デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

寿司屋にて

カテゴリやグループの整理をしていて、これまで適当に分類していた「雑談」に喝を入れたくて、少し工夫していたつもりなのだが、書いてみるとなかなか上手くいかないものだ。

センセーショナルなことを綴っているつもりもなく、日常の話だから嘘くさくならなければ良いなと思っていたのだが、前後の記事の流れからすると、少々突拍子もない。アクセス解析を見ても、やはり普段の偏屈で独善的な趣味の記事の方が、長い目で見ると閲覧されている気がする。

それでもやってみるのは、他人の記事を見ると、肩の力が抜けていて良いなあ、と思うことがあるからである。何が求められてウケるかというのは、ブログの目的として追求したほうがよいのだろう。だが一方で、記事の内容に責任を持って、まずは書いてみたら、とふと考えることがある。それがまた前のめりになっているのか。まあいいや。

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カウンターで注文する寿司、とりわけ立ち食いの寿司屋にたまに行くのだが、客が多いときなど、なかなか自分の注文ができなくてイライラしてしまう事がある。寿司屋の忙殺されている様子をうかがって、注文のタイミングを逸してしまうのだ。せっかちなクセに、遠慮がちな気質なのだ。

そんなことが何回かあって、しばらく寿司屋に足が遠のいたのだが、先日空いてそうな店を見つけてつい入ってしまった。そうしたらご多分に漏れず混んできて注文が殺到し、また注文しづらくなってしまった。


またか、やっぱりこうなるからやめときゃよかったとイライラしそうになったときに、ある客に寿司職人が「すいません、お待たせして」みたいなことをふと話しかけた。そうするとその客は別段怒りもせずに、

「いいよ、順番だから」


と流した。イライラが一気に静まった。月並みだが、粋だな、と思ってしまった。
寿司屋に行けるようになった。

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