ニュースや各種SNSを見ていると話題になっている。ちょっと賛同したくなったり、「あれ?」と疑問を抱いたりする。流行りの書籍が気になって読んでみると、言葉や内容についていけなくなる。自分から積極的に話題にしたり、議論したりすることはないが、ポイントは押さえておきたい。
そんな話題の代表格が、「政治・経済」と「倫理」ではないでしょうか。選挙、国際社会、思想、宗教⋯。自分の生活にも本当は関係あるはずなのに、ピンとこない。ネットに限らず、ポンと世間話になったときに自分なりの話ができない。避けてしまうこともしばしば。
日和見や無関心、多数派を決め込むのも自由ですが、実は興味があったり、引っ掛かるものがあれば知りたくなるのが人間というもの。そして少しでも知っていれば、世間の「イイ話」だけでなく、「怪しい話」を鵜呑みにしていないか、自分なりにジャッジできます。ブログやSNSの利用にも必ず役に立つことでしょう。
ここ最近、そんな「政治・経済」、「倫理」の知識の必要性がビジネス書を読んでいても、よく挙がっています。その中で今回紹介したいのが、大学受験用の問題集や参考書を使った知識の習得です。
なぜ大学受験用の問題集・参考書なのか
大学受験用(とりわけセンター対策用)の問題集・参考書は
- 基本的な必要事項を網羅している
- 平易な記載がされている
- 著者、編者の思想による内容の偏りが少ない
これらのポイントが選ばれる理由のようです。入口は広く、基本的なことを掴んでおきましょう、というわけですね。特に問題集を使って解答を考えることにより、自分の思考の体系や道筋を整えることが重要です(これがビジネス界で注目される理由でしょう)。その点で、ともすれば読まずにそのまま本棚に、の参考書よりも、問題集にガッと取り組んでみる方をオススメします。
そこでまずは以下の問題集を紹介:
- 作者: 文英堂編集部
- 出版社/メーカー: 文英堂
- 発売日: 2014/03/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 文英堂編集部
- 出版社/メーカー: 文英堂
- 発売日: 2014/03/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 稲田義行
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2007/09/01
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これらは新品を購入しなくとも、古書でソコソコ新しい版で真っサラなものが(使ったのか? うーむ)、安価で手に入るかと思います。「センター試験対策~」は「基本問題集」よりも解説が詳細で、手応えのある問題が揃っています。
問題集の使い方とまとめ
では実際に使ってみましょう。各々好みの使い方はあるかと思いますが、例えば「答えがわかったものは解答を書き込みながら読み、わからなかったものはわかるまで書き込まない」はいかがでしょう。答えはすぐ調べても構いません。「最初から全て答えを書き込む」でもよいのですが、現時点でわからない・知らなかったものは区別がついた方がよいと思います。
個人的な使用感ですが、やはり単語だけでなく問題文とセットで読むと頭に入りやすいですし、知識としては「政治」の定義から始まったりして虚をつかれます。曖昧にしておくことの怖さを感じたりもします。根を詰めず、面白がってチャレンジしてもらいたいです。ここから興味が湧いた話題について、積極的に知識・理解を深めるきっかけになることが大きな目的です。
そうそう、時節柄、今まさにこれらを使って勉強している方には、「そんな使い方もあるんだ」くらいで心に留めておいて頂けると幸いです。将来、必要があって立ち返った際に、勉強経験の有無はやはり理解度が違うと思います。
もちろん「今既に完璧に理解している」という方は、ぜひ本番でその力を発揮してください。やかましいか。