いやもう、やはり面白いね『シヴィライゼーション4』は。徹夜して気がついたら朝方、みたいに遊んでしまうゲームに巡り会えて幸せ。昨年は久々に『マイトアンドマジック3』*1をプレイし直して徹夜したが、こうしてシリーズが継続している作品はどんどんプレーしないとなかなか世間に追いつかない。
しかし働き始めた頃は「もう昔みたいにゲームに割く時間も興味もない」と思っていたが、時間の問題が解決されると色々と遊びたくなるもんですな。社会人万歳*2。大人になってもゲームを遊ぶならゲーム雑誌の編集者だ、なんて考えてロング陰茎に、じゃなかったログイン*3編集者に憧れたこと、あったなあ。あ、ロング陰茎にも憧れてましたよ。でも長いだけじゃなあ。
チンコの話でしたっけ? あ、そうそう、ゲームを遊ぶ時間の話ね。実はちょうど、雑誌ログインで連載されていた漫画『ワンダービット』(島本和彦)の最終話「死ぬまでゲーム」のことを思い出していたのだ(掲載は「LOGiN(ログイン)1994/4/15 No.8」)。
- 作者:島本 和彦
- メディア: 文庫
ちなみに「LOGiN(ログイン)1994/4/15 No.8」は面白い号です。特集は「忘れ去られたファンタジー」で、ゲーム紹介ではなく、ファンタジー世界そのものを特集しているのがログインらしいです。こういう記事で紹介されたファンタジー小説(北欧神話やクトゥルフ神話もの)を読んだりして、ゲームを遊ぶ基礎知識を養っていたわけですな。そして「知らなかったほうがよかった世界」は「知られざるアタリ人の世界」。これは読み物。部屋中アタリ製品で埋め尽くされているコレクターの回。この”濃さ”とハマリものに対する”愛”、見習いたい*4。そして「お利口ちゃん倶楽部」もやってるよ! こんなに面白いのに雑誌の状態が割と良く、読んだ形跡があまりないのは、きっとエロゲー広告が少なかったからです、ツフフ。
・今、心新たに挑む『プリンセスメーカー2』(2回目)
たっぷりと陰茎、じゃなかったログインをダシに回顧やら市井に対する嫌味を書いたところで本題、前回の続き。それにしても、このゲームには想像以上に苦しめられている。
PCゲームBestシリーズ Vol.19 プリンセスメーカー 2
- 発売日: 2000/01/28
- メディア: CD-ROM
このまま行くと、料理人かな? うーむ料理人以外の結末でもなんかモヤモヤしそうだ。良いゲームじゃないか。こういうゲーム外で色々考えさせられる*5作品は、錆びないのね。成長した娘のグラフィックも心なしか可愛く見えるぞ。これが愛か。
ところで最近、『プリンスオブペルシャ』(ブロダーバンド社の2D版ね)は難しい、という評価をネット見かけて一人で憤怒している。クリアだけなら”まず15分程度散策→仕掛けを把握→5分を目処になるべく最短ルートでトライ”で各面イケるのに⋯。おかげでプレイしていなかった『プリンスオブペルシャ2』をついカッとなって購入してしまった。まあ遊ぶものが多くて忙しいことですよ、ニンニン。
*1:世界三大RPGと言われたシリーズ。DOS/V(PC-98)時代の3部作(3〜5)で、おそらく一番難易度が高い。この頃のゲーム特有の謎解き・パズル的要素とゲームバランスを無視した敵の手強さが心を折りにくる。世界観としては『ウルティマ』でいう4みたいなポジションか。
*2:お金の問題はまあ、PCゲームは高かったので、今のゲーム価格はあまり気にならない。定価1万4800円! 1万2800円! ではないし。
*3:変態で唐変木な編集者と読者どもが集まっていたパーソナルコンピューター情報誌。IDとパスワードのアレじゃないですよ。
*4:「最近のゲームは面白くない」という話は、いつの時代もやっている気がするが、こういう語り部になれる個人や媒体をすっかり見かけなくなった。流行には敏感だが、飽きて廃れるのも早くなったように思う。まあこれはゲームに限らないか。
*5:『ウルティマ』のカルマなんかも、今思えばそういうシステムですわな。『ウルティマ』を引き合いに出すのが多いのは、6あたりを遊びたくなったからです。