デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

仕事

今更電子辞書の魅力を思う

電子辞書をここ最近趣味でも使っている。たまにはPCやスマホを気にせず、読書をしたい。そのときの調べ物用である。ネットで検索して「〇〇ってよく使いますよね? 〇〇の意味について調べてみました」といった定型文から始まる記事を一々読みたくないし、そ…

発出した後、された後に『論語』

今世間のことがとても気になる。ニュースを慎重に見るようになった。だが草の根にまで新情報を求めてはいない。まして床屋政談ならば、既に各種メディアに溢れている。気にしているだけでは有意義な自宅の過ごし方ではないと、普段の生活に加え、教養を意識…

非常時に非常時の食事に寄せて

自宅で仕事をするようになったのだが、むやみに外に出るわけに行かない。最低限の買い物以外はどこにも出かけない。元々それほど外出する性分ではないので、家にいることの窮屈さはさほど感じなかったものの、ある種の緊張感はそれなりに持続させてきたつも…

記入もチェックもミスなく そしてナメない

進学や就職といった新生活を始めると、書類に記入したり、文書を作成する機会が増える。届出書、申請書、報告書⋯。何度も書き直したり、記入漏れがあって期日ギリギリの手続きになった経験もあるのではないだろうか。この時期そういった書類を頻繁にチェック…

知らない街を歩いてみたいか

歩いてみたいからといって、すぐ行けるとは限らない。そして遠くとも限らない。どうぞ、と勧められて是非是非と言いたくなる場所とも限らない⋯。今回の話題は旅行の話、観光の話から切り出したい。普段から海外在住・旅行ブログを読むのは好きだ。ただ今回は…

まずは問題集と読書術から 哲学入門に入門 序

哲学に入門したい。この世の思考や思想に改めて触れていきたい。学生時代の授業、あるいは教養科目として選択したことはある。興味は湧いた。それでもすぐに頭から抜け落ちた。その後試験のために勉強することもなかったと思う。いや、少ししたか。記憶も定…

海外から見た日本の日常を読む

ここ最近、日本だけでなく外国のことを気にしている。特にヨーロッパやアメリカの話題に触れる機会が増えた。とは言え人々の生活、日本との違い、外国から見た日本⋯⋯もっと身近な、生活に即した視点から知りたい。気恥ずかしいが平時はどうも目が行き届いて…

青春から”今”に通じるものは 亀井勝一郎『青春論』

青春について書かれた本を、「青春時代」とされる年齢の頃には、多分手に取らなかった。”中学生でもわかる~”みたいなタイトルの本を中学時分に敬遠していたのと似たような、ごく感情的なものだと思う。ところが自分自身だけでなく、他人の生き方や考え方ま…

1月の終わりに雪を見た

なにも珍しいことではない。雪が降らないことも、降ることも。地域による違いを雄弁に語りたいわけではない。私にとって雪は、今だはしゃぎたくなる、冬の楽しみである。童心に帰るとは大げさだが、雪が降り出すと、どうにも外の景色が見たくなる。職場では…

読書のための読書をして

自分の「読書の仕方」って、これでいいのかな? と考える人は世の中にも少なくないようで、古典から新刊まで常に書店や通販サイトに溢れている。私も見つけてはつい読んでしまう。だいたいこの手の本はとても平易で読みやすい。そして文章が優しい。読んで読…

年末に生きる糧

休みたいと思っていても用事や仕事がある。休んでも何かと忙しない。余暇のはずがくたびれる。この時期は大体そんなことを思い浮かべる。わざわざこの12月に色々と集中させなくても⋯分かってはいても、毎年繰り返していないか。 そんなことを考えながら、『…

クリスマスと休養

やはりどちらかが休みの日でもないと、なんとなく特別な気分にならないものだ。この12/24と25のことである。2019年はどちらも平日であった。26日もだ。そんなものだから、ケーキは25日か、26日に買って食べようと思っていた。イブの方を楽しみにして生きてき…

司馬遼太郎の書いた名言集 『ビジネスエリートの新論語』

本のタイトルで、少し損をしているように思う。元々司馬遼太郎がつけたタイトルは、『名言随筆サラリーマン ユーモア新論語』だったそうだ。こちらのほうが少々野暮ったくとも、鼻につく感じがなくて、よかった気がする。いっそ原題で、と誰か声を発しなかっ…

『スタンフォードの自分を変える教室』で自分の意志力は変わるのか 第3回

巷で話題になった(らしい)書籍の文庫版を今さら読んで少しでも血肉に変えようという、いわゆる学習報告記事の第3回目です。現在は「意志力」のエクササイズ、『スタンフォードの自分を変える教室』(著:ケリー・マクゴニガル 翻訳:神崎 朗子 だいわ文庫…

『スタンフォードの自分を変える教室』で自分の意志力は変わるのか 第2回

巷で話題になった(らしい)書籍の文庫版を今さら読んで少しでも血肉に変えようという、いわゆる学習報告記事の第2回目です。今回は「意志力」のエクササイズ、『スタンフォードの自分を変える教室』(著:ケリー・マクゴニガル 翻訳:神崎 朗子 だいわ文庫…

