デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

オーディオ物欲雑談その6 PCCITYのヘッドホンケーブルとAKG K702

長らく音楽を聴くに当たって、AKGのK501というヘッドホンを使っていた。弦楽器の表現が上手く、低音はそれなりだったが、クラシック音楽を中心に聴くのでさしたる不便はなかった。

ところが最近になって、とうとうヘッドホンとケーブルの繋がっている部分が劣化して、ケーブルの中の配線がむき出しになってしまった。しかもそのせいか、ケーブルと体が接触するとたまにノイズが入る。まだまだ十分使えると思うが、一旦新しいヘッドホンを物色することにした。

幸いAKG K702が新品価格もこなれてきたので、店頭で試聴して購入した。K501と比べると全体的に音に厚みが増した気がする。それでいて、じっくり聴くと音の分離はなかなかだ。ジャンルを選ばない音作りに進化したと思う。ヘッドホン頭部のコブ部分は、新しいものはなくなっている様子。

音の魅力以外でこのヘッドホンを購入した理由がある。工具無しでヘッドホンケーブルが着脱・交換可能なのだ。これならケーブルがおかしくなっても使い続けられる。最初からこういうタイプにしておけばよかったと思うことしきりである。K701が一時期有名になったが、今なら型落ちしたK702も十分魅力的だ。


音楽記事をやっているので、そろそろこのヘッドホンの話でもしておこうかと思ったら、程なくしてヘッドホンケーブルの調子が悪くなった。音がふらついたり、音量が上がるとピリつくようになった。本体部分を購入してからさほど酷使していないので、やはりケーブル部分が原因のようだ。

思ったより早かったが、仕方がない。新しいヘッドホンケーブルを購入することにした。付属の純正品も販売されているが、この耐久力だ。別のメーカーのものにしよう。かといって信憑性のわからない、癖のあるものは避けたい。まずは日常使いに十分耐えられることが条件だ。


そこでPCCITYが販売しているAKG対応のヘッドホンケーブルを購入した。プラグやケーブルの加工が良さそうだったからだ。実際、製品を見るとプラグ部分が金メッキされていたりして、純正品のものよりしっかりしたつくりの様子だ。ケーブルもしなやかだ。Amazonから送られてきたときは、約8cm四方のビニールに入っていたが、ケーブルに跡はついてなかった。


接続して音楽を聴いてみると、純正品とまるで違和感がない。何かが足りない、突き抜けている、そんなことは感じなかった。実はこれが一番嬉しい。あとは耐久力だが、今の所問題ない。ケーブル類はオーディオのアクセサリの中で、なかなか不思議な存在だが、そういうのに興味がない人にも安心して薦められる。

AKGの対応ヘッドホンを紹介しているサイトにレビューがないか探したが思うように見つからなかったので、ささやかだが紹介しておきたい。純正品よりややお得で、普通に使えるヘッドホンケーブルです。

スポンサーリンク