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『ガールズ&パンツァー最終章』第3話の感想 現時点の総括として

3月の公開から一ヶ月過ぎた『ガールズ&パンツァー最終章』第3話。やはり安心して映画館に足を運びたいものです。それはそうと生コマフィルム、良いの出ました? 私は細見でした。冒頭で福田を励ます「唱えろラバさん」の振り向きシーン。第2話で玉田が出たので、一番槍・二番槍ゲットです。やったね。

今回は『最終章』第3話の区切りの私的総括記事です。本編や既に公式サイトで発表されたキャラクターの情報から、第3話のポイントと感想、今後の展望を。鑑賞済み、ネタバレ前提の記事です。

※第1話、第2話の総括記事はコチラ:


『最終章』第3話 ストーリー概要

窮地に陥るも「撤退」を決断・実行して立て直しを図る知波単学園。追いかける大洗女子学園。再び機動力と”目眩まし”を駆使して知波単は大洗女子と一進一退の攻防を繰り広げる。あんこうチームもみほの作戦と車内の連携で対抗するが、「打倒あんこう」を掲げる知波単勢が優勢な流れに。そしてついにあんこう討ち取ったり⋯だが大洗女子のフラッグ車はまだ残っていた。勝利条件の心得違いで知波単学園は敗北した。

学園艦で卒業が話題になる中、2回戦の試合が進められていく。アンツィオはノリと勢いを頼みに聖グロリアーナに挑むが、軽くあしらわれて敗退。黒森峰対プラウダは、自分だけの戦車道に目覚めたエリカがプラウダに対して”黒森峰じゃない”動きでフラッグ車を仕留めて黒森峰勝利。サンダース大付属はナオミの活躍もあって有利に試合を運ぶものの、継続高校側の狙い澄ました一発がアリサのフラッグ車に命中。これにより大洗女子の準決勝の相手は継続高校に。

準決勝(3回戦)の会場は雪原。待ち伏せからのゲリラ戦を仕掛ける継続高校に対して、フラッグ車であるアリクイさんチームを守るべく奮闘するあんこうチームだったが、サンダースを仕留めた”魔女”がまたしても⋯。試合序盤で、4号に白旗が上がってしまった。

『最終章』第3話 新要素とその感想

戦評・2回戦の対戦校:知波単学園

第2話ラストからどうなるのか。前半終了のタイミング、後半大きくストーリーが動く展開があっても⋯というところでしたが、最後は大洗女子の勝ち。

冒頭は相変わらず、状況説明の台詞がクドかった。前話から続いている流れで、もう少し自然な会話にならないのでしょうか。冒頭がおさらいだった第2話も似たような始まりだったので、さすがに公開間隔が開いて同様なものを見せられると苦しい。今話はこれに始まる「こういうの前もあったな」という印象が全体的に付き纏っていて、展開やストーリーにのめり込む瞬間があまりなかったです。
 
まず知波単学園の勝敗はどの辺りで察しました? 序盤から口を揃えて「知波単変わった」「これはもしかして」みたいに喋らせていた時点で私は「ああこりゃ知波単負けだな」と思いました。これとセットで「大洗女子は強いのよ」みたいな台詞が入りますからね。定番の演出と言われればそれまでですが、作風として面白味があるわけでもなく、もう少し抑えてハラハラさせて欲しかったです。まだ見ぬ物語ですから、「どうせ」ではね。

※第3話冒頭。画像をタッチ・クリックすると動画(YouTube)が再生できます。

あとは橋を渡れなくなったカメさんチームが別行動になったとき。初見でTV版第4話が頭を過りました。案の定今回は急襲成功と。これは大洗女子の成長とも違うだろう、と思いたい。その辺り、カメさんチームの行動はBDの特典(戦車講座)で補足して賞賛するのかなあ。うーむ。

第4話 隊長、がんばります!

第4話 隊長、がんばります!

