小学校・中学校時代の音楽の授業、歌を歌うのはあまり好きじゃなかった*1が、音楽鑑賞は結構好きだった。なぜ好きだったか。
それは、この授業のときに、モーツァルトの音楽を知ったから。
モーツァルトの人となりや、音楽史としての位置づけといったところから興味を持ったのではなく、音楽室で流れたモーツァルトの曲に子供ながら惹きこまれたのだ*2。
そして時は流れて社会人になり、音楽鑑賞が趣味のウエイトとしてかなり大きくなり*3、今貪る様に聴いているジャンルが、クラシックだったりする。
そんなわけで、芸術の秋、やはりここは私の好きなモーツァルトの「ホルン協奏曲」を紹介しよう。第1番〜第4番まであるが、私のお薦めは第4番の第3楽章。素朴で愉快な旋律、そしてホルンの音色! 実は小学校の頃音楽の授業で聴いて以来のお気に入り*4。もちろんどの曲も愉しい。比較的短い曲ばかりなので、一枚のCDに全て収まっていることも多く、実際私も聴くときは通して聴く事も多い。でも演奏会で聴くわけではないのだから、好きな楽章を繰り返し聴いてもええじゃないか。
今一番聴いているのが、下のティルシャル, チェコ・フィルハーモニー室内管弦楽団(指揮:コシュラー)のもの。録音がすごく良くて、ホルンの音色がたまらない。ヘッドホンでもスピーカーでも、耳に染み渡ってくる。画像がなくて残念! 興味があればぜひ。
モーツァルト:ホルン協奏曲全曲、ホルンとオーケストラのためのロンド
- アーティスト: ティルシャル(Hr)コシュラー(指揮)チェコ・フィル室内管,モーツァルト,コシュラー
- 出版社/メーカー: オクタヴィア・レコード
- 発売日: 2006/08/23
- メディア: CD
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ちなみに、小学校時代の掃除の時間BGMは、モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』*5だった。校内放送用のスピーカーから流れていた演奏は、すごく流麗な演奏だったが、誰の指揮・オーケストラの演奏だったかはわからない。当時放送係で、放送用テープも見たことがあるのだが、誰の演奏かは書いてなかった。
実はその頃の演奏が見つからないか、細々と色んな演奏を聴いて探しているのだが、これ、というのはない。
でも、おかげで好きな演奏はできた。それはまた次回*6