デジタルエンタテイメント断片情報誌

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邦画と特撮、アニメに寄せて 『ケムリクサ』第5話・第6話

今期注目している、『ケムリクサ』(MX 毎週水曜22:30~他、配信有)の感想です。今回は第5話・第6話。更新は2話ずつまとめて隔週予定。ちょうど前半の区切りという話数です。

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第3話・第4話の感想はコチラ:

第5話の感想

メリハリある構成の4話と比べて、多少以前の印象に戻った感のある話。やはり移動メインで、毎回続きの気になる要素を振り撒き、明かしていくのかな。

「霧が高い」といった、この世界が変化している様子を口にしているが、本来どういう状態、起源なのか不明なので後話のネタばらしを楽しみにしたい。それにしても、そんな印象ばかり続いていないか。

世界観は印象に残る。好みで言うと好きなほう。「これは日本の〇〇かな」と島の特徴や元ネタを探すように見るときはある。ただ、移動メインの話の中で、視聴者に思わせぶりな配置をしつつ過ぎ去っているだけなのかな、という気がしなくもない。繰り返すが、そこはまだ後話次第で印象が変わると思う。

気になる謎は多いが、それがどんな意味があるのか、あるいは「意味ありげ」なだけなのか。視聴者の「考察」が「勇み足」になることも少なくない。また昨今は各種メディアで情報が補完・補足されがちである。個人的には、作品内で表現しきって欲しいところ。

部品探しについては、五感の貴重性を強調したいのか、わかばはヒトではないのか、便利キャラと化しているのか・・・。ケムリクサのお手軽で使える道具感も押し出してきたかな。

前半でりつとの会話を弾ませた上での感情の発露は理解はできるが、もう少し移動や普段の状況に難儀する素振りがあると、よりグッときたかもしれない。こういうキャラだ、という型にはめすぎていて、やや唐突に見えるフシがある。”毒”も楽しみにしていたが、存外あっさり来たね。これで全員か。

”白いの”が役に立ちそう、無害な協力型NPCのようで後々わかばたちを脅かす存在になる、みたいな展開が好きだがどうか。

その前振りでわかばの単独行動かと一瞬期待したら、新キャラ登場のためでした。

第6話の感想

ちょくちょく名前が出ていたりくが登場。ケムリクサのチュートリアルを兼ねて。こういう役割で登場させるキャラクターとしては口調・性格づけもソツがない。野良キャラというか、ベタな方だと思う。・・・なのになぜわかばのキャラづけがこうなってしまったのか。女の子キャラメインで”男”を登場させるのはそんなに難しいのか。もう言ってもしょうがないか。

前話でも書いた五感のことだが、やはり各姉妹の生まれが関係している様子。ということは本来一体である、みたいなことを匂わせているのかな。「最後」という台詞も気になる。それはさておき、私も背中さすりたい。

ケムリクサの使い方を教わったら盾が3枚になった。前の感想で書いたが、これも光鷹翼と一緒じゃないか。今話で存在感ある”樹”も出てくるしな。わかばのキャラ・存在もまさか、うーむ。下衆の勘繰りが過ぎる。

ケムリクサに封じられた(?)文章が読めるようになって、新たな謎と展開の提示。文章を映像を交えた再現にするのではなく、文章そのままを見せる演出。読ませたくない(でも読んで詮索してね)というところはぼやかして、すぐに消化する部分は読ませると。

むしろ映像表現でも入れてさらに”謎”を匂わせてもいいのにね。謎解きADVで入手したアイテムに、「使う」コマンドを選んだみたいだった。そういうテイストにしたいのか。マルチエンディングのゲーム化・・・されないか。

それにしても、依然としてわかばの存在も謎なので「ケムリクサについて調べるお前こそ何者なんだ」と言いたくなる。ゲームの話ついでに、単なる視聴者の代わり(プレイヤー)だとしたら、アニメのキャラとしては少し寂しい。

何だかんだで、りくの力添えが効いて大きな根に到達。りくも再登場するのだろうね。口を滑らせかけるわかばが、いかにも演技という不快感を与えるのが惜しい。そういえば今回りんには毒描写がなかった。毎回やらずに力を貯めるのもアリ。

最後に御神木が登場。違うか。祠はないか。しつこいか。次回を楽しみにしたい。

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