話題
電子辞書をここ最近趣味でも使っている。たまにはPCやスマホを気にせず、読書をしたい。そのときの調べ物用である。ネットで検索して「〇〇ってよく使いますよね? 〇〇の意味について調べてみました」といった定型文から始まる記事を一々読みたくないし、そ…
現在開催中の「午前十時の映画祭12」で『空の大怪獣 ラドン』・4Kデジタルリマスター版を観てきました。本作は久々の正月興行でしょうか。『モスラ』に続いて楽しみにしていた作品。空飛ぶ怪獣の作品が続きますね。まあ、ゴジラも空を飛べますが⋯。今回は映…
音楽が好きでたまに記事を書いているが、実は音楽に救われた、支えられたという感覚や経験は、あまりない。精神的、身体的につらいとき、正直そういうときは音楽鑑賞や演奏どころではない。やはり趣味に没頭するには、安定した日常生活や社会の安寧がある程…
こういうプログラムが、普段着の演奏であり、実は聞き逃せないものではないか。そんなことを思わせてくれる演奏会だった。10/21にブロムシュテットが指揮するNHK交響楽団の定期公演(Cプログラム)を聴いた。曲目はシューベルトの交響曲第1番と第6番である。…
クリスマス・イブに映画『モスラ』(1961 東宝)を観てきました。4Kデジタルリマスター版の発表と上映が予告されており、記事タイトル通り楽しみにしていた作品。4K版の上映情報や制作過程は下記リンクやYouTubeが詳しいのでどうぞ(※2022/1追記:YouTubeの…
芸術の秋、と意気込まなくとも年中容易に芸術に触れることができるようになった。殊に音楽や映画は種々の配信・DLサービスが充実してきた。ホールや映画館に行かなくとも、ディスクを購入しなくとも、自宅で楽しめるケースが少なくない。そこで私などは最近…
アニメ映画『トゥルーノース』(公式サイト)が上映されていたので感想です。ネタバレは一応ありですが、詳細なあらすじ列挙ではなく、観ていればわかる程度の内容です。題材もさることながら、アニメーション作品であること、音楽にも期待して。都内で上映…
日常生活で、自分から見て先輩・年長者と言われる人たちと会話をする機会がある。昨今の状況から、そんな機会はだいぶ減ってしまったかもしれないが、バイト先・会社での宴席や各種レジャーの集まり、家族・親戚づきあいといったものだ。そこで食事をしたり…
文章を書いていると、言葉の意味や語源・用法がふと気になることがある。辞書を引けばよいのだろうが、PCを使っているとネットで済ませがちだ。そこで検索をすると、出典も不明な上に、素人が書いたのか専門家が書いたのかすらよくわからない記事がヒットす…
1月は比較的ベートーヴェンを聴いているように思う。12月に第9や全曲演奏でも馴染みあるベートーヴェンだが、私は年末にそこまで入れ込まない。むしろ年明け、家にいるとき、取り敢えず聴きたくなる作曲家の一人だ。日常はまだまだ不確かな状況が続くが、幸…
新聞やテレビの情報は嘘ばかり、本当のことはネットに書いてある、ニュースの中身よりも付随するコメントやSNSでの反応の方が気になる⋯。情報に触れたり求めたりするとき、こんなことを無意識あるいは意識的に思い浮かべて行動に移していないだろうか。いや…
今世間のことがとても気になる。ニュースを慎重に見るようになった。だが草の根にまで新情報を求めてはいない。まして床屋政談ならば、既に各種メディアに溢れている。気にしているだけでは有意義な自宅の過ごし方ではないと、普段の生活に加え、教養を意識…
元旦は毎年、私撰ニューイヤーコンサートと称して景気づけに良さそうな音楽を聴いている。⋯のだが、どうも今年は気分がのらない。せめて自分くらい景気づけたいものだが、実はこういう状況で特別音楽を心の支えにする性分でもない。あまり気分と関係なく音楽…
今年はやれ年末だ、1年の締めくくりだという気分にならないですね。静かで目に見えない不安に気が滅入ることは、ようやくなくなりましたがね。でも、これからどうなるかわかりませんよ。誰にもわかりませんよ。ニュースを慎重に受けとめつつ、巷に溢れる憶測…
伊福部昭はまだまだ知られていない、と思っている。ひたすら知名度があればよい、というわけではない。それは承知の上で、それにしても、という意味だ。数々の蘇演から新音源、新作の発表、80年代から数えても40年経とうとしている。2014年の生誕100年もファ…
