Amazonのリンク貼ってオススメしといて、どうだったの? という感じだし、きっと感想を知りたくてここに辿り着いた御仁もいると思い、無事発売されたサントラの感想です。
TVアニメ『ガールズ&パンツァー』オリジナルサウンドトラック
- アーティスト: TVサントラ,カチューシャ(金元寿子),佐咲紗花,ChouCho,あんこうチーム(西住みほ(渕上舞)、武部沙織(茅野愛衣)、五十鈴華(尾崎真実)、秋山優花里(中上育実)、冷泉麻子(井口裕香)),ノンナ(上坂すみれ),吉田玲子,こだまさおり,畑亜貴,伊藤真澄,ISAKOVSKIJ MIKHAIL VASIEVICH
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: CD
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なかなか凝った、曲に対してこだわりを感じる良いサントラです。個人的に映画のサントラも大好物なので嬉しい出来です。劇中の楽曲を収録したDisc1〜2前半は、録音がのっぺりしていなくて、音の広がりと分離も良好。マーチというか、クラシック音楽の録音みたいな奥行・広がりではないが、聴きやすく、また作品のちょっとほんわかした雰囲気とマッチしていると思う。あんまりシンフォニックな響きだと大仰すぎるかもしれないし*1。
Disc1で聴いて改めて良いな、と思ったのは「15.戦車道とは女子としての道を〜(略)」。日本の行進曲的な雰囲気と、個人的には「へへへ、シューベルト?」という感じがGood。気になったらぜひ一聴を。
Disc2後半(歌中心)のお楽しみ、「カチューシャ」について一言。劇中で流れていた、プラウダ高校合唱入りバージョンもお願いします。
ライナーノーツには作曲の浜口史郎氏のインタビュー。曲目掲載だけの素っ気無いサントラも比較的多い中、作品のこと・音楽のことがわかって良い。詳細は書きませんが、メインテーマのメロディーのつくりや、楽器の編成もなかなかのこだわり様です*2。監督をはじめ、かなり意気込んで作っていたのだな、と今更ながら思いました。
あとは、音源・音質的に、SACDで欲しい・DSD音源で欲しい・フルオーケストラバージョンで欲しい、といったことをいろいろ思いましたが、今回のサントラではそこまで求めないことにしました。
そういうのは劇場版のサントラで期待します*3。