鉄道をテーマにしたクラシック音楽をまとめたCDで、なかなか良いものがある。
『鉄オタクラシック〜オーケストラ曲編』(スターレク指揮:SWR南西ドイツ放送管弦楽団カイザースラウテルン)だ。鉄道がテーマのクラシック音楽といえば、オネゲル作曲の『パシフィック231』がつとに有名で(このCDにも収録されている)、「それ以外無いんかい」と少し思っていたので嬉しい*1。珍しい曲も収録されていて、コレクションとしても◎。
特に一曲紹介するなら、初っ端に収録されている、ロンビ作曲『コペンハーゲン蒸気鉄道』は、列車の走行する描写が秀逸*2で、聴いていてワクワクする曲。最高のつかみだと思います。
あとドヴォルザーク(本人が鉄道大好き)の曲からは、『ユモレスク』がチョイスされている。このCDのテーマとは直接の関係はないかもしれないが、品のある良い演奏。もっとコブシが利いた演奏も好きだけど。
輸入盤に日本語解説をつけた国内盤なので、解説がいらない人は好きなほうをどうぞ。
- アーティスト: Various,イジー・スターレク,カイザースラウテルン南西ドイツ放送管弦楽団
- 出版社/メーカー: HAENSSLER
- 発売日: 2010/06/04
- メディア: CD
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Railroad Rhythms: Classical Music About Trains
- アーティスト: Aaron Copland,Alois Pachernegg,Antonin Dvorak,Arthur Honegger,Eduard Strauss,Hans Christian Lumbye,Heitor Villa-Lobos,Hilding Rosenberg,Jacques Ibert,Johann II Strauss,Leonard Bernstein,Silvestre Revueltas,Vincent D'Indy,Jiri Starek,Kaiserslautern Radio Orchestra
- 出版社/メーカー: HAENSSLER
- 発売日: 2006/11/14
- メディア: CD
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