今年はいつもの年末とは違う、と残念ながら思う。日頃から世を取り巻く問題に自分が何かしら影響を与えているとは、記事の発信頻度から考えても到底あり得ないことかと思う。一方の私は世の状況に、大いに影響を受けた。特に日常で、趣味の音楽を聴きたいと…
映像作品のスタッフ・関係者の話に興味はある。今回紹介するような書籍や情報を漁ることもある。だが作品にそのものについて語るときに、なるべく引き合いに出さないようにしている。それはなぜか。作品に対する先入観や偏見を与えたり、曲解させてしまって…
音楽でもその他趣味何でもよいが、”定番”から入って、”定番”から離れ、”定番”に戻ることがないだろうか。クラシック音楽を聴き始めた頃は、まずラジオで聴くか図書館でCDを借りていたと思う。インターネット上はまだショップはおろか音源の情報も乏しく、今…
クラシック音楽で、刺激を求めることが少なくなってきた。かつては「激烈」「白熱」とか、「空前絶後」「この演奏を知らずして〇〇(曲名、演奏者名)は語れない」⋯この手の宣伝文句がついた音源(特にライブ録音で見かけた)を積極的に聴いていたと思う。い…
ようやく、遅ればせながら『マエストロ』(著:さそうあきら アクションコミックス 全3巻)を読んだ。映画化もされたというのに、繰り返すが本当に今更という気がする。電子書籍化されているが、新装版が既に投げ売り状態だったので手に取った。マエストロ …
2020年はベートーヴェン(1770-1827)の生誕250周年にあたります。実は正月にささやかにお祝いする記事を書いたのですが、そのときは今年がこんなことになるなんて、思ってもみませんでした。音楽の話題をしている場合か。音楽記事を更新しつつも、そんな気…
ふと思い出して聴き直したのだが、『ゴジラ伝説 V』(キングレコード)は、やはり良くなかった。聴いていて面白くなかった。つまらなかった。感想を書いておきたい。ゴジラ伝説 Vアーティスト:井上誠 他キングレコードAmazon選曲はなかなか好きだ。私が好き…
自宅で仕事をするようになったのだが、むやみに外に出るわけに行かない。最低限の買い物以外はどこにも出かけない。元々それほど外出する性分ではないので、家にいることの窮屈さはさほど感じなかったものの、ある種の緊張感はそれなりに持続させてきたつも…
進学や就職といった新生活を始めると、書類に記入したり、文書を作成する機会が増える。届出書、申請書、報告書⋯。何度も書き直したり、記入漏れがあって期日ギリギリの手続きになった経験もあるのではないだろうか。この時期そういった書類を頻繁にチェック…
歩いてみたいからといって、すぐ行けるとは限らない。そして遠くとも限らない。どうぞ、と勧められて是非是非と言いたくなる場所とも限らない⋯。今回の話題は旅行の話、観光の話から切り出したい。普段から海外在住・旅行ブログを読むのは好きだ。ただ今回は…
哲学に入門したい。この世の思考や思想に改めて触れていきたい。学生時代の授業、あるいは教養科目として選択したことはある。興味は湧いた。それでもすぐに頭から抜け落ちた。その後試験のために勉強することもなかったと思う。いや、少ししたか。記憶も定…
日本の作曲家、古関裕而のことを知るに手軽な書籍と、音源を紹介してみたい。記事タイトルで”ちょっと”と書いたのは理由がある。知識は不要とは言わないが、知識や情報に囚われすぎて音楽から受ける印象や感動を見失って欲しくないからである。まして音楽で…
ここ最近、日本だけでなく外国のことを気にしている。特にヨーロッパやアメリカの話題に触れる機会が増えた。とは言え人々の生活、日本との違い、外国から見た日本⋯⋯もっと身近な、生活に即した視点から知りたい。気恥ずかしいが平時はどうも目が行き届いて…
青春について書かれた本を、「青春時代」とされる年齢の頃には、多分手に取らなかった。”中学生でもわかる~”みたいなタイトルの本を中学時分に敬遠していたのと似たような、ごく感情的なものだと思う。ところが自分自身だけでなく、他人の生き方や考え方ま…
なにも珍しいことではない。雪が降らないことも、降ることも。地域による違いを雄弁に語りたいわけではない。私にとって雪は、今だはしゃぎたくなる、冬の楽しみである。童心に帰るとは大げさだが、雪が降り出すと、どうにも外の景色が見たくなる。職場では…