デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

2015-01-01から1年間の記事一覧

2015年クラシック音楽他の話題雑談

今年は自分の興味ある分野で色々動きがあり、記事を作るのに困らなかった(更新頻度はともかく)。また、これまでは記事を公開することに対して、必要以上に責任や公平性みたいなものを意識していたが、それらを大きく踏み外すことなく、良い意味で肩の力を…

指揮:山田一雄に期待して・・・

没後20周年(2011)・生誕100周年(2012)を迎えて以来、指揮者・山田一雄の自作の再演や過去に指揮した演奏の発売が比較的長期間続いている。かなり嬉しい状況だ。山田一雄の実演に触れたことは、残念ながら、ない。私がクラシック音楽、日本人作曲家の音楽…

2015年に聴いた音楽

今年は気になった音楽は比較的記事にしたつもりだが、実は単独で記事にしたいネタがまだまだ残っており、話の枕としての意味も込めて、購入して聴いたCDの話題をやりたいと思う。・エド・デ・ワールトの指揮はこれまでマーラーの交響曲全集やワーグナーの管…

今年の暮れはショスタコーヴィチ交響曲第7番

既に今年は仕事納めをしており、悠々と年末モードに入ったのだが、かねてから楽しみにしていた演奏会に行ってきた。今年最後のコンサートは交響楽団CTKの第2回演奏会(2015/12/26・横浜みなとみらい大ホール)。17:20開場、18:00開演なので昼間の買い物がて…

クリスマスイヴにマーラー

時節柄思い出し、ハイティンクとアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のクリスマス・マチネー演奏集から、マーラーの交響曲第4番、第5番を聴いていた。本来なら25日に休みでもとってゆっくり聴きたいものだが、それはこれから先の休暇の楽しみにとって…

『ガールズ&パンツァー 劇場版』本編・感想(その2) TV本編・OVAの流れを汲んだ映画として

先月公開された『ガールズ&パンツァー 劇場版』が結構ヒットしているようで、既に来年の上映・入場特典までも予定されています。正直「年末までは厳しいかな」と思っていたのですが、杞憂でした。12/5(3週目)の川崎チネチッタ舞台挨拶で、観客に挙手アン…

『ガールズ&パンツァー 劇場版』公開3周目 舞台挨拶(川崎)雑談

個人的に先月から土日に色々な楽しみが多すぎて、話題のタイミングがずれてしまいましたが、『ガールズ&パンツァー 劇場版』が12/5で公開3周目を迎えました。初日に観に行って以来、主に平日の仕事帰りに楽しんでいたのですが、ウサギさんチーム見たさもあ…

CD『ガールズ&パンツァー 劇場版 オリジナルサウンドトラック』の感想

映画公開後はおそらく店頭でもネットでも入手困難になるのではと思って、映画公開前の発売日に購入しておいた『ガールズ&パンツァー 劇場版 オリジナルサウンドトラック』だが、やはり人気のようで、この記事を書いた時点でAmazonでカテゴリ1位、一時的に在…

夜の「海道東征」展

信時潔の没後50周年記念プロジェクトとして、先週辺りからイベント・演奏会が続いていおり、楽しんでいる人・楽しみにしている人も多いことかと思う。先週は大阪で演奏会があり(追加公演もしている)、今週からは東京芸大を中心に「海道東征」演奏会(11/28…

『ガールズ&パンツァー 劇場版』初日公開 見どころと感想

かねてから楽しみにしていた『ガールズ&パンツァー 劇場版』が公開日を迎え、さっそく初日から観に行ってきました。プレミア前夜祭で鑑賞するかさんざ迷いましたが、やはり感想が一斉に解禁になる今日を待って観ることにしました。もちろん、そうは言っても…

今年のベートーヴェン交響曲全集チョイス

ベートーヴェンの交響曲全集は、毎年最低でも1セット購入して聴いていると思う。俵孝太郎ではないが、ベートーヴェンは聴いておかないと、何となく落ち着かない。お気に入りの全集を楽しみつつも、未知の録音は、新たな発見がありそうと思って手にとってしま…

ティシチェンコの弦楽四重奏曲全集がお気に入り

室内楽や器楽は、全集やBOXをドカンと購入してまとめ聴きをしている。体系立てて回収しつつ、その中で気に入った曲は他の単発盤を漁るというスタイルだ。最近そうやって聴いている中で、一際面白かったのがティシチェンコの弦楽四重奏曲全集(Northern Flowe…

『ガールズ&パンツァー』劇場版一週間前交々

もう間違いなく公開されるであろう、『ガールズ&パンツァー』劇場版だが、本編の凄まじいネタバレもなく、今のところ箝口令もいい感じだなという印象である。やはり劇場で本編を観て驚きたいし、感動したい。宣伝の効果や存在を否定はしないが、宣伝を見る…

ゲーム収集雑談

『提督の決断』シリーズと並んで、もう続編はないであろうコーエーのSLG『太閤立志伝5』PC版(KOEI The Best)まで、いつの間にかプレミア価格になっていた。一時は投げ売り状態ながらも、ゲーム自体の評判は良かったので、そのうちとは思っていたが・・・。…

演奏会「GIRLS und PANZER Herbst Musikfest 2015」の感想

11/3は楽しみにしていたガールズ&パンツァーのイベント、「GIRLS und PANZER Herbst Musikfest 2015」(よこすか芸術劇場、指揮:栗田博文・東京フィルハーモニー交響楽団)を聴きに行きました。チケットについて、1回目(昼の部)は売り切れ、2回目(夜の部…

