デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

Spotifyでオクタヴィア・レコード(エクストン他)の音源が聴ける

クラシック音楽を語る上で外せない日本のレーベル、オクタヴィア・レコードの音源がSpotifyでも気軽に聴けるようになりました。これまで全4楽章中第2楽章のみ、といったお試し配信になっていた音源が今年になってフル配信されるようになったのです。残念ながら新譜など、音源や演奏家によってはまだ一部配信のみですが、結構な音源がフルで聴けます。

オクタヴィア・レコードは、その録音や起用している音楽家・演奏団体から興味を惹く音源が多数でしたが、特に価格面から敬遠しがちなファンも少なくなかったかと思います。クラシックファンならば、新品の国内盤CDを1枚3,000円で買うくらいなら、中古や輸入盤で4~5枚、あるいはそれ以上買って聴いたほうが得だという向きも少なくなかったでしょう。何を隠そう私もその一人です。

www.octavia-records.com

しかしここに来ての大量サブスク開放。買う前に聴く・聴いてみてから買う、ができるようになったのです。演奏内容を判断するもよし、録音傾向を確かめるもよし。このことについてSNS等で特に発表・発信していないようですが、今だCD・レコードでしか聴けないというだけで一部の音源が”珍重”されることがあるクラシック音源界隈、この英断に感謝します。もっと聴かれて、もっと様々な批評を受ければよいかと思います。時代の流れに乗ると同時に、つまらない憶測を書けば、そんなことで自社の音源、CD・SACDの評価は揺るがないという自信があるのでしょう。私もSpotifyで聴いてから購入した音源、CDがあります。だからこそ、クラシック音楽ファンとして、CD・SACDの紹介に徹したくないのです。


それでは各自Spotifyで検索してみてね、と書きたいところですが、自選でこれがフルで聴けるんですよを少しだけ。

まずはエクストンを代表する小林研一郎指揮の演奏。元々全曲聴けるナンバーもありましたが、チェコフィルとのベートーヴェン交響曲が全曲聴けるようになりました。唸り声、控え目です。冗談抜きに、そういう確認もできる。私は第4番・第6番が気に入って以来、SACD全部買いました。

ハンガリー放送響とのドヴォルザークの交響曲第8番の新録も聴けます。第3楽章のしっとりとした仕上がり。

児玉桃のメシアンも、若林顕のショパンだってもう聴けます。


最後にオクタヴィア・レコードは日本人作曲家の音楽も積極的に録音していて、オリンピック・行進曲の話題ならこれ『世界に冠たる日本のマーチ』(指揮:武藤英明 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)。このアルバムが元々全曲聴けるようになっていたところに意気を感じる。

スポンサーリンク