デジタルエンタテイメント断片情報誌

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『ガールズ&パンツァー』関連物落ち穂拾い その11

『最終章』第2話のBDですか? はい、堪能しておりますよ。それはまた別の記事にするとして、実は第2話BD並に楽しみにしていたものが3月に発売予定なんですよ。それがCD『交響曲ガールズ&パンツァー』。

交響曲ガールズ&パンツァー

交響曲ガールズ&パンツァー

  • アーティスト:浜口史郎
  • 発売日: 2020/03/11
  • メディア: CD

これまでに発売されたCDやコンサートは、オーケストラを起用した一大イベントもあったものの、やはりアニメ本編、映像に基づくサウンドトラックとしての側面が強かったと思っています。今回はそこから、ガルパンの音楽・楽曲単体の魅力を立脚させるべく満を持してレコーディング⋯であって欲しいなあ。

※画像をタッチ・クリックすると試聴動画(YouTube)が再生できます。

過去にもキングレコード辺りで「交響曲」「交響詩」と銘打ってアニメ作品のオーケストラ演奏を収録したディスクがありましたが、その中でも一際充実した内容だと嬉しいなあ。YouTubeの動画で聴く限り、現時点では期待大です。

まずはCDで聴いて、曲構成から録音状態、収録団体・場所等々感想と雑談を垂れ流したいと思います。ハイレゾ配信もやるだろうから、CDの内容が良ければそちらも聴いてみたい。

※2020/3/追記:

『改訂版 ガールズ&パンツァー エンサイクロペディア』の感想

『最終章』第2話の前に、久々にガルパン関連物を語っておきましょう。『改訂版 ガールズ&パンツァー エンサイクロペディア』(一迅社)です。元々は『ガルパンFebri』の掲載記事で、好評を博して書籍化というものです。

登場人物から台詞、小道具まで、本編にまつわる用語や小ネタを解説した書籍。チョイスも細かくて面白いし、適宜イラスト・画像がついていて記憶を辿るのにも便利です。編集者の解説も程よく洒落が効いたものです。ドラマCDやスピンオフの情報も時折入りますが、本編の内容を歪曲させるものではないと思います。ただ本編で未登場の設定の項目もあり、そこはこだわらず「そんなものか」程度で流しておけばよいでしょう。そうそう、全ての項目に読み仮名がついてたら文句なしでしたね。

個人的には「これも戦車道よ」が「戦車道」の項目の一例で、独立した項目でないのがチト残念。あとは「Hかな? Jかな?」の台詞は「女子力高い」と私は評したい。

そう言えば「武部沙織」の項目で、”好きな戦車がM26パーシングであるのも、特撮などによく登場することから男子が好きそうだから、というのがその理由。”とありましたが、特撮方面なら是非M24チャーフィーやシャーマンが好きと言って頂けると⋯。ちなみにM24を好きな戦車に挙げてるのが優季ちゃんなんだよなあ。わかってんなあ。

性的欲求に話がそれましたが、もちろん大洗に関する項目も充実しています。大洗限定グッズの紹介もあり。それらに関して大洗や関係者の心意気には大いに感謝しているし、折に触れて紹介することもやぶさかではありません。

ただ、こうした書籍を読んで直近の『最終章』までに思いを馳せていると、もう一段、本作ならではの作品世界を作り上げて欲しいな、という気がするのです。何というか、「大洗に行きたくなる」だけでなく、「この作品にはまだこんな面白い設定や話がある、もっと続きが見たい」という欲求が沸き立つ世界、とでも言うのでしょうか。大洗をないがしろにしろ、というわけでは決してありません。作品にそんな要素が今以上に根付いたときに、「戦車道は、人生の大切な~」なんて台詞にも実感がこもるのだと私は思います。


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