先日話題にした『ガールズ&パンツァー最終章』第1話OVAのディスクと同時期に、『月刊戦車道 号外 第1号』が発売されました。予約販売後、すぐに品切・入手困難になってしまうことから、今回もすぐに手に入れた御仁も少なくないでしょう。3/30現在は、まだ在庫があるようです。
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この『月刊戦車道』については度々書いているのですが、発売されるタイミング故か既出の情報が多い上に、情報が薄い印象が否めません。しかもガルパン世界や戦車道の設定を説明する記事が掲載されるのですが、どうもその手の”設定好き”が悪ノリしているような、アニメ本編で許容されているユルさを無駄に締めつける文章が載っていて萎える時があります。
そうは言ってもオフィシャル物だし、ファンとしての収集欲もあり購入してしまうという⋯。まあそういうムックを読んでしまったのだから、せめてどういう内容かくらい感想を書いておこうという話です。
『号外 第1号』の感想
というわけで『号外 第1号』の感想です。『最終章』第1話の紹介については、まあダイジェストです。これは毎度のことで、このタイミングの記事ならしょうがないです。後々『最終章』のムックが出たときに繰り返される内容でしょうから、特に注目すべきはありません。
ただ、BC自由学園の事前策とみほが戦車戦の橋の上で実行したマーク4を使った機転については、どちらも”奇策”と称されており、私なども語彙に自信がある方ではないですが、奇策だと少しニュアンスが違うような気がします。
スタッフインタビューは劇場公開時のパンフレットとほぼ同内容の印象。脚本・構成インタビューです。しかし何でしょうね、これはネタバレではないと思いますが、インタビューを読む限り「やっぱり今回も何だかんだで大洗女子が勝ち進むストーリーなんだ」みたいな印象です。うーん。本編をどう構成するかは観ないとわかりませんが、個人的には少し萎えたかも。
『世界のミリタリー博物館探訪記』は写真を見るだけでも面白いですが、本編ディスクの特典にも同じようなのあったしなぁ。
あとはいつものイベント回顧と大洗にまつわるお店・人物紹介。次号予告については、本編の制作状況を察しても、特にないです。
前述の通り、ファンアイテムとしての収集を否定はしません。ただ『最終章』第1話関連で取り敢えず情報を補充するなら、パンフレットと『月刊モデルグラフィックス』2018年2月号を確保しておけば十分な気がします。
モデルグラフィックスは特にオススメです。
まあ今は、第2話の続報を心待ちにしているところです。