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『ガルパン・ファンブック 月刊戦車道別冊 戦車道学習帳』の感想他雑談

ようやく『最終章』の第2話が観られるな、という時期になって『ガルパン・ファンブック 月刊戦車道別冊 戦車道学習帳』が発売されました。増刊から特別号、号外とコンスタントにファンからお金を搾り取る、いや発売されている『ガールズ&パンツァー』のファンブック最新号です。Amazonのリンクを貼っていますが、当面はバンダイナムコアーツの公式から手に入るでしょうからそちらでどうぞ。


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”学習帳”と銘打ったコンセプトはよくわかりませんが、今回はこのファンブックの感想と、『最終章』第2話関連の雑談をしたいと思います。

『別冊 戦車道学習帳』の感想

まず『最終章』関連でネタバレを気にしている、知りたくない向きにはご安心頂きたい内容です。今読んでも何の問題もないと思います。逆に『最終章』、特に直近の第2話の情報に飢えて飢えて早くして、という向きには特段得るものはないでしょう。表紙でまだ見ぬ第2話の妄想をして我慢我慢。

全体としては「いつかどこかで見た特集・最新版」という印象でしょうか。ガルパン関係者と愛好者を揃えた「第2話 大予想!」に、制作現場レポート、プロデューサー対談。今や値崩れしきった『アルティメット・ガイド』や『ガルパンの秘密』を思い出します。良くも悪くもいつもの『月刊戦車道』、急いで読まなくとも⋯という感じです。

その他、自衛隊インタビューも模型道『代々木模型倶楽部活動報告』も、構成やビジュアル的な見せ方はもう手慣れたもの。今回の大洗レポートは漫画です。ちょっとヒネってます。そうそう、「有識者に訊く『ガルパン』の魅力」は前半の作品を見尽くしたファン魂と後半の研究者魂に心打たれます。「スーパーカミオカンデ」なんて聞いたことありますか? そういう話です。

『最終章』第2話雑談

最後に解禁された本予告にかこつけて、ちょっと雑談しておきましょう。

※画像をタッチ・クリックすると動画(YouTube)が再生できます。

それにしても予告とキービジュアルを観る限り、マリーは『ベルばら』よりも『三国志』、羽扇子を持った諸葛亮を思い起こさせます。さらなる策を放ち、味方を指揮する姿だとしたら大変楽しみ。

いやはや予告もファンが最も気にしていそうな、勝敗の行方を煽りにきてますねぇ。まあ第2話の作品としての焦点はここでしょう。大洗女子の勝ち上がるストーリーが続いていくのか、ここらで挫折や苦難を味わうのも勝負ひいては物語の醍醐味では、それなら「まさかの一回戦」もアリか、そもそも冬期大会出場の動機もあまり”大義”を感じない⋯。全6話とのことですが、この辺りの答えが仄めかされそうです。いやしかし他校同士の試合を見せるのならば、やはり冬期大会メインの話か。うーむ。

あとは内容に直接関係ないですが、第2話上映後に3話の予告くらい入れて欲しい。できれば今年末(半年後)、せめて来年3月公開(9ヶ月後)にして、年2回上映ペースに乗ればなあ。1年半、1年間隔でもさすがにダルい。作品外でケチがつくのは、終了後の印象にも影響しますから。といったところで6月を待ちたいと思います。


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