『「分かりやすい説明」の技術』があると、モテるのかもしれない

内容もさることながら、本の帯に納得してしまった。 『「分かりやすい説明」の技術』(著:藤沢晃治 講談社ブルーバックス)を読んだ。目的は仕事だけではない、自サイトの体裁を見直すためだ。はてなブログに移行して、ちょっとアクセスの具合が良くなり、…

『スタンフォードの自分を変える教室』で自分の意志力は変わるのか 第1回

話題の単行本が文庫化・新書化するのを待っている。一時の話題で終わったのか、それなりに読まれ売れたのか判断するに丁度いい。書籍という媒体の性質から、すぐ飛びついて損をするより、様子を見て⋯という戦法が功を奏すことが少なくない。最近は文庫化する…

派手でなく、素朴に、身近に、真面目に転職を考えたいときに読む本

会社を辞めたい、別の職場で働きたい、と考えたときに、身近な人間に話したりSNSで発信する人がいる。だが誰もが相談相手がいて、意思表明する場所を持っているわけではない。何より、「自分のことは自分が責任持って決める」と真剣に考えたときに、そういっ…

ビジネス書の古典から見直す”生き方”、”自叙伝”の捉え方

教科書にも出てくる歴史的な自己啓発本、誤解を恐れず書けばビジネス書の古典と思われる本が現代でも読める。 スマイルズの『自助論』(竹内均訳 三笠書房 知的生きかた文庫)である。スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫作者:サミュエル スマイ…

休みが明けるので、切り替えるべく残業と休日にまつわる本

休みのときに仕事のことは考えない方針なのだが、厳密にはそうでもない。こうして記事を書いたりするからだ。正直に書くとするなら、自分が今、本当に苦しんでないことは話題にできる、ということか。もちろん、苦しんだことはある。 働きだすと、残業や休日…

閑散とした贅沢と優雅

混んでいないときの飲食店の空気が好きだ。金を払ってそうしたわけでもないのに、貸し切りのような空間・時間がひどく贅沢に感じるのだ。最近仕事帰りに楽しみにしているのは、こんな余暇だ。だが誤解しないで欲しい。私はそれほど忙しい毎日を過ごしてはい…

新社会人・新入社員はPC操作でショートカットキーを覚えよう

最近新社会人や新入社員に関する書籍を漁っていた。自分がそういう人たちと接する機会があること、そして昔書いた仕事関係の記事が気恥ずかしくもこの時期になるとアクセスが増えるからだ。要は「どうせなら新しい情報を入れて、ついでに記事にして提供して…

ネットの過ごし方と『論破力』

本のタイトルから受ける印象よりもずっと穏やかな内容だ。そして冷静、冷酷と言うより、むしろこの時代ならではの人間味を感じる。本書のテクニックを日常、特にネット上で活かすためには普段の思考、立ち振る舞いを見つめ直すことが重要だ。『論破力』(著…

酒にまつわる社会人心得の本を読む

この時期の書店には「社会人の教科書」・「~が1年目にやっておくべきこと」といった類の本がずらっと並んでいる。古書店の実店舗でも同様の光景を見かける。おそらく新生活の前に、あるいは新生活を迎えた人々が多く手にとっているのだろう。私自身もその一…

気軽に学んで実践も? 論理力の話

最近思うところあって、読書の時間を増やしています。ところが実用書・ビジネス書の類をよく読んでいるせいか、「論理力」や「論理(的)思考」が必要だ、という記述を度々見かけるようになりました。そんなこと至極当然だと言われるかもしれませんが、学生…

「会社で昼寝」がもたらしてほしいもの

仕事が忙しいとき、疲れたとき、食事以外で休憩時間、とりわけ昼の休憩をどう使うか。人それぞれといえばそれまでだが、先日少々興味が湧いた記事を見つけたので語っておきたい。 mainichi.jp記事中にもある通り、厚生労働省が2014年に策定した「健康づくり…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 特別編 新生活や新社会人・新入社員におくる、仕事とクラシック音楽

新たな節目を迎える皆さん、ここらでちょっとクラシック音楽など聴いてみませんか。今、便利な配信サイトでクラシック音楽も無料からガンガン聴けるのです。教養? 高尚? 最初の動機は興味と好きだから、で十分です。既にSpotifyを利用している方は、是非ク…

新生活や新社会人・新入社員にお薦めしたい「読書」の指針

とりわけ今の時期がそうだが、「新社会人」や「新入社員」をターゲットにした読書・本の紹介記事をよく見かける。「読むべき本ベスト10」や「デキる新入社員になる20冊」⋯等々。記事の作成者の目的は様々だろうが、私などが読んでも「とにかく役に立つから是…

職場・ランチ・チョコレート

今週のお題「バレンタインデー」 共通の話題でどれだけオモロイ話ができるのか、みたいなのはネタの練習にも丁度良いので、なるべくお題は挑戦したい。などと書いておいて既に先週分はギブアップしました。就職・転職活動を経て新たな職場で働き始めた時、些…

名言集と”自称”しない心意気

雪に風情を多少は感じる性分ですが、「蛍雪」などとは縁遠い存在です。しかしたまには学問、いや雑学に絡めて。書店等でいわゆる「名言集」が目につくことは多いかと思います。まず刺激的な本のタイトルと、1ページ・1名言のような構成が、手軽そうで惹きつ…

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