昨日は早めに寝て、平日でも目が覚めないのに今朝は5時に目が覚めて、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観に行きました。場所はTOHOシネマズ錦糸町。『伏〜』を観に行ったときに、下見をしておいたのだ。帰りは秋葉原に寄れるし。当日は写真のように、朝は曇っていて、帰りは雨が降っていました*1。
感想としては、どうもすっきりしない、カタルシスもない、つなぎの話でした。元々『?』と同時上映だったからかなぁ。続きは気になるし、夢中で観ていましたが、単体の作品として何回も観ようと思わない作品でした。次回のシリーズ最終作(らしい)後の位置づけによっては、評価が変わって再度BDで観たりするかも知れませんが、今は何度もリピートする気はないです。
映画全編に渡って、悪い意味で「なぜ?」「何?」がつき纏っていた。映画の中でそれらが解決せず、かつこちらが頭の中で好意的に想像・解釈・推測*2しようとしても、これまでの『序』、『破』の流れからは唐突な感じの展開でした。
あとはやっぱり、次へのつなぎの話だとしても、劇場版ならば、盛り上がるクライマックスが欲しかった。『序』のヤシマ作戦、『破』の第10の使徒(ゼルエル)戦(男の戰い)にあたるものがなく、スクリーン上で戦闘したり、激しい音響が鳴り響いていても、のっぺりした展開だった。観ていて途中で飽きた・ダレた人もいるんじゃないだろうか。
例えばカヲルとの邂逅をメインに据えたのであれば、もっと盛り上がる展開もできたはずなのに、劇中のカヲルの役割・行動も(これまであんなに出番を引っ張ってきた割に)これではあんまりだ⋯、という感じでした。
お話としてはスケールが大きくなっているのに、場面ごとの描写も「こういうシーンやりたい!」感アリアリで、世界観に引き込まれなかった。今作登場の新キャラは、いてもいなくても良かったです。正直、観終わった後にどうこう感想が思い浮かぶほど、インパクトなし。
あ、あとキャラクターのアゴがなんか気になった。これまでの新劇場版と比べて、尖りすぎな気がする。
後1回は話の再確認で劇場に行くが、次作は予定通り来年早々に公開して欲しい。2,3年はもう待てない(待たない)です。