デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

『わんぱく王子の大蛇退治』を一考

最近日本の歴史や風景、そしてそこに住む人間・獣が、アニメの世界でファンタジックに描かれている機会が多いなあと思う。

要は戦国時代や江戸時代に現代の人間や町並みの要素が入ってカラフルになったり、人間化した動物が日本語で喋ったりしているのを見る機会が多いってことです*1

そういうのを見るにつけ、まだまだ日本に面白い舞台・素材はあるんですな。ネタが枯渇してたどり着いたのではなく、実は今更その面白さに、制作側や我々が気がついたのではないか。

『わんぱく王子の大蛇退治』は1963年に制作されたアニメ映画で、日本神話・古事記が題材。実は子供の頃にキャラクターを見た第一感は、「なんか変わった格好してるな」というものだった。でも今見ると、日本ならどこにでもありそうだけど、他の国ではなかなかないすごいオリジナリティが溢れている! これは映画の舞台・風景もそう。

そしてシンプルなキャラクターがよく動き*2、音楽や効果音がアニメーションと一体になって盛り上げる。ストーリーだって、日本神話の相関関係、幻想的な内容が盛り込まれていて、ファンタジーです。

制作陣はあえてここで書きませんが、アニメ・特撮好きなら知っていていい人が数多く参加しています。高画質・高音質で観たいアニメ映画です。

わんぱく王子の大蛇退治 [DVD]

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*1:実はつい最近もそんな映画を観まして、へへへ。感想はまた後日

*2:例えば、馬は羽が生えてなくたって、空を駆けるんですよ。これ意外と新しい気がする

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