デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

邦画と特撮、アニメに寄せて 『けものフレンズ2』第5話・第6話

そろそろ中盤の今期作品、『けものフレンズ2』(テレビ東京 毎週月曜深夜2:05~、AbemaTV、ニコニコ、Amazon Prime Video他配信有)の感想です。放送を見逃しても、どれか配信で見られるはず。隔週で2話分の感想を書く予定です。


第3話・第4話の感想:

第5話の感想

ぞろぞろ出てくるフレンズとキュルルたちの掛け合いと行動がなかなか楽しい回。それでいて、「ヒト」の謎と最後にサプライズを持ってきて続きが気になる構成。「もう喋らん」と言われなくても気になる。

ヒョウ姉妹のキャラと、ワニコンビのデザインはなかなか好み。特にメガネ要素のあるフレンズは個人的にアタリ。あとやっぱり爬虫類は良いね。普段はゴジラやウルトラマンではしゃいでいるので・・・。動物よりも怪獣要素に惹かれてしまう。ねんどろいどぷちみたいなグッズがあったら買うかも。

ヒョウとワニの縄張り争いって実際にあることなのかね。住んでいる場所からしてありそうだなと思ったが。フレンズの出来が良いと興味が湧いてくる。

ラッキーさんは絶妙なタイミングでカラカルたちフレンズと話をしているように聞こえていた、と。まあそれでいいか。

サーバルは頭の上の耳で音に反応して、カラカルは下の耳でゴリラの胸たたきの音を聴くのね。1話の感想で冗談半分に書いた、「4つの耳で捉えて頭の中でミックスダウン説」を思い出してフフッと笑ってしまった。用途によって使い分ける設定があるんでしたっけ。

ゴリラが凄く意表を突かれるデザインだった。ヒトに近い見た目。なんというか、いかにもゴリラっぽい、悪意が滲むデザインじゃなくて感心。繊細さのギャップも素敵。

ヒトは動物を意のままに操れると主張するゴリラと、ヒトはそんな生き物じゃないと言うサーバル。今回チラチラ出てくるフレンズたちの「ヒト」観は次回以降要注目。

ゴリラに頼まれてヒトの怖さを表現するキュルルの可愛さよ。そしてそれを怖がってみるカラカルとサーバルのノリ。ワニたちの冷静な反応も良い。やはり4話ぐらいからキャラの動かし方がこなれた感があるね。キュルルの取り合いは正直、物凄い力で痛いんじゃないかと思ったが、さすがにそういう表現はしないか。サーバルとカラカルってなんで強いんだ? 過去編あり?

今回はフレンズのキャラを活かしているから、キュルルのアイデアタイムもだいぶ観られる。そんなことを考えていたら久々に謎の凶暴なフレンズ。このフレンズはラスボスか、それとも途中のメイン回で救出かな。怖がるんじゃなくて、火に反応するのは作品特有の設定なのか、この動物(フレンズ)の設定なのか。わからん。

そして登場、かばんちゃん。これが噂の。頭身高めで、想像よりもお姉さんキャラだった。お肌の露出が激しいわけでもないのに、そこはかとない色香。素晴らしい。この作品に限らず、こういうセクシャリティの喚起がもっと欲しい。かばんちゃんの顔と比べるとキュルルの顔は幼くデザインしているのがわかる。1話であった、サーバルとかばんちゃんには何か過去の記憶が・・・というところで次回。

第6話の感想

世界観の話が色々と出てくる回。正直第2話辺りを観ていたときは、悪い意味で「深く考えずに楽しむ作品」みたいな印象だった。実は2話分まとめて感想を書いているのは、前後の内容の繋がり意識と、「書くことがない」話対策なのね。今回はこれまでの話の伏線も出てくる上に、結構詰め込んできたのでひと安心。

相変わらずラッキーさんは良いキャラしてる。この見た目で今後もバリエーションが増えるのかと思ったら、そうじゃなさそう。ちょっと残念。カラカルの方が何かとキュルルの世話を焼くのね。サーバルの”別格”感、いやマスコットキャラ的なポジションが少し寂しい。

かばんさんは、確かにかばん「さん」と呼んだほうがしっくりくる、落ち着いた女性の印象。ちょっとサバサバした感じも、そそる。キュルルに「ヒト?」と質問するのは色々勘ぐってしまうじゃないか。

かばんさんの「おうち」は元からあった研究施設を使っているのかね。またしても「ヒト」がいる、いた匂いが強く出てきた。

フレンズの成り立ちから、フレンズにならなかったビーストの存在、前述の「ヒト」の存在・・・結構ゆるふわな世界じゃないのね。部屋の設備からして『バイオハザード』や『ザ・フライ』かよ、ってなもんだ。

それを踏まえるとフレンズの給仕する姿が、地味ながら5話の「動物を従えるヒトの怖さ」を思い起こさせる。この場面ではフレンズの自発的な厚意、共存関係、を表現しているのだろうけれども。・・・だよね?

火山云々より、サンドスターの研究内容の方が後々の伏線の気がするがどうか。例えばフレンズの過去の記憶とか。かばんさんの寂しげな「そうだね」も引っ掛かる。辛い料理にハマるカラカルが微笑ましい。ソファーに遠慮なくくつろいだり、カラカルだけは色々イジるね。

おお、3話を伏線で使うのね。イルカさん! それにしても海底火山は気がつかなかったのか、かばんさん研究班は。図鑑もあるのに。海に縁がなかった、というのもちょっと苦しい。サンドスター絡みで特にかばんさんは知っていて放置、本当の研究目的は別にある、ってのも好意的解釈過ぎるし。毎回キュルルのアイデア披露の場面は苦戦してる。

そんなわけで海と海に潜むセルリアン(?)が今後キーになりそうなのはちょっと苦笑。海で回収したサンドスターもね。かばんさんに「海が怪しいと思ってる」の一言でもあれば多少は印象が変わってたのにな~。

セルリアンが暴れても手を出さず見ているだけのかばんさん、ってのもあまり深く考えなくてよいのかな。サーバルたちが倒せるとわかってたみたいな感じだったので・・・。サーバルとカラカルでビーストにも勝っちゃうのかな。

サーバルとかばんさん(ちゃん)の関係を当人同士で会話をさせるのではなく、カラカルとかばんさんの会話で匂わせるのは悪くない。残りの話でもう一山あってもいいくらい。次は”記憶”に再会、というわけよ。ベタだね~。話の余韻は良かっただけに、ホントどうするんでしょうね。

作品全体として、ヒトと動物(フレンズ)の関係がテーマなのかな。かつて「ヒト」が沢山いて、動物と関係を持っていた。その名残で、野生に近いフレンズもいれば、芸を仕込まれているフレンズもいる。ヒトを恐れるフレンズもいれば、親しみを持つフレンズもいる。「ヒト」を自称するかばんさんは今、高い塀と扉のある「おうち」で暮らしている。そして「おうち」を探してフレンズと行動するキュルルは本当に「ヒト」なのか。そもそも初登場の場所からして怪しい。存外考えさせられて、また続きは次回。


第7話・第8話の感想:

スポンサーリンク