を変える教室』(著:ケリー・マクゴニガル 翻訳:神崎 朗子 だいわ文庫…

『マーラーを語る』指揮者のマーラーを聴く ヘルベルト・ブロムシュテット

現代の代表的な指揮者がマーラーについて語った、『マーラーを語る』(編:ヴォルフガン・ シャウフラー 翻訳:天崎 浩二)という本から、今回はヘルベルト・ブロムシュテットです。演奏会・録音ともに日本で馴染み深い指揮者かと思います。マーラーを語る: …

平日に行く大洗とガルパン 後編

アニメ『ガールズ&パンツァー』の舞台、大洗こと茨城県は東茨城郡、大洗町に行ってきました。今回はその後編です。前編・中編・後編の構成で、「平日」にガルパン目当てで行く大洗の楽しみ、そして作品に絡めた話題の最後です。 旅行の趣旨と前回までのおさ…

平日に行く大洗とガルパン 中編

アニメ『ガールズ&パンツァー』の舞台、大洗こと茨城県は東茨城郡、大洗町に行ってきました。今回はその中編です。前編・中編・後編の構成で、「平日」にガルパン目当てで行く大洗の楽しみ、そして作品に絡めた話題を綴りたいと思います。 旅行の趣旨と前回…

平日に行く大洗とガルパン 前編

今週は茨城県は東茨城郡、大洗町に行ってきました。アニメ『ガールズ&パンツァー』の舞台、大洗です。これまでも訪れたことはあったのですが、今回は久々、こうしてまとまった記事にするのは初めてです。これから前編・中編・後編の構成で、「平日」にガル…

ムック『大洗フィーベルNEU 2.0 大洗ガルパン・トラベル・ガイド4』の感想

9月頭に熊本でイベントがあり、10月には『最終章』第2話の4DX、MX4D上映、11月にはあんこう祭。とまだまだイベント目白押しの『ガールズ&パンツァー』。あとは次話の公開日が決まれば言うことなし⋯は置いておいて、今回はそんなガルパン人気で盛り上がり続…

サンリオキャラクターで強く生きる

”流行りの”名言集、見開き1ページに1つず名言が載っているような、『〇〇の言葉』みたいな本をよく見かける。だがあまり食指が動かない。まず知識、情報としてはもう少し体系立てて習得したいので、出典を読みたくなるからだ。そうでなくても、解説が詳しく…

『スタンフォードの自分を変える教室』で自分の意志力は変わるのか 第2回

巷で話題になった(らしい)書籍の文庫版を今さら読んで少しでも血肉に変えようという、いわゆる学習報告記事の第2回目です。今回は「意志力」のエクササイズ、『スタンフォードの自分を変える教室』(著:ケリー・マクゴニガル 翻訳:神崎 朗子 だいわ文庫…

『「分かりやすい説明」の技術』があると、モテるのかもしれない

内容もさることながら、本の帯に納得してしまった。 『「分かりやすい説明」の技術』(著:藤沢晃治 講談社ブルーバックス)を読んだ。目的は仕事だけではない、自サイトの体裁を見直すためだ。はてなブログに移行して、ちょっとアクセスの具合が良くなり、…

いつの間にか音楽が聞こえていることに寄せて

休みが明けた次の日、仕事に行こうと駅に向かう。休み明けの気だるさと、それでも時間通り電車に乗らなければならないせせこましさ。そこに暑さで吹き出た汗を拭いながら、いつも通り抜ける商店街を急いでいると、音楽がかすかに聞こえてきた。おそらく有名…

『スタンフォードの自分を変える教室』で自分の意志力は変わるのか 第1回

話題の単行本が文庫化・新書化するのを待っている。一時の話題で終わったのか、それなりに読まれ売れたのか判断するに丁度いい。書籍という媒体の性質から、すぐ飛びついて損をするより、様子を見て⋯という戦法が功を奏すことが少なくない。最近は文庫化する…

