デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年音楽その他の話題雑談

今年の始めは戦車のアニメが劇場公開されるから話題が途切れないな、と思っていたら結局公開日が来年6月に伸びてしまった。そんな感じで思惑通りにいかなかったこともあったが、はてなブログ移行とその他ブログカスタマイズに合わせてそれなりに記事のバリエ…

都内で年末近くにベートーヴェンの交響曲第9番『合唱付』を聴きに行く

ベートーベンの交響曲第9番『合唱付』の話題を毎年この時期に何かしら記事にしている。クラシック好きにとって、格好の話題といえるだろう。そんな『第9』の総括ではないが、巷の演奏会がひとしきり終了したのを見計らって放談したい。 年末に『第9』を聴く…

エッセイの感想とおいしいフランスのパンが食べたい

28日は仕事を休みにしていたので悠々自適に過ごすことができました。普段から急な対応に備えて柔軟に働いており、休みを迎える前に慌てることもありませんでした。もちろん仕事や休暇に対する職場の理解・サポートも十分で、つくづく今の職業には満足してい…

第63回有馬記念に寄せて

今年は競馬関連の記事を少し書いたので、改めて話題にしたい。もちろん、単なるレース回顧や(聞いてもいない)収支報告の記事にしたくないという、多少捻くれた思惑はある。ギャンブルに対して嫌悪感を示す向きには各種事情があるだろうから、広く読まれる…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その12 一発屋

配信サイトは色んなジャンルの音楽が検索できて、ジャンルの垣根を越えて行き来しやすいからこそ、素晴らしいとは思いませんか(検索の精度はともかく)。これがショップの「〇〇(ジャンル)のコーナー」を物色していると、ある程度ジャンル分けされていて…

クラシックの「マイナー」今昔雑感と演奏会の感想

趣味の世界には大方、マイナー、マニアックな世界がある。あるいは趣味自体がそう言われることもある。クラシック音楽(鑑賞)にも、マイナーと呼ばれる領域がある。大体クラシック自体、「マニアックな趣味」という認識も根強いだろうか。例えばほんの少し…

『怪獣娘(黒)~ウルトラ怪獣擬人化計画~』の感想 期間限定劇場公開に寄せて

ウルトラマンに憧れた純粋な少年時代から早幾年。頭と心は少年のつもりでも、アダルトな性的嗜好を肥大化させ、汚い欲望と濁った目を持つようになった大人たちの妄想を具現化した『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』の新作が11/23から劇場公開されたので観…

『ガールズ&パンツァー最終章』第2話情報・他雑談

先日『あんこう祭』も開催されたので、公式がどういう情報の出し方をするのかと待っていたら、目立ったトピックもなく時間だけが過ぎてしまいました。とは言え少し書き留めておきたい『ガールズ&パンツァー最終章』第2話にまつわる雑談を今更ながら。 『最…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その11 秋とブラームス

配信サービスで音楽を聴いていると、「こんなのもオススメ」というアーティストや音源が表示されますね。あれは悪魔ですね。ちょっと気になってリンクを辿っていくと、ジャンル関係なくピンとくる曲があって、しばらく音源漁りしちゃいます。人のオススメな…

普段容姿を意識しない職業・人物の”顔出し”は気になるか

とても気になる。記事タイトルを受けて、いきなりスパッとした所感から入ってしまった。具体的にはどう気になるのか。「顔なんて別に見たくないけど、実はちょっと見たい気持ちもある。でも見たら、見なきゃよかったって思うかもしれない」という具合だろう…

「ズルさ」に潜む優しさと堅実さを読む

新書の流行り廃りは分かりやすく、なかなか残酷だ。目につくタイトルと内容の面白さ・明快さで一世を風靡した書籍も、1年、いや1年も経たないうちに中古で底値がつくようになる。爆発的な注目を浴びた著者も続刊で人気が続かないと、売れもせず話題にもなら…

指揮:山田一雄に期待して・・・その2 山田一雄とチャイコフスキー交響曲第5番

山田一雄(1912-1991)という日本の指揮者に興味を持って久しい。新たな音源の発売は今でもチェックしている。没後20周年(2011)・生誕100周年(2012)を迎えて以来、細々と音源が発掘されているのを見るにつけ、そんなファンは今でも一定数いるものだと推…

新書『かかわると面倒くさい人』から掻い摘んで

どんな本でも役に立つこと、参考になるポイントはある。そんなことを読み終えて反芻してしまった。本の内容を要約し、ポイントをまとめ、不明な用語を調べたり、メモしておく・・・比較的知られた読書の技法だと思う。論理的思考を鍛える手段としても度々紹…

『ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編』の感想 劇場公開・MX4D上映に寄せて

第3弾の来場者特典が発表された劇場公開中の『ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編』。元々BD・DVDで発売されていた”総集編”ではありますが、この機に感想を書いておきましょう。基本的に本編を視聴している前提の文章です。※画像をタッ…

落語を気軽に楽しんでみる 落語とウルトラマン

もう記事タイトルだけで何となく察したという方にはご明察、と言うより他にない話です。多分あの落語家の話がしたいんでしょ? その通りだよ! いかんいかん、無駄にいきり立ってしまった。アイキャッチ画像でもバレバレか。 落語とウルトラマン 文藝春秋の…

