デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

話題

休みが明けるので、切り替えるべく残業と休日にまつわる本

休みのときに仕事のことは考えない方針なのだが、厳密にはそうでもない。こうして記事を書いたりするからだ。正直に書くとするなら、自分が今、本当に苦しんでないことは話題にできる、ということか。もちろん、苦しんだことはある。 働きだすと、残業や休日…

戦いを知る:日本軍・日本兵編 突撃と玉砕だけなのか

第二次世界大戦・太平洋戦争を戦った、日本軍と日本兵にどのようなイメージを抱くか。記事タイトル通り、”バンザイ突撃”や玉砕に追い込まれた悲惨さと、種々の愚かさとでもいう感情的なものか。また、史実に基づく戦記・戦史やドキュメンタリーから、映画で…

「早すぎた」老老介護と家族についてのボヤキ 

まず、今ならもう少し話題になっていた新書なのではないか、という感想である。20年前の新書である。『どこまで続くヌカルミぞ 老老介護奮戦記』(著:俵孝太郎 文春新書)は、老老介護における身体的・精神的苦労、そして家族との絆や愛情あってこそ、とい…

大人になって読む伝記 『奇っ怪紳士録』

この時期、”伝記”を読んだ記憶が蘇ってくることはないでしょうか。人物伝、偉人伝でもいいでしょう。今は”偉人”と銘打ってしまうと、定義づけが議論になるかもしれませんね。議論された偉人の定義に当てはまらない人々によって。一言多いか。 ある人物の生涯…

『「編集手帳」の文章術』の恐怖体験

ボケ防止に今から勉強しようと書店で”ボケにならない”ハウツー本を買って帰ると、同じ本が家の本棚に既に並んでいた。まったく同じ本は買わないにしても、「文章術」の類の本を買うにつけ、そんな笑い話が脳裏によぎる。 個人がSNSで毎時のように発信できる…

今さら池上彰の本を読んでいく

今さらなのは、わけがある。その著作量である。新品・古本、もちろん電子書籍でも溢れきっている。「どれを読めばいいか」の前に「どれか読んでみよう」というものだ。個人的には古本で格段に手に入れやすいのが嬉しい。そしてレクチャー形式で構成された本…

戦いを知る:戦国時代編 『戦の作法』

今だに戦国時代を題材にしたゲーム、特に歴史SLGを遊ぶことがある。だが元々戦国時代に興味があったかというと、私は逆だった。『信長の野望』や『天下統一』というゲームがあって、それらを遊びたくて日本史を紐解き、とりわけ歴史小説を読み漁ったのだ。ち…

令和に『霊はあるか』

住んでる地域の暑さにやられてくだらない記事タイトルにした。もう誰かやってるか。毎年この時期といえば、超常現象、霊の話題が旬だった頃を思い出す。書店には1コーナー設けられ、『ムー』に限らず小~高校までの学習誌に一面が割かれていた。テレビ番組で…

アーティストにあって欲しいもの 『フレディ・マーキュリー ~孤独な道化~』

流行は遅ればせながら、くらいが実は楽しいと思っている。後からついていって、ああ一時の喧騒だったのね、となるか、やっぱりこいつは本物だ、と再認識するか。そんな楽しみ方もむしろ”今どき”なのではないか。ましてネットの存在は、大勢で共感・共有する…

映画音楽雑感 武満徹 映画エッセイ集『映像から音を削る』

話題の映画を観に行ったら、疲れてしまった。作品がつまらなかったのではない。疲れてしまうのだ。作品の余韻以上に、何となく頭がガンガンする、体がじっとりとして重い。これはアクション映画に限らないし、今人気の体感重視の上映でなくとも、だ。そんな…

思えばまだ世紀末だった 吉松隆『世紀末音楽ノオト』

クラシック音楽の裾野を広げる、そんな活動が行われているのを生まれてこのかた、ずっとみてきた気がする。種々のファミリーコンサート、少年少女のため音楽会、午後のクラシック⋯パンフレットで演奏家のインタビューを読むと「これがクラシック音楽の裾野を…

引退 そのときに 『土屋耕一のガラクタ箱』から

引退したことはありますか。私は学生時代の部活くらいでしか経験がない。それも青春をかけて一心不乱に打ち込んだわけでもなく、そんな年次がきたから、じゃあね、程度の気楽な活動だった。現在もっとも間近に引退する可能性があるものと言えば、仕事を引退…

聴いて観て、観て聴いて CD『佐藤勝音楽祭』

久々に、これを楽しみにしていた、というCDが発売された。『佐藤勝音楽祭』(スリーシェルズ)のことである。2017/7/30・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールでのライブ録音。正直お蔵入りの不安がよぎっていた所だった。生粋の映画音楽作曲家、佐藤勝…

日本のクラシック・現代音楽シーン把握にも 作曲家・池辺晋一郎の『耳の渚』

池辺晋一郎という作曲家がいる。今、日本で数少なくなったクラシック・現代音楽の作曲家を肩書とする人物である。いや正確には「知名度ある」か。長らく『N響アワー』に出演していたため、その親しみやすいトークと”ダジャレ”で、その点十分かと思う。やや冗…

表現に悩んで書をたぐる

何だか表現に面白みのない、つまらない文章を書いているなと、ふいに思うことがある。それもつまらない悩みだ、というのは置いておいて。大抵、文章を書く調子がいいときである。このネタで色々書きたいんだよな、というときに限って表現が気に食わなくなる…

