大洗女子学園の行く末はまあ、予想通りという感じだが、各チームの士気の上がり下がりの描写は面白かった。まあ意気込んだままだと、観ている方としては息が抜けなかったかもしれない*1。
立てこもりからはある意味堂々と突破を敢行。一泡喰わせるかな、と思ったけど予想がはずれちゃいました。
カチューシャはそこまで策士というわけでもなかったし、戦力差があるからこそ、作戦勝ち(戦車道としての勝敗は置いといて)が観たかったが、今回のお話で逆に作戦立てて勝ち脚本、というのは難しい、というのも思い知らされた。そうだよなー、史実を参考にしちゃったりするとなおさらかも。
これまでのお話作りでも気が狂うほど十分楽しませてもらっていますが、この作品に関しては、最終話にむけての話、物凄く願望を言えば2期での戦車戦はその辺りがもう少し解消されるのを期待。
あ、でもよく考えたら西住流も「猪突猛進」「前進あるのみ」だし、そういうお話にはならないのか…? みほ自体、戦い・作戦よりも重要視していることがあるわけだから。
以前から戦車道経験者のような感じだった会長(と38(t))がカッコよく、そして適度においしいところを持っていった。決して無双ではなく、最善のテクニックを尽くしての活躍で、素晴らしい。物凄く強い兵器(人間)によって、相手がただ圧倒されるだけがカッコよさじゃないのだ。会長のキャラの良さも活きてて◎。たとえベストな結果にならなくても、最後にやられたとしても、観ていて「うおお負けるな」と思えるキャラクター・展開は大好物です*2。
しかしこのアニメのキャラ全般に言えることだが、お話の中で地味に描写を積み上げていくから、どのチームも活躍すると楽しい。歴女なんて毎回ガンガンしゃべるわけじゃないのに、十分キャラが立っている。その意味で追加キャラ・チームはもっと早く戦車道に参加して欲しかったし、まだまだこの作品で観たい*3。
あとは八九式の大逃亡がもう…、バレー部最高だわ。
戦車の動きはアニメで魅せるべく、動きも機敏だし、走行速度(スピード感)も出しているそうだが、これはやっぱり正解だな、と思った。現実の戦車の動きに即した機動力にしたら、今回の話なんて鈍重すぎて面白くなさそうだ。私が『ガルパン』に惹かれた理由のひとつが、リアリティを割り切っている点であり、この魅せ方を間違えていたら、凝っているけど「面白い」といえる作品にならなかったのでしょうね。
3突と歴女(カバさんチーム)は、もう一本アニメ作れそうなくらい、車輌もキャラも良い。というかBDの特典お願いします。
勝敗の行方は、どうなんでしょうか。負ける展開でもいいけど、大洗女子学園に勝ってほしいなー。プラウダ高校のリベンジをぜひ2期で。あのキャラ・戦車たちが1回限りは惜しい。大洗女子学園以外との戦いも見てみたいし。
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