デジタルエンタテイメント断片情報誌

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『月刊モデルグラフィックス』2021年6月号発売:【巻頭特集】ガールズ&パンツァー最終章 第3話 上映記念

『ガールズ&パンツァー最終章』第3話が公開5周目を迎え、まとまった情報が欲しくなってきたところに『月刊モデルグラフィックス』の2021年6月号が発売されました。公式サイト、パンフレット以外で公開直後に最もガルパン本編の内容が充実している雑誌です。ディスク発売・配信開始前はこれを読んでおけば間違いないでしょう。

表紙は大洗女子の準決勝の相手、継続高校です。発売のタイミングでは大体決着がついた前の試合相手(今回ならば知波単学園)の情報多めになりがちなのですが、今回はバランスよく、という印象です。二回戦の他校試合もそこそこ触れています。本編の分量なりではありますが⋯。基本的にはネタバレ前提ですが、あまり核心的なところはベタベタ触れない、その点もなかなかよろしいかと。

知波単学園戦のシーンは満載です。こういう動画でない画像を眺めていると、やっぱり映えるんですね。戦車戦は演出だけでなく、もっと背景・風景と合わせた画で魅せてもよいのでは、という気がしてきます。どんどん映像のスピードがアップして、色々と見落としている感があります。そうそう、私の好きな「一点照準!」のシーンはなし。これはまた映像で楽しむとしましょう。


もっとも、知波単学園の結末はシーンを交えて触れているものの、準決勝・対継続の試合経過はほとんど載っていません。継続高校のT-26(継続仕様)や新登場の”白い魔女”ヨウコの公式サイトにない立ち絵もちゃんと載ってます。照準器前のヨウコもあり。使用車輛も推測しています。専門的なムックだけでなく、これまでのアハトゥンクを読み直しても「これかあ」となるかも。それはそうと、ヨウコは下ジャージです(ミッコスタイル)。ほらほら、生足じゃなくてもいいんだよ。スカートだとカットも限られてくるしさ。

雑誌の本懐は模型なので、作例も見て楽しい、作るもよしです。本編で冬季迷彩をカバさんチームだけなく、他の車輌でもやって欲しかった。雪上のマーク4も小さく載っていて苦笑。役に立た”せる”んだろうなあ、といった感想はまた別なところに書くとして、読んで損なしの雑誌です。

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