デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

音楽

伊福部昭のほんの少し珍しいCD・レコード

お買い物自慢の記事です。なんてことはなく、ちょっと実店舗を巡回し、ネットで検索しているときに見つけたCD・レコードの紹介に過ぎない。ハッキリ言ってそれほど労力もかけていないし、そんな意識もない。大体こういう収集は上には上がいるものだし、所有…

「感想」を書く時に気にしていること

”気をつけていること”にしなかったのは、自分でもついやってしまったことがあるからです。音楽から映画、ドラマ、アニメ鑑賞、読書⋯これらの趣味で発信される、あるいは発信する「感想」で、注意していることがある。「面白い」という感想しか書かない、「つ…

忘れたくない「日本のうた」と新書

新書が好きだ。程よい文章量に手軽なサイズ、そしてジャンル不問のラインナップが興味を惹く。そんな新書で自分の趣味、クラシック音楽からたどり着いた「日本のうた」にまつわる内容のものがある。『これでいいのか、にっぽんのうた』と『演歌のススメ』(…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 番外編 Spotifyでちょっと勘弁してほしいこと

配信サービスで楽しい音楽生活! クラシック聴きまくるぞ! もうCD買わなくていい! 有料配信もいらない!とまあ、そこまでのテンションでもないし、CDやレコードも場合によっては買っているのですが、便利ですよ配信サービスは。私はSpotifyやNML(ナクソス…

作曲家が小説を書く 日記も書く 『プロコフィエフ短編集』

作曲家の書いた文章を読む機会は比較的多い。音楽技法から自作・他作の解説感想、日記、寄稿文⋯現代に近づくにつれて、「文章は読んだことがあるけど、曲は知らない」という認識をされている”本業”作曲家もいるのではないか。そんなところで、作曲家としての…

ひとりの時間の過ごし方

お題「ひとりの時間の過ごし方」いつもひとりです。それは置いておいて、話題に困っているわけではないのですが、初めてお題スロットを使ってみることにしました。いきなり表示されたお題を使うのはシャクなので、一回だけ回す。そうしたら今回のお題でした…

生誕110周年・ショスタコーヴィチ交響曲全集を聴く 第7回 交響曲第7番

9月25日は作曲家ショスタコーヴィチの誕生日です。生誕112周年ですね。そんなわけで、新生メロディアがショスタコーヴィチの生誕”110”周年を記念して発売した交響曲全集ボックス(10枚組 MEL CD 10 02431)から、今回は交響曲第7番の話です。誕生日に絡めた…

『ガールズ&パンツァー』関連物落ち穂拾い その8

ガルパン関係の記事を連発しているのですが、9/29から劇場公開される『ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編』による需要を見越したわけではありません。ちょうどグッズ等を整理しているタイミングだったのです。ついでね。ただ、さすが…

生誕110周年・ショスタコーヴィチ交響曲全集を聴く 第6回 交響曲第6番

新生メロディアから発売されたショスタコーヴィチの生誕”110”周年記念の交響曲全集ボックス(10枚組 MEL CD 10 02431)から、交響曲第6番の話です。私のお気に入りナンバー。このボックスは、音楽配信サイトSpotifyで無料配信されています。そろそろCDが新品…

生誕110周年・ショスタコーヴィチ交響曲全集を聴く 第5回 交響曲第5番

新生メロディアから発売されたショスタコーヴィチの生誕”110”周年記念の交響曲全集ボックス(10枚組 MEL CD 10 02431)から、交響曲第5番の話です。このボックスは、音楽配信サイトSpotifyでも無料から聴くことができます。 (2023/7追記:各種リンク、目次…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その9 コンピレーション・アルバムを聴くなら”全集”を

CDやレコードを買うのをやめたわけではないのですが、配信サービスによって「買う前に全曲聴ける」となると、一ヶ月の購入頻度が相当少なくなったのは確かです。所謂「買ってイマイチ・後悔」もほとんどなくなりました。とは言うものの、体系立てて揃えても…

CD『伊福部昭百年紀Vol.5』を聴く

『わんぱく王子の大蛇退治』のライブシネマコンサートをやってはどうだろう。それこそ映像・音・音楽の得難い空間になるのでは。先日発売されたサントラを聴きながら、演奏会『伊福部昭百年紀Vol.6』を思い出していました。わんぱく王子の大蛇退治 オリジナ…

野沢秀通(ノルドストーム)の音楽

趣味の世界で「これは周囲が知らないだろう」と思ったものが、案外その筋では有名で、珍しくもなんともなかったということがある。ネットが普及し、SNSを始めとした情報・意見交換が何時でも誰でもできる昨今、「マイナー趣味」を自認していたはずが世の中は…

清瀬保二の室内楽・器楽の雑感

クラシック音楽で人気ジャンルというと、やはりオーケストラによる管弦楽曲ではないかと思う。もちろんジャンル毎に一定のファンはいるが、例えば普段クラシック音楽に興味のない層が「クラシック」と聞いてピンとくるのは、ベートーヴェンの第5や第9といっ…

生誕110周年・ショスタコーヴィチ交響曲全集を聴く 第4回 交響曲第4番

新生メロディアから発売されたショスタコーヴィチの生誕”110”周年記念の交響曲全集ボックス(10枚組 MEL CD 10 02431)から、今回は交響曲第4番の話です。このボックスは、音楽配信サイトSpotifyでも無料から聴くことができるので、そちらもどうぞ。Shostako…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その8 日本のオーケストラと日本人作品