感想・レビューを読んで白けるポイント

自分の趣味や嗜好には感想やレビューの類がつきまとう。音楽・映画鑑賞、TV番組、読書や食べ物⋯。自ら発信することもあるし、やはり他人がどう思い、表現しているかは気になる。世間との意見の一致・不一致だけではなく、対象について納得し、理解を深める機…

曲と演奏の意図 『オーケストラの読み方』から

クラシック音楽が好きで、やはり交響曲、管弦楽曲といったジャンルは外せない。特に弦セクションの働きによって、曲の好みが決まることが多い。そんなクラシック音楽、オーケストラの曲を聴いていると、楽譜が気になってきたので、スコア・リーディングの入…

チャージマン研!ライブシネマコンサート 【宮内國郎特集】VOL.2に行く

ねぇ今日も『チャージマン研!ライブシネマコンサート 【宮内國郎特集】VOL.2』行くだろ? モチ代、あんな楽しくっておいしいもの他に無いんだもの。よし決まりだ、急ごう。今年2月に作曲家・宮内國郎の生誕と偉業を称えるべく開催されたコンサートが10/8に…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その10 序曲、組曲、名曲集

前回、「Spotifyでちょっと勘弁してほしいこと」という番外記事を書いたんですが、結構重大なことを忘れていました。Spotifyに限りませんが、配信サイトって、演奏者・録音データが簡素・不明なことが多いのね。収録日・場所、演奏者等の詳細はレーベルのサ…

生誕110周年・ショスタコーヴィチ交響曲全集を聴く 第8回 交響曲第8番

先月生誕112周年を迎えたばかりの作曲家、ショスタコーヴィチの生誕”110”周年を記念して、新生メロディアが発売した交響曲全集ボックス(10枚組 MEL CD 10 02431)から、今回は交響曲第8番の話です。このボックスは現在、音楽配信サイトSpotifyで無料配信さ…

伊福部昭のほんの少し珍しいCD・レコード

お買い物自慢の記事です。なんてことはなく、ちょっと実店舗を巡回し、ネットで検索しているときに見つけたCD・レコードの紹介に過ぎない。ハッキリ言ってそれほど労力もかけていないし、そんな意識もない。大体こういう収集は上には上がいるものだし、所有…

「感想」を書く時に気にしていること

”気をつけていること”にしなかったのは、自分でもついやってしまったことがあるからです。音楽から映画、ドラマ、アニメ鑑賞、読書⋯これらの趣味で発信される、あるいは発信する「感想」で、注意していることがある。「面白い」という感想しか書かない、「つ…

寿司屋にて

カテゴリやグループの整理をしていて、これまで適当に分類していた「雑談」に喝を入れたくて、少し工夫していたつもりなのだが、書いてみるとなかなか上手くいかないものだ。センセーショナルなことを綴っているつもりもなく、日常の話だから嘘くさくならな…

忘れたくない「日本のうた」と新書

新書が好きだ。程よい文章量に手軽なサイズ、そしてジャンル不問のラインナップが興味を惹く。そんな新書で自分の趣味、クラシック音楽からたどり着いた「日本のうた」にまつわる内容のものがある。『これでいいのか、にっぽんのうた』と『演歌のススメ』(…

ビールの嗜み方

お題「好きなビール」 未成年者も利用するブログなのに、お題スロットにこんなお題があるのはいかがなものか。まあ、そんな論拠穴だらけが露呈しそうなご意見番を気取ってもしょうがないか。というわけで今回は18禁、はまだ先の、20歳を過ぎてからの記事。記…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 番外編 Spotifyでちょっと勘弁してほしいこと

配信サービスで楽しい音楽生活! クラシック聴きまくるぞ! もうCD買わなくていい! 有料配信もいらない!とまあ、そこまでのテンションでもないし、CDやレコードも場合によっては買っているのですが、便利ですよ配信サービスは。私はSpotifyやNML(ナクソス…

戦争と生き方 『「ゴジラ」とわが映画人生』に寄せて

本多猪四郎(1911-1993)という映画監督がいた。『ゴジラ』を始めとした多くの東宝特撮映画で監督を務めた人物だ。最近ヒットした映画『シン・ゴジラ』や『パシフィック・リム』の話題でその名前を見かけた・知った人もいるだろう。その本多猪四郎が生前残し…

作曲家が小説を書く 日記も書く 『プロコフィエフ短編集』

作曲家の書いた文章を読む機会は比較的多い。音楽技法から自作・他作の解説感想、日記、寄稿文⋯現代に近づくにつれて、「文章は読んだことがあるけど、曲は知らない」という認識をされている”本業”作曲家もいるのではないか。そんなところで、作曲家としての…

鍋を使った簡単な料理の本で楽しむ

自炊すると言っても、日々レシピを考え材料を買い料理するのは億劫だ。日々の仕事等で疲れた後など、一層面倒だ。そんなときに、鍋料理、それも鍋ひとつでできる料理のレシピに頼っている。作り置きして数日に分けて食べることも可能だ。小林カツ代の切って…

ひとりの時間の過ごし方

お題「ひとりの時間の過ごし方」いつもひとりです。それは置いておいて、話題に困っているわけではないのですが、初めてお題スロットを使ってみることにしました。いきなり表示されたお題を使うのはシャクなので、一回だけ回す。そうしたら今回のお題でした…

スポンサーリンク