デジタルエンタテイメント断片情報誌

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SpotifyとNMLでクラシック音楽 番外編 Spotifyでちょっと勘弁してほしいこと

配信サービスで楽しい音楽生活! クラシック聴きまくるぞ! もうCD買わなくていい! 有料配信もいらない!

とまあ、そこまでのテンションでもないし、CDやレコードも場合によっては買っているのですが、便利ですよ配信サービスは。

私はSpotifyやNML(ナクソス・ミュージック・ライブラリー)、特にSpotify中心に使っていますが、もちろん他のサービス、例えばAmazonプライム辺りでも同じことですね。
www.spotify.com

そんなわけで、いつもはテーマに応じたクラシック音楽の紹介をする記事を書いているのですが、今回は配信サービスSpotifyを使っていて困っちゃったことを中心に記事にしたいと思います。良いことづくめとは限りませんから、気をつけてねというわけです。

Spotifyこの3つは何とかしてほしい

それでは私がSpotifyを使っていてイヤな気持ちになるとき、3つ。


- 無料で使うとすごいタイミングでCMが入る

クラシック音楽は特に「音楽の間」、つまり静寂の瞬間も重要。しかし無料でSpotifyを楽しんでいると、曲が終わってすぐに音声広告が⋯。特に楽章制(第1楽章、第2楽章⋯)の音楽で、静かな楽章の後に「デデデデッ、デデデデッ」とやられた日には、もうね。


- 音源がきちんと再生されない

これは配信音源で特有かもしれない。音源がきちんと登録されていなくて、聴けない状態なのだ。

例えばこのユーリ・アーロノヴィチ指揮ケルン・ギュルツェニヒ管のドヴォルザーク交響曲第8番。全4楽章の音楽。CDでお気に入りの音源だったので、喜び勇んで再生すると、なんと第3楽章の再生時間が0:01。通常8分前後の、甘美なメロディが印象的な楽章なのだが⋯。

ちなみにこの音源は元々ボックスでCD販売されていた内の一枚で、ボックスごとSpotifyに登録されている。そちらは問題なく登録されているので、こちらで楽しめばOK。何だかなあ。


- 登録された音源の中身が間違っている

最後のこれが大問題。クラシックに限らないが、これは徹底的に修正してほしい、痛いミス。プレイリストに別の曲や、別の楽章を登録しているのだ。例えばAという曲のはずがBという別の曲が登録されている、第1楽章だと思ったら第4楽章が登録されていた⋯⋯こんな感じ。他の配信サービスでどのくらいの頻度かは知らないが、ちょくちょく見かける。

まずこのスワロフスキー指揮南ドイツ・フィルのブラームス交響曲全集。プレイリスト通りに再生すると、第4楽章がいきなり再生される。そして第1楽章は最後に再生される。いきなりクライマックス。

アンチェルが指揮したスメタナ・ドヴォルザーク・ムソルグスキーを聴こうとすると、スメタナの曲のはずが、いきなりムソルグスキーの『展覧会の絵』。なぜか11曲目のムソルグスキーの曲がスメタナ。しかもその後のドヴォルザーク(交響曲第9番「新世界より」全4楽章)なんて、全楽章が『展覧会の絵』に混じってバラバラに登録されているという有様。さすがに元のCD(音源)は、こうなってないだろう⋯。

これは知っている曲ならこちらでわかるが、初めて聴く曲だったらどうするんだ、という由々しき問題なのだ。特に私が漁っている、音源の少ない現代音楽で起きていたらと思うと、ゾッとする。どうやって確かめるのよ。プレイリストを鵜呑みにして感想が書けないじゃないか。

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配信サービスでこんな事態に直面したら

いかにも使っていて安直に思いついたネタだって? いやぁ⋯問題提起ですよ。それも大げさか。

まあ最初の広告については「有料サービスに登録してね」ということで私はとっくに移行していますが、後2つはね、やっぱりしっかりしてくださいよ。⋯こちらもマメに連絡したほうがいいのでしょうか。

こんなことからも、まだまだCD、音源を購入できる機会はなくなって欲しくはないんだなあ。面倒だなあ。

次回の記事はこちら:

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