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『スタンフォードの自分を変える教室』で自分の意志力は変わるのか 第1回

話題の単行本が文庫化・新書化するのを待っている。

一時の話題で終わったのか、それなりに読まれ売れたのか判断するに丁度いい。書籍という媒体の性質から、すぐ飛びついて損をするより、様子を見て⋯という戦法が功を奏すことが少なくない。最近は文庫化するに加筆修正が加わることも多く、どうせなら「完全版」を手に入れたいからということもある。

そして何より新品・中古関わらずお得な値段になるのが嬉しい。電子書籍版は無料で読めることもあり、その差は大きい。

今回はそんな文庫の中から、「意志力」のエクササイズなぞやってみようと『スタンフォードの自分を変える教室』(著:ケリー・マクゴニガル 翻訳:神崎 朗子 だいわ文庫)を今さら読んでいこうと思う。

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

本書は10週の講座形式・トレーニング形式となっている。1週間の間に各章で学んだポイントを実際の生活に活かすのだ。だったらやってみようじゃないの、というわけである。

こういう本は1回の紹介記事で終わらすことが多い。他のブログを見てもその傾向がある。しかし、プログラミングや言語を習得する記事を私的に連載するのはアリで、こうした記事は駄目ということはないだろう。何より「ところでお前は実践してみたのかよ」と言いたくなるテンプレ紹介記事になってもつまらない。

もちろん効果があるか、実証するに期間が必要な内容ならば、「失敗談」も大いに役立つだろうという自堕落な目論見もある。ではまず第1章。

第1章 意志力とはなにか やりたいこととその振り返り

「意志力」とやりたいこと

「意志力」というのは「やる力」「やらない力」「望む力」の3つであり、まずは目下やりたいこと、それができない理由は何か特定するそうだ。今回やりたいことは、

ブログの更新はなるべく午前中にしたい。

これでいこう。実はこのブログ、予約投稿で毎日午前中に記事をアップしたいのだが、最近は仕事が終わって、食事して、家に帰って、寝る前になって当日分の記事を作るだけになってしまっている。まさにこの本を読んだきっかけです。なるべくというのは色々と”怯んだ”証拠として、敢えて残している。

ここで本書では、せめぎ合う2つの自己・自分がいることを考え、片方に名前をつけるそうだ。できれば思い出しやすい、おかしなものがいいとのこと。今回は”ブログの更新日数を継続させたい”自分を邪魔する、「皮肉な面倒くさがり屋」とでもしておこう。

正確には「ブログなんて良い記事書けば更新頻度関係なく読まれてるだろ、だけど書けない派」なのだが、長くてちょっと悲しくなったのでやめる。

振り返りとその方法

やりたいことをやるために、自己コントロールをする。振り返り、できなかった瞬間を把握することが重要である。今回の目標ならば明確だ。1週間のブログの更新状況を見ればいい。逆に言えば、これに焦った瞬間を思い出せばよいわけだ。

そしてもう一つ、自己コントロールのために簡単な手段があるとのこと。瞑想である。

瞑想って、率直に言えば胡散臭くてやる気がしなかった。だが今ではプロアスリートが取り入れていることで有名だ。スポーツに限らず、仕事や趣味においても大いに期待できそうだ。
www.huffingtonpost.jp

方法の紹介は省くが、本書のポイントはまず5分からでも始めて、習慣化させるということだ。

最後に

さて、コーヒーを飲んだり酒を飲んだりスマホをチェックしたり音楽を聴いたりせずに、まずは一週間ほど「やりたいこと」を目指してみたい。家に帰ってから思いついたのでこの記事は夜の更新だが、多分いつもより早い。

繰り返すが、この記事がオジャンになっても、良い証左だ。記事タイトルに第1回とか入れてるし。

次回はこちら:

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