デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

『ガールズ&パンツァー』関連物落ち穂拾い その18 10周年プロジェクト始動

大変遅まきながら、ガルパンが2012年のTV放映から来年10周年ということで、プロジェクト始動だそうです。発表されている企画は今のところ博覧会くらいですが、明るく楽しい話題で盛り上がればと思っています。

※PVも公開されています。画像をタッチ・クリックすると動画(YouTube)が再生できます。

『最終章』第3話のBD発売目前ですが、今回はこの10周年にかこつけた雑談です。グッズ紹介は特にないです。実は他に発表がないか待っていたのですが、特に何もないので記事にすることにしました。

ガルパンのこれまでとこれからに寄せて

まず、TV版が繰り返し鑑賞するに値する作品だったことに感謝したい。第1弾PVで抱いた期待や想像を遥かに超えた。「おちゃらけた出来なら、それはそれでネタになるから」などと一瞬でも考えたのが愚かしい。今見るべきは10周年PVではなくこちらだと思う。

※題材には惹かれたが、とても10年続くどころか続編があるとは思えなかったPV。画像をタッチ・クリックすると動画(YouTube)が再生できます。

一方でTV版の頃から気になっていたことがある。制作・公開の遅れだ。制作快調!!と公表しなくなっただけ進歩した、というのは贔屓目だろう。まさかこの話題も10年引きずると思わなかった。

作品を取り巻く状況や関係者、ファンの存在まで全てがコンテンツを形成し、それが当然という風潮がある。私自身それらの話題から注目した作品もある。だがもちろん作品外の話には目もくれず、作品のみに集中したいときはある。本作はそうやって鑑賞する魅力が十分あると思う。放映当初から観ていなくても、グッズを買わなくとも、イベントに参加せずとも、興味を抱くファンが絶えない出来栄えなのが根強い人気の秘訣だとも私は考えている。だからこそ作品周辺の話題を面白おかしく騒ぐのも程々に、と記事を書くときに気をつけてきたつもりだ。

ただ現在公開が進んでいる『最終章』に至っては、やはり公開の遅れが様々な機を逸しているように思えてならない。内容に関して言えば、TV放映なら許されたお話のテンポが、1本の映画なら楽しめた映像の見せ場が、それぞれ長所を失いつつある。そこに作品周辺の要素として、イベントもろくに開催できない現況が重なっている。結果、魅力が共倒れしているのだ。正直、私も本作の話題を記事にする頻度はぐっと少なくなった。

それでもまだ完結していない作品の評価を断ずるのは早い。(最後まで)観もしないで不満を述べる気もないし、無条件に「いいぞ」と呟くこともしない。願わくばまた熱を入れたくなる展開を望んでやまない。


博覧会以外にイベントないのでしょうか。まだ企画も難しいのでしょうかね。10周年の博覧会は、5周年のときのようなスカスカ展示に最後の物販コーナーが大きく待ち構える構成にはしないで欲しいなあ。色んな資料や展示物の集大成にしてもらいたい。全国で開催するには色々ハードルが高くなるのでしょうが。5周年のときの、物販コーナーの無言のレジ行列はもう勘弁だなあ。他作品の展覧会も似たような状況なのかしら。

あとは博覧会で同じ衣装の着せ替え全員集合されても、多分私はグッズ買わないと思います。着せ替えするなら是非とも本編で。ついでに各校生徒の交流描写も。他の記事でも書きましたが、だからこそのOVA展開だと期待したのだがなあ。さんざ書き散らしておいて、まだ期待はします。


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