  • 発売日: 2015/11/21
  • メディア: Prime Video

そもそもこれまでのガルパンを観ていれば、たとえ画面に映っていなくてもフラッグ車のことは意識します。そりゃそうです。そういう話(試合)をこれまでやってきたのだから。TV版ではあんこうチーム以外のフラッグ車大活躍もありましたしね。プラウダ戦なんて最たるものでしょう。そう考えると伏線としても露骨かなと。

第9話 絶体絶命です!

第9話 絶体絶命です!

  • 発売日: 2015/11/21
  • メディア: Prime Video

また今回、予告編で知波単勢があんこうあんこう言っている音声を入れたために、一層結末が予想できてしまったのが個人的に解せない。これは前述の通り、フラッグ車のことを意識していれば当然「いや、フラッグ車はあんこうチームじゃないんだよな」と引っ掛かるところでしょう。当時書いた記事でも懸念していたのですが、実際その通りになると残念無念です。本編外の話であり、公開前に予告を観ないファンもいるのでしょうが、ちょっと軽はずみだったように思います。

※問題の本予告(90秒)。画像をタッチ・クリックすると動画(YouTube)が再生できます。

そんなところで、さして展開に熱が入ることなく、最後はキャラの性格「うっかり」に回帰して試合の結末を迎えました。今回試合後は特に食事会もありませんでした。

むしろこういうときは第2話で試合前にみほと西隊長が言葉を交わした意味というか、もう一度言葉を交わしてもよさそうですが、それはしないんですよね(後の伏線になるのでしょうか?)。それが学校同士の交流でありキャラの厚みや試合後の余韻になると思うのですが、やはりこのあたりの描写の素っ気なさがガルパンの欠点でしょうね。そこに来て帰途で大洗女子に感謝の手紙を書くというのは、「大洗女子にとっての知波単」という視点がない限り、安直に大洗女子を持ち上げた一方通行な行動にすら見えてくるわけです。そのくせ福田とバレー部は数少ない他校との交流描写として最後までフォローしているので、他はこれ以上関係を増やしたくないのかな、と勘繰りたくなります。

その他気になったこと2点を以下トピックに。

試合会場と戦局の見せ方

2回戦後半は映像のスピード感と、時代劇の殺陣を思わせる戦車同士の所謂「斬り合い」がいかにも4Dを意識したような構成になっていました。運命と書いて(さだめ)と読ませたくなる福田対バレー部、車長の成長の片鱗が伺えるウサギさんチームの戦いは見所と言ってよいでしょう。終始互角を際立たせた、追いつ追われつの展開自体は悪いものではなかったです。

ただ、どうも密林という試合会場の魅力は減退したように思います。もっとうっそうとしているのかと思ったら、戦車もさほど蛇行するわけでなく、木々にぶつかることもなかったですね。地面もボコボコしたり、ぬかるんでいるわけでもなく、舗装しているように双方の戦車がスイスイ走ってました。『劇場版』以降の傾向ですが、やはり映像のスピード感を意識し過ぎではないでしょうか。試合会場だから整地して等間隔で植生させているんですね、などと書くとかえって嫌味でしょう。戦車がガクンガクンするのは、それはそれで4D向きで良さそうですし、戦車の動きの妙味は忘れないで欲しいです。俯瞰して戦車の動きを見せたいという意図があったのでしょうが、そのせいで密林が妙に見通しの良さそうな映像になっていたのも苦笑しました。みほが度々目を凝らしている描写が、とってつけたように見えるのです。

また俯瞰で思い出しましたが、試合会場全体を俯瞰して戦局を見せる画が今話は目立ちました。位置関係などは掴みやすくなるものの、映像的魅力は感じません。大スクリーンならば違和感ないですが、OVAとして家庭用テレビやスマホで観るときのことを考えると、チマチマした画になるかと思います。(作戦)地図を片手に通信で位置関係を把握するといった描写はやっているので、各チームの些細な描写を増やす意味でも、別の手法で巧く表現して欲しいです。準決勝でも同様の画があり、正直手抜きに感じます。