レコード・CDでもある話なのですが、配信サイトで曲の収録順序が間違って登録されていることがあります。これ、クラシック音楽では特に痛恨のミス。なぜかというと、クラシック音楽の楽曲は第1楽章、第2楽章と楽章制で構成されていることが多いためです。酷…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その7 メンデルスゾーン

これだと思う音楽があって、あるいは見つけるための聴く手段は特に問いません。便利な配信サイトを使うも良し、CDを買うも良し。そういう縛りやルールは、正直好きにしてくれという感じです。ただ、正規で格安、あるいは無料の手段があるのだから、大いに活…

生誕110周年・ショスタコーヴィチ交響曲全集を聴く 第3回 交響曲第3番

新生メロディアから発売されたショスタコーヴィチの生誕”110”周年記念の交響曲全集ボックス(10枚組 MEL CD 10 02431)から、今回は交響曲第3番『メーデー』の話です。Shostakovich: All Symphoniesアーティスト:Shostakovich, D. / Mravinsky, YevgenyMelod…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その6 少し暖かく、少し寒い春にグリーグ

生活に季節感を取り入れる、というのは服装や食事といった日常行為でも自然に行われていることかと思いますが、音楽ではどうでしょうか。卒業シーズン、春・・・等々。クラシックに限らず、そういう音楽を配信で探すのもアリでしょう。それでは、今回のクラ…

新しくて、気持ちのよかった「老舗」

昨日は雨かと思ったら雪も降って、まあ別に少々寒くてもいいじゃない、どこの地方ですか? というわけで東京ローカルな話題です。 最近ニュースで、神保町にある天丼、トンカツを出す老舗の定食屋が今年3月末で閉店の報が流れた。 すぐには反応できなかった…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 特別編 新生活や新社会人・新入社員におくる、仕事とクラシック音楽

新たな節目を迎える皆さん、ここらでちょっとクラシック音楽など聴いてみませんか。今、便利な配信サイトでクラシック音楽も無料からガンガン聴けるのです。教養? 高尚? 最初の動機は興味と好きだから、で十分です。既にSpotifyを利用している方は、是非ク…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その5 J.S.バッハ

つらいとき、心がしんどいときに音楽が支えてくれた、音楽に励まされたという経験・実感は、ほぼありません。 そういうときは正直、音楽どころではない。ただ、自分の記事が目に止まり、紹介した音楽が今後の興味・趣味になったとしたら、とても嬉しい。今回…

ちょっと外に出てクラシック音楽を聴きに行く 演奏会のすすめ

巷では「最近の人は音楽を聴かない」という話題もあるようだが、そんなこと言ったらクラシック音楽なんてどうなのよ? というわけで今回は、演奏会に行こうよ、という話。軽い? いや、楽しみの入りは軽く、ね。普段は曲・音源の記事が中心だが、クラシック…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その4 モーツァルト

PCに向かったり、本を読んでいる時、いわゆる「ながら聴き」で音楽を聴くことはありますか。実は私は、ほとんどないです。これはクラシックというジャンルに限りませんが、どうも音楽を聴いていて「ビビッ」とくると、手が止まってしまう。お気に入りの音楽…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その3 チャイコフスキー

音楽ファンにとって、こういう配信サービスで一番怖いのが「サービス終了」ではないでしょうか。そのためにCDやレコードを処分できない音楽ファンも少なくなさそう。私も実は思い入れのある曲の音源(この演奏で”ハマった”、みたいなCD等)は手許に残してい…

チャージマン研!ライブシネマコンサート【宮内國郎特集】に行く

※今回の記事は、作品の映像・台詞の一部に現在では不適当と思われる表現もありますが、差別的な意図もなく、作品の歴史的価値を重視するため、オリジナル準拠で記載しておりますのでご了承ください。 昨日2/16は作曲家・宮内國郎の記念すべき誕生パーテーの…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その2 ベートーヴェン

配信サービスのSpotifyとナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)でクラシック音楽を楽しもうという記事だが、今回からレコードライブラリーを揃えていくような感覚で音源紹介をしたいと思う。ここから順々楽しんでいけば、費用もそれほどかからない、…

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その1 序

クラシック音楽の配信サービスがすっかり便利になった。一昔前はCD・レコードで音源を探さねば、曲・音質ともにどうしても不満が残るケースがあったが、最近はその状況が大いに改善されたと言っていい。ライブラリーとしても、日々新音源が発掘・登録されて…

アイドルだらけのクラシック音楽

今週のお題「私のアイドル」SNS等で身近になった一方で、知りたくなかった側面が即拡散される現況とスキャンダルがやはり嫌で生身のアイドルから離れ、これならばとアニメやゲーム、バーチャルといった”2次元”アイドルに勤しんでいたら、今度は公式や制作者…

駅売りとスワロフスキーとマーラーの”懐”

スワロフスキーと言っても、ジュエリーではございません、ええ。普段そういったものに縁が無い私でもそれくらいは注意喚起できますよ。大体、日々節操も統一性もない記事で埋め尽くしているとはいえ、さすがにファッションやアクセサリーの話は勘弁してくだ…

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