CD『伊福部昭の芸術 20周年記念BOX』雑感

それにしても、『伊福部昭の芸術 20周年記念BOX』には驚いた。まずリマスタされた『芸術1〜4』を聴き直すつもりで『芸術2』から聴き始めたのだが、単発で発売されたディスクに比べて、左右の分離が凄まじい。オーマンディ=フィラデルフィア管が残した70年台…

『ガールズ&パンツァー』劇場版 本予告公開

10/28に劇場版の本予告が公開されました。まだまだお話の全貌はわからないですねぇ。ワクワクします。雰囲気はTVシリーズに近いものに戻してきた感じがします。サンダースはどういう風に関わってくるのでしょうかね。シャーマンも出るのかな。キャラクター、…

使用しているオーディオ

やはり書いておかなければならないな、と思って書くことにした。音楽鑑賞に使っている機器(オーディオ)のことである。今一番興味のある、クラシック音楽の音源(CDでもLPでも配信音源でも)のレビュー・感想を読んでみると、使用機器・再生環境が不明な感…

アニメと声と戦車と投稿

実はアニメ作品のタイアップラジオ・声優のラジオというものに興味が無い。始めは一応興味を持って聴いてみるのだが、アニメ作品本編に関係のない番組の構成や声優のパーソナリティに面白さを感じることができず、自然と聴かなくなる。これまでそういう番組…

『ガールズ&パンツァー』劇場版・公開前の愉しみ

『ガールズ&パンツァー』劇場版の公開まであと1ヶ月という時期になりました。大体この時期くらいでしょうか、公開予定作品を意識するのは。私は公開日に観たいと思う作品は、公開前1ヶ月前後の時期にソワソワしといて、公開直前頃にゆったりと構えられるよ…

『ガールズ&パンツァー』劇場版の音楽情報雑感

劇場版の公開まで2ヶ月を切り、ジワジワと盛り上がりをみせてきている『ガールズ&パンツァー』だが、サントラ人気も後押ししてか、ハイレゾオーディオのムックでも看板になっている。まあ4万枚も売れて、ハイレゾ音源配信でも人気とくれば当然注目されるで…

『ガールズ&パンツァー』劇場版情報とストーリー雑談

PVが公開されてから、大きな新情報がないガルパンの劇場版だが、今更Amazonでネタバレ情報を見つけてしまった。とは言っても、もちろん内容の核心に迫るようなものではない。最近は、商標やら内部のリークでも瞬く間にネタバレが広まる。ネタバレは知ってし…

クラシック音楽・名曲を拘って楽しむ 第4回

クラシック音楽を趣味とする界隈で、好きな演奏・録音を「これさあえれば他はいらない」「○○(作品名)の演奏は○○(演奏家・団体)に止めを刺す」、などと評していることがある。比較的息の長いフレーズで、ネット上で検索すれば一字一句同じでなくとも、同…

泰然として安部幸明

作曲家本人が望んだ名前の浮き上がり方ではないだろうな、と思いつつも、終戦の詔書(玉音放送)や『皇紀二千六百年奉祝楽曲集』を聴いていて、この夏は安部幸明のことを思い出していた。広島出身、紀元二千六百年奉祝交響楽団への参加、海軍召集経験・・・…

玉音放送と現代の技術で趣味に寄せる夏

やはり状態の良い原盤の存在と現代のデジタル技術は侮れない、と思った8月だった。 歴史的舞台、鉄扉開く 自らの玉音放送聴いた御文庫付属室 再生原盤は昭和天皇独特の抑揚を明瞭再現 (2015.8.1 産経ニュース) 今更でもあり、詳細と音声はリンク先で確認し…

CD『伊福部昭百年紀Vol.3』を聴く

いやもう、色々吹っ飛んでしまった。昨年11月に行われた演奏会「伊福部昭百年紀Vol.3」(すみだトリフォニー)で、アンコールに観客全員でファロ島島民の大合唱(「キングコング対ゴジラ」より)をやったのだが、これが本当に楽しかった。おかげで当日演奏さ…

『Age of Empires 2』を久々に遊び直す

日本のゲーム以外もやってますよ、とアピールしつつ出てくる名前は結構古いゲームだが、やっぱり『Age of Empires 2』は面白い。高いPCスペックもいらない(それでいてこの面白さと完成度)、『Age of Empires Collectors Edition』が入手容易、とくればまた…

吉川英治と吉田松陰

最近、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の評判が良くないとニュースで見かける。その度に、吉川英治の『われ以外みなわが師』というエッセイ集を思い出している。この本の「僕の歴史小説観」というエッセイで、吉田松陰の小説をなぜ書かないのか、という話をしていて…

レコード収集のこと

居住スペースの都合で、正直あまり集めたくはないのだが、CD化されていないクラシック音楽の音源はレコードで収集することもある。特に日本人作曲家や旧ソビエト時代のメロディア音源(若い頃のテミルカーノフやマキシム・ショスタコーヴィチ等の演奏)を集…

芥川也寸志のピアノ作品補足雑談

芥川也寸志のピアノ作品の話をするのを忘れていた。先日紹介した花岡千春の日本人作曲家シリーズで『こどものためのピアノ曲集 24の前奏曲』が聴ける。この作品、なかなかCDを見つけられず(レコードは持っていた)、待望の録音だったのだ。こういう音源を積…

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