万能でも万能過ぎないために

2回戦後半は車中での視点や役割変更がとても楽しかったです。これは観たかった。特にあんこうチーム。機銃を扱って曳光弾を撃つ沙織の動きが良い。目が良くて夜に強い特性を活かした麻子の活躍も良い。シミュレータで操縦していたものの、嬉々として実戦でこなす優花里も良い。もちろん久々装填手のみほも。

ただ麻子や優花里の描写に関しては、万能感とご都合感が人間味と状況の緊迫感を排してしまった感があります。少しでよいので、手慣れていない様子を描いた方がよりグッときたかもしれません。

これは決して高邁な映画論・演出論ではなく、有名なアクションスターがよくやっていた手法です。ジャッキー・チェンのことです。

プロジェクトA(吹替版)

プロジェクトA(吹替版)

  • メディア: Prime Video

最近の作品でもそうですが、格闘シーンで完璧な立ち回りをするだけでなく、攻撃をスカされたり、コケたり相手のパンチをもらったり、凄みのあるシーンの中にコミカルさや人間臭さを加えるのですね。そこに「カッコいいのに、親しみや愛嬌を同時に感じる」わけです。例えば第3話だったら優花里が操縦代わりばなにギッコンバッタンさせて、「ヘヘ、すみません」と照れ謝りしつつあとはしっかり操縦する、そんな感じでしょうか。麻子が木の枝を避けたりちょっとぶつかったりとかね。


『劇場版』時点で既にあんこう勢は「すごい奴ら」になってるから、と言われれば本編の描写はもっともかもしれません。ですが、こういった演出はガルパンの作風としても決しておかしくないと思います。ガルパンは作風として過去の名画も意識しているようですが、そういう余裕がない気がしました。

戦評:2回戦の各校試合結果

どこか一つ、崩して欲しかった。というのが2回戦の試合結果の率直な感想でしょうか。大方の予想通り決まったと書いてよいでしょう。エリカを描きたい黒森峰、強豪として描きたい人気の継続、TV版から作品の顔となったキャラを擁する聖グロリアーナ(公式戦で大洗女子も勝っていない)⋯これまでの話の流れから、これ以外ちょっと考えられないという学校が勝ち進みました。はっきり言って大番狂わせも何もない。

それにしても、敗退していく学校には作品テーマに掲げている成長や卒業といったドラマもなく、イマイチ粘りのないあっさりとした結末を見たという印象です。サンダースは結局アリサネタでお茶を濁して、アンツィオ高校もいつもの立ち位置に収まったという感があります。アンツィオなんて、一矢報いるような試合ぶりを観て無限軌道杯にかける意気込みを感じたかったですが、叶いませんでした。CDドラマ等によればアンツィオ高校で戦車道の建て直しを図ったようですが、本編で描かれたことが全てだとしたら、アンチョビが特段試合で優秀というわけではないのでしょう。寡兵よく大軍を破るというのは現実でも空想でも難しいとは言え、いつものギャグと言葉遊びだけが印象に残るようでは何とも寂しいものですがね。

個人的には、どうせギャグなら、言葉遊びやキャラクターに依らない、変なことをしていないはずなのにやっていることがおかしい「関係の笑い」を目指して欲しいです。

別役実のコント教室―不条理な笑いへのレッスン

別役実のコント教室―不条理な笑いへのレッスン

  • 作者:別役 実
  • 発売日: 2003/11/01
  • メディア: 単行本

エリカの覚醒にしても、もう少し黒森峰サイドの描写に時間を割いても良かった気がします。その中でエリカの葛藤なり黒森峰での人間関係を見せられていたら、今話で唐突さもなくカタルシスが得られたと思います。他の記事でもさんざ書いてきたのですが、残念ながらそのための『最終章』の尺はなかったようです。あるいは戦車戦の映像じゃなくてキャラクターの画作りの方が時間かかるのでしょうか? 私にはわかりませんが、戦車戦ありきで話をとにかく進めたいのだろうなあというのは伝わってきました。