鯉のぼりと拉鬼(らっき) 日本文化が表現する力強さと色彩の魅力

こどもの日、端午の節句といえば鯉のぼり、そんなイメージで長らく生活してきた。特に成人して以降は驚きも大した喜びもない、毎年の行事、いや祝日の一つである。鯉のぼりを間近で見ることも少なくなり、各地のイベント化しているように思う。今日も全国ど…

帝王でも君主でもありませんが、『貞観政要』の君主論に学ぶ

特段素性は公開していませんが、私は所謂やんごとなき身分ではありません。やんごとなきの定義・認識は色々ありましょうが、学校で学ぶ日本史・世界史や国語の資料集に名前が出てくる人物もしくはその血縁でもないし、偉業を打ち立てた一族郎党がWikipediaに…

ネットの過ごし方と『論破力』

本のタイトルから受ける印象よりもずっと穏やかな内容だ。そして冷静、冷酷と言うより、むしろこの時代ならではの、筋の通った人間味を感じる。本書のテクニックを日常、特にネット上で活かすためには普段の思考、立ち振る舞いを見つめ直すことが重要だ。『…

酒にまつわる社会人心得の本を読む

この時期の書店には「社会人の教科書」・「~が1年目にやっておくべきこと」といった類の本がずらっと並んでいる。古書店の実店舗でも同様の光景を見かける。おそらく新生活の前に、あるいは新生活を迎えた人々が多く手にとっているのだろう。私自身もその一…

海外のビジネスマナーに関する書籍から見出す基本

海外在住・旅行系、ご当地情報系のブログが好きだ。理由は簡単、自分が書かない、知らないネタや情報で溢れているからだ。現地の写真掲載も楽しみの一つ。普段の生活で得難い新鮮味と想像を味わうことができる。これで文章も巧かったりするのだからたまらな…

世界史をまずは気楽に学び直したい

ニュースを目にしたときや、本を読むときに役に立つ。映画やテレビドラマを観るときも同じく。ゲームで遊ぶときだって、知識があった方が色々と楽しい。もちろん創作活動にもプラスになる。そう、今回は歴史、とりわけ世界史を学び直してみようという話です…

自分のブログをラ・ロシュフコーに斬ってもらう

はてなダイアリーからはてなブログに移行して、更新頻度を変えた。移行してブログのアクセス数が少し増えたからだ。どうせ趣味のブログと気ままに更新していたが、書いたことが検索に引っ掛かって読まれているのならばと、少しやる気になった。記事のバリエ…

気軽に学んで実践も? 論理力の話

最近思うところあって、読書の時間を増やしています。ところが実用書・ビジネス書の類をよく読んでいるせいか、「論理力」や「論理(的)思考」が必要だ、という記述を度々見かけるようになりました。そんなこと至極当然だと言われるかもしれませんが、学生…

『ウルトラマン誕生』 実相寺昭雄と特撮の夢

特撮に何を求めているのですか、と聞かれたら、なんと答えたらよいのか。ふと考えることがあり、久々に『ウルトラマン誕生』(著:実相寺昭雄 ちくま文庫)を読み直していた。 『ウルトラマン』をはじめとした監督として知られ、特にその独特な演出で名前が…

世間の話題を「政治・経済」「倫理」の問題集から学び直してみよう

ニュースや各種SNSを見ていると話題になっている。ちょっと賛同したくなったり、「あれ?」と疑問を抱いたりする。流行りの書籍が気になって読んでみると、言葉や内容についていけなくなる。自分から積極的に話題にしたり、議論したりすることはないが、ポイ…

「それって、○○ってこと?」という問いかけが頭の中でせめぎ合う

意見や相談、説明から感想・考察、そして賞賛と非難等々、何かしらの会話・議論がネット上の各種SNSや掲示板で日々繰り広げられている。ここ、はてなの界隈でも同様だ。そのやり取りに参加することは基本的に、ない。ネットが一般化してきた昨今、自分が考え…

ゴジラの顔 日本の顔

今の日本でゴジラの「顔」というと、どの顔を思い浮かべるのだろうか。 やはり最近ヒットした映画「シン・ゴジラ」の”第4形態”だろうか。それとも原点として語り継がれる1954年の”初代”だろうか。はたまたTOHOシネマズのシンボルとなっている”平成ゴジラシリ…

都内で年末近くにベートーヴェンの交響曲第9番『合唱付』を聴きに行く

ベートーベンの交響曲第9番『合唱付』の話題を毎年この時期に何かしら記事にしている。クラシック好きにとって、格好の話題といえるだろう。そんな『第9』の総括ではないが、巷の演奏会がひとしきり終了したのを見計らって放談したい。 年末に『第9』を聴く…

エッセイの感想とおいしいフランスのパンが食べたい

28日は仕事を休みにしていたので悠々自適に過ごすことができました。普段から急な対応に備えて柔軟に働いており、休みを迎える前に慌てることもありませんでした。もちろん仕事や休暇に対する職場の理解・サポートも十分で、つくづく今の職業には満足してい…

クラシックの「マイナー」今昔雑感と演奏会の感想

趣味の世界には、大方、マイナー、マニアックな世界がある。あるいは趣味自体が、そう言われることもある。クラシック音楽(鑑賞)にも、マイナーと呼ばれる領域がある。大体クラシック自体、「マニアックな趣味」という認識も根強いだろうか。例えばほんの…

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