デジタルエンタテイメント断片情報誌

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邦画と特撮、アニメに寄せて 『けものフレンズ2』第7話・第8話

フレンズも続々登場してきた今期作品、『けものフレンズ2』(テレビ東京 毎週月曜深夜2:05~、AbemaTV、ニコニコ、Amazon Prime Video他配信有)の感想です。放送を見逃したら、配信でどうぞ。隔週で2話分の感想を書く予定。今回は2話分で丁度いい文章量。



第5話・第6話の感想:

第7話の感想

しばらく物語の核心に触れるような空気の話が続いて長々と感想を書いていたら、久々にグダグダだった。あらすじは・・・いらない。2話の観ていて「?」と疑問が浮かぶ展開と、5話のフレンズ同士のギスギスした空気をくっつけたような話。まあラストのサーバルよろしく、気張らず観ろよ、ということで深く考えないでおく。

フレンズ同士の関係については、喧嘩するなとは思わないが、次は別な話のきっかけを用意したほうがいいかも。登場するフレンズの数が増えるのなら尚の事。捕食関係みたいなのを露骨に押し出さないのなら、共同生活している集落とかはないんだろうか。そこまで「ヒト」らしくじゃないのか。

今話のグダグダな一因をつくったキュルルの表情が時折悪辣に感じるのはなぜなんだ。同じくヒト(と思われる)のかばんさんは大人の落ち着いた雰囲気と柔和な表情が割と自然だったのに。単純に顔を幼くするだけでは「可愛げある」顔にはならないんだろうな。

何となく弾けていなかったサーバルが活躍。湖にフレンズを突き落として悪びれずに「無事で良かった」で済ませたり、木々を渡る様は少し狂気を感じた。やっぱりこういうポジションなのね。メインのリレーについてはどこ走ってんだかよくわからないし、フレンズの移動も不可解なので、プロングホーンを助けるチーターの姿だけ目に焼きつけよう。

オオミチバシリのデザインとキャラもなかなか面白かった。プロングホーンと生息地が近いからこんな関係にしたのかね。違うのかな。それほど動物好きでなくとも、興味が湧いてしまう。鳥類も割とハズレがない。ラストはちょっと空飛んでる様子くらい絵に書いてやれよキュルルは、と思ってしまった。まあ今にして思えば4話のパズルもそれあげるか? みたいな感じだったしな。乗り物いいデザインだね。OPも絵だけ途中から変えても良さそうなものを。では8話へ。

第8話の感想

アイドルのPV回。過去の感想でヒトと動物の関係がどうたら書いていたのだが、フレンズにもアイドルがいるのか。やっぱり常々感じていた通り、野生がどうとか、飼育されて云々といった、そういう前のめりをして楽しむ作品じゃないな、という気がする。リフレクションだね。

今回はペパプ以外にもいろんなフレンズが出てきて楽しい。こういう登場のさせ方は好き。話数も早くてよかったかもしれない。

耳が4つあっても、ペパプは聞き取れないのね。これも別に、フレンズの耳の機能はファンタジーだと思っておけばいいわけよ。

マーゲイに会った意味がイマイチなかった気がする。お芝居は何かの伏線か。カラカル扮するセルリアンが妙に立体感があって不気味だった。カラカルには汚れ役も任せられるのね。またしてもサーバルの影が薄くなるのは如何ともし難い。芝居の笑いの演技だけは相変わらず狂気をはらんでいて苦笑。

なるほどペパプは全員可愛いし、キャラ付けも良い。今話だけだったら惜しくなる。さすがアイドルキャラね。OPにも出てくるわけだ。海・川のフレンズもアタリだわ。キュルルを追いかけるオオセンザンコウたちは4話より強硬な手段に出る。4話があったからこそか。

ライブの演出としてあっさり倒されるセルリアン。実は『けものフレンズ2』を観始めて以来、セルリアンの存在についてもよく理解していないのだが、どうやら理解しなくても良さそうだ。ライブシーンは素晴らしいの一言。このクオリティで丸々1話踊りと歌の回にして欲しかったくらい。これを観た後に今のEDは絵的に残念。こういう動きのある、観て楽しいものにしようと思わなかったのかなぁ。

最後にキュルルがいつの間にかさらわれて次回。キュルルと近しい関係のフレンズとおうちの記憶に迫る回、かな。


第9話・第10話の感想:

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