しかも『最終章』での知波単の戦いぶりを観た後だと、黒森峰が劣勢になればなるほど「やっぱり黒森峰って大して強くないのかな」と思えてくる。エリカ覚醒前とは言え、「前進あるのみ!」でやられていく姿は正直失笑しました。「マニュアル通りの~」という学校の特徴があるにしても、戦車道ってその程度だったのか、それならぽっと出の大洗女子が覇権を握ってもおかしくないなと、ここに来て妙な納得をしてしまいます。

そうそう、プラウダ高校も「こんなの黒森峰じゃない!」というおちゃらけた流れから、フラッグ車が壕から出られないという取ってつけたような不運を重ねて”噛ませ犬”に仕立て上げられてしまいました。意外と本編で割りを食っている学校です。また活躍機会、ないでしょうか。

準決勝(3回戦)の対戦校:継続高校

準決勝の試合会場

準決勝の試合会場はプラウダ高校戦以来の雪原です。映像面のことを書くと、大洗女子は全車輌で冬季迷彩やって欲しかったですね。オリジナルでよい気がします。雪の表現に凝るのであれば尚の事。雪原だからでしょうか、映像のスピード感も若干抑えられている様子。やはり背景が分かるくらいの画の方が映える気がしますね。

それにしても、防寒している観客はいるのに大洗女子や他校勢はもはや寒いだの何だの言わないですね。本作に限りませんが、こういうときこそ服装変えればよいのにといつも思ってしまいます。理由は単純で、その方がキャラが可愛くなると思いませんか。帽子被ったりズボン履くとかね。継続みたく下ジャージでも良いですよ。知波単には外套着て欲しいかな。アニメの・制作の都合と言われたら詮索する気もないですが、そういう楽しみもOVA(の製作期間)だからこそ求めたいのです。贅沢でしょうか。その割に版権絵は着せ替え全員集合の絵を売りたい様子ですが。私はやるなら本編で意味を持たせてやって欲しい。

ヨウコ|ガールズ&パンツァー最終章 公式サイト

真面目に、スカートでなければ車中・車外で可能だった表現があると思うのです。例えば今話で優花里が操縦手を代わる場面はどうでしょう。あのカットはぜひ顔の正面からではなく、後ろから観たかった。そうすると蛇のようにスルッと座席に入っていく肢体が拝めますからね。パンツ見せないなんて方針は結構ですが、エロの表現なんてやりようですよ。キャラでも売るのなら、そういう所にも意地や計算を見たい。こんな文章に力を込めてもしょうがないですが。

継続高校の新車輌

継続高校の新車輌、T-26(継続仕様)。にわかの悲劇などと書くと大げさですが、元ネタからもっと強い車輌も登場するのではと予想していただけに、ここまでの数合わせ・やられっぷりは多少残念です。数が多くても大洗女子の車輌で倒せる手頃な相手、というわけです。またT-26の乗員がまだ登場していません。これも知波単のキャラクターを増やした弊害かもしれませんが、単純に手抜きに見える上、『劇場版』の大学選抜と同じ印象を受けます。乗員の存在を感じない、不気味な印象だけが先行してしまうのです。4号にバッタバッタと討ち取られますし。この辺り演出なのか、後半どうなるのか気になります。ヨウコの車輌のキャラだけ登場だったりしてね。⋯ないとは言えないな。

※ヨウコの車輌はやはりこれなんでしょうか。

準決勝(3回戦)序盤について

第2話の知波単学園に続いて、導入は比較的静かな継続高校との試合。それもラストであっと言わせるため、だったのでしょうか。余談ですがクリスマス要素は、元ネタだけでなく本当は(昨)年末の公開予定だったのかなあと邪推してしまいます。制作現場を知る由もないのでどうでもよいですが。そういったのは今後インタビュー記事等々でわかるでしょう。