派手でなく、素朴に、身近に、真面目に転職を考えたいときに読む本

会社を辞めたい、別の職場で働きたい、と考えたときに、身近な人間に話したりSNSで発信する人がいる。だが誰もが相談相手がいて、意思表明する場所を持っているわけではない。何より、「自分のことは自分が責任持って決める」と真剣に考えたときに、そういっ…

漫画で気軽に人体と医学についての知識を得る

仕事をするようになって、先輩・上司、そして同期・同僚と話をする機会がある。 そのときの、鉄板トークといえば何か。 いわゆる”就活生必読の書”みたいな本の話題はあまり出てこないのではないか。では具体的に仕事術・仕事論をぶつけるかというと、そうで…

遊んで学んで活かす数学と論理

クイズを楽しんだことがありますか。なぞなぞ、でもいいでしょう。子供の頃、家族や友達と他愛もなく種々のクイズやなぞなぞの出し合いをした経験がある人もいるかと思います。もちろんそれだけでなく、TV番組からゲームアプリまで、クイズは今も昔もエンタ…

戦いを知る:古代から現代まで 『戦術と指揮』

戦国時代が好きで歴史SLGをよく遊んでいたが、他の時代の戦いにも興味があった。中国にヨーロッパ、そして第二次世界大戦⋯各々の歴史を知ったら、PCでそれらをテーマにしたSLGを遊ぶのが楽しみだった。実生活につながる思想的なのめり込みはなく、「あの戦い…

ビジネス書の古典から見直す”生き方”、”自叙伝”の捉え方

教科書にも出てくる歴史的な自己啓発本、誤解を恐れず書けばビジネス書の古典と思われる本が現代でも読める。 スマイルズの『自助論』(竹内均訳 三笠書房 知的生きかた文庫)である。スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫作者: サミュエルスマイ…

『マーラーを語る』指揮者のマーラーを聴く ダニエル・バレンボイム

現代の代表的な指揮者がマーラーについて語った、『マーラーを語る』(編:ヴォルフガン・ シャウフラー 翻訳:天崎 浩二)という本から、今回は、ダニエル・バレンボイム。マーラーを語る: 名指揮者29人へのインタビュー作者: ヴォルフガングシャウフラー,…

休みが明けるので、切り替えるべく残業と休日にまつわる本

休みのときに仕事のことは考えない方針なのだが、厳密にはそうでもない。こうして記事を書いたりするからだ。正直に書くとするなら、自分が今、本当に苦しんでないことは話題にできる、ということか。もちろん、苦しんだことはある。 働きだすと、残業や休日…

戦いを知る:日本軍・日本兵編 突撃と玉砕だけなのか

第二次世界大戦・太平洋戦争を戦った、日本軍と日本兵にどのようなイメージを抱くか。記事タイトル通り、”バンザイ突撃”や玉砕に追い込まれた悲惨さと、種々の愚かさとでもいう感情的なものか。また、史実に基づく戦記・戦史やドキュメンタリーから、映画で…

マンネリと定番と 志村けん一座第14回公演 志村魂

手元に残している日刊スポーツ2004年1月4日版の切り抜きに、コメディアン・志村けんのインタビューが載っている。以前はネットでも見かけたが、現在は閲覧することができないかもしれない。その中で当時から言われていた、芸の「マンネリ」化についてこう答…

「早すぎた」老老介護と家族についてのボヤキ 

まず、今ならもう少し話題になっていた新書なのではないか、という感想である。20年前の新書である。『どこまで続くヌカルミぞ 老老介護奮戦記』(著:俵孝太郎 文春新書)は、老老介護における身体的・精神的苦労、そして家族との絆や愛情あってこそ、とい…

大人になって読む伝記 『奇っ怪紳士録』

この時期、”伝記”を読んだ記憶が蘇ってくることはないでしょうか。人物伝、偉人伝でもいいでしょう。今は”偉人”と銘打ってしまうと、定義づけが議論になるかもしれませんね。議論された偉人の定義に当てはまらない人々によって。一言多いか。 ある人物の生涯…

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