話を戻すと、試合の流れはTV版のプラウダ戦と同様、待ち伏せしての誘い込みとゲリラ戦。でも継続の車輌がさほど強くない。そうなると新味はどこにあるのか、という中での4号撃破でした。

今話の感想はどうも同じような流れになってしまいますが、ラストの4号撃破はどの辺りで予想しました? 私は2回戦サンダース対継続の結末と、フラッグ車がアリクイさんチームである時点で大体予想しました。車輌がさほど強くない継続がアドバンテージを得るには、新キャラの特徴含めて、まずサンダース戦同様に4号を仕留めるんだろうなと。しかも4号がフラッグ車ではない(=撃破されても試合は続行可能)。前述の通り、本作でどの車輌がフラッグ車なのかは相当意識してしまうのですね。それでいくと、正直凄くベタな展開でした。継続の新キャラからしてベタのベタなキャラ作りですからね。4号の白旗も2回目なので、初見時もインパクトより「やっぱりね」という印象が勝りました。

また、ウサギさんチームがサンダース対継続を観戦していましたが、なぜ”魔女”のことを報告しないのか。あるいは報告の様子を試合前に挿入しないのか。沙織に澤ちゃんがスマホで連絡している様子はあるのに。大洗女子も他校の試合を観戦すれば良いのに、と別の記事で書いたものの、今話では思ったより伏線として活かしてなくてガッカリしました。そうでなくても、試合前・試合中に警戒する様子があって良いと思うのです。「この間のサンダース対継続の試合詳細見た?」ってな具合です。これは他の試合にも言えることですが⋯。特に第3話はこの辺りの話の構成が拙くて、ちょっとお話に夢中になれませんでした。第4話は痛快で時間を忘れる話を望みます。

『最終章』 今後の展開予想

対継続高校の勝敗

ようやくですが、「あんこう抜き」の大洗女子がどう戦うか、期待します。隊長・河嶋桃が奮闘か、それとも隊長が副隊長(みほの代わり)を指名して大洗女子がさらなる団結か。これならどちらのシチュエーションでも桃ちゃんがオイシイです。戦車道で大学行く気のようですから。現場の指揮能力か、将器か。みほが指名しちゃうと作品外でも(キャラ)贔屓と言われそうなので、多分しない気がします。そうならないように、学園内での交流や練習描写を増やしてくれと感想で度々書いていたのですが、もう3話ですからしょうがないです。もっとも、あの超然としたみほのキャラ作りに大洗女子生徒との交流を今更盛り込まれても違和感あるかな。

※第4話特報。画像をタッチ・クリックすると動画(YouTube)が再生できます。

大洗女子で活躍しそうなチーム? 願望込みで澤ちゃん(ウサギさんチーム)かな。いかにも次代の大洗女子を担いそうなポジションですからね。繰り返しますが、それならそれでみほ辺りと交流している伏線は望みたかったのですが⋯本作はそういうのが弱いんだなあ。それはともかく、試合前のビデオ学習から第4話は隠密行動になるのでしょうか?

いや実は脱走は脱走でも、結末は『マッケンジー脱出作戦』(1970)かもしれません。両者手痛い、痛み分けね。ちなみに『マッケンジー~』ではスピットファイアらしき機体が登場します。あと私の好きなクラシック音楽ネタもあり。そうそう、冒頭とエンドロールは黒森峰って感じです。ブライアン・キース演じる大尉が老獪で素敵です。まだ配信されていない作品です。

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マーク4もあからさまに始末されませんでしたが(話によっては素通りせずに片付けているでしょう)、活躍させるのでしょうね。マーク4って、雪中の稼働実績ってあるのですかね。まあ、あってもなくても、予想としては「ソリ」のように使うんじゃないかと思っています。大きさはともかく、よく滑りそうだし。サンタクロースにもちなんで。作戦名もつけやすそうだね。

⋯思わず大洗女子の勝利前提で書いてしまった。次のトピックでも補足します。

”順当”の辿り着く先

そもそも『最終章』で大洗女子が勝ち進むのは、最終章第1話のパンフレットやコミックナタリーの記事を読めば十分予想できます。むしろなぜその通りに進んでいるのにグダグタ言っているんだ、という向きも当然あると思います。

それでも予想外の展開を望むのは、やはり劇場公開前提の続編でこれまでにないドラマが観たいに尽きます。TV版から観た以上は、あの頃のような無名校が勝ち上がっていく楽しみはもう得られないのはわかっています。だからこそ、敗退や挫折を描くことでキャラクターや戦車戦の背景に厚みが増すのではないかと期待していたのです。今更トーナメント形式を否定する気はありませんが、リーグ戦だったなら捨て試合をどう戦うか、そんな見所もあったのではないかと思っています。もっとも、そういう面白味はもはや『最終章』では期待できないでしょう。

現実的に予想するならば、準決勝もう一組、黒森峰対聖グロリアーナはどうでしょうか。みほとの関係・因縁を考えたら、おそらく黒森峰の勝ちでしょう。そして大洗女子と試合して、どうなるか。何となくエリカ(黒森峰)に花を持たせそうですが⋯。エリカがみほ(大洗女子)を認める流れで大洗女子勝利もありそうです。ここだけでしょうか、今後の勝敗予想をするのであれば。第3話で改めてそんな風に思いました。

黒森峰が決勝戦に進むのなら、是非とも3号だけでなく、4号も投入してほしいですね。機動力重視で。新登場でルットシャーなんてどうでしょう。アンツィオと違って、黒森峰の財力なら行ける行ける。


ここで戦車戦以外で気になるのは桃ちゃんの進学の話ですが、これは元来試合に勝とうが負けようがいくらでも清い結末にできます。試験の日にちや場所間違えて落ちたとか、そういうのでなければ。それこそ同じ大学に行かなくとも、進学しなくとも、それぞれの、様々な道があってもよいでしょう。月並みですがそれが戦車「道」ということで、同時に示唆するわけです。そして作品からそういう余韻を感じられたら、私は『最終章』でガルパンが終わっても一向に構いません。

雑談:『最終章』こんなシーン・展開観てみたい その3

最後にこれまでの総括記事同様、私の妄言・独りよがりで記事を締めたいと思います。

・第6話は何するの?

これまでの試合消化のペースだと、第4話で継続戦決着と他校試合(1試合)に決勝前半、第5話で決勝戦決着と、無限軌道杯だけで話を進めると1話分(第6話)余ります。これはどうするのでしょうか。第5話・6話が決勝戦でしょうか? 個人的にはエキシビジョンマッチと言わず、もう一山欲しいですね。廃校はさすがにいい加減にしろとなりますが、大義ある試合をね。第6話は90~120分くらいで。

とは言え何が良いか思いつかない。団体戦、東西戦(どうせ都道府県ネタやるなら)、まほ率いる留学生組との試合⋯。インパクトに欠けるか。今更出身校アピールしている大学選抜とまた試合するのでしょうか。あの無個性パーシング・チャーフィー軍団とはなあ⋯。

じゃあ日本戦車道連盟分裂騒動とか? しほがみほを取り立てて脱退するの。それでみほ(しほ)対戦車道連盟で戦車道で決着つけると。秋山殿ご乱心で4号奪って造反するとか。これなら学校・キャラ入り混じって試合できますよ。しほとみほの親子の絆修復イベントもできるし。いばらき大使がネタを提供してくれそう。怒られちゃうか。どうもみほを敵役にしたくなっちゃうんだよなあ。  

いずれにせよトーナメント(無限軌道杯)から離れた展開が観たいのですが、望み薄かなあ。


第4話は既に特報も公開されていることだし、まずは早く観たいです。


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