デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

SpotifyとNMLでクラシック音楽 その14 ドヴォルザーク

今回はこの作曲家を紹介してなかったのか、という有名曲を抱えたこの人物です。曲を聴けば「ああ、あの曲ね」で済む、凄いことですよ。こういう作曲家と曲こそ、音楽が手軽に聴けるようになった今、向き合っておきたいものです。

初期は作曲家名でやってたのに、最近は小細工が多かったなあ。まあ細工しないのが良いわけではないですけどもね。


今回はドヴォルザークだけ:

ドヴォルザークを、また知る

明確な情報の出典がなくとも、特に交響曲第9番「新世界より」は、知られ過ぎなぐらい知られすぎていると思う。演奏会や学校の授業だけでなく、テレビ、映画、ゲーム等々で耳にしているのではないか。夕方や店の閉館には第2楽章に歌詞をつけた「遠き山に日は落ちて」が流れている。

クラシックに興味を持って、「あの曲を聴こう」と思って聴いて以来、関心をなくしてしまう向きもあるのではないか。私もその一人である。指揮者・演奏家にとっては技術的、または解釈面で結構手強い曲であるとも聞くがが、その点だけで興味を取り戻すほど、知らぬ顔ではない。とは言え、この楽章だけ聴きたい、といった聴き方も配信なら可能だ。

もっとも、ドヴォルザークの交響曲、管弦楽曲はこの曲だけではない。むしろ「第9番は知っているけど⋯」という向きは配信でガンガン聴いて欲しいところである。

ところで、録音評でよく出る「ボヘミアの郷愁」ってのが感覚的に実はよくわからないのは、私だけなのか。具体的に、とお願いしたい。そういう録音に限って、オケの技量が足りなかったり、平板で案外アピールに乏しかったりする。こちらの不勉強? まあ否定はしませんが。

そうそう、ドヴォルザークでもドヴォルジャークでもどちらでも結構です。実際の発音についての話なんかは、拝聴しますが私は意に介しません。サイトも自分も、そういうキャラ付けはしません。ただ、広く一般に使用されるのが何かだけ、個人的に判断します。ささやかな配慮ですな。

これに限らず、日本語表記にこだわる向きは語学、とくに外国語に一家言ありそうなプロフィールなのかと思ったら、案外そうでもなさそうな人だったりする。権威主義ではないですが、とことん極めればいいのに。いらんお世話か。音楽を聴いて落ち着こう。

交響曲第9番「新世界より」

ショルティ指揮シカゴ響のドヴォルザークって、なんで”高音質”配信しないの? 十分音は良いけどさ。ケルテス指揮ウィーンフィルの録音ばっかり再発しないで、お願いしますよ。第4楽章なんてオケの推進力も迫力も、何の不満もない。


ウィーンフィルから連想で、同オケをコンドラシンが指揮したもの。これも忘れられがち。まだ”リマスタ”のタマは残ってるな。それはともかく、オケはよく鳴らすが、タイムほどせかせかしていない。ショスタコーヴィチを指揮したときとは一味違うコンドラシンの解釈。第2楽章はこのくらいのテンポが好きかも。


配信で聴けるならこれも聴いておこう。ストコフスキーのステレオ録音。もちろん色々聴いてからの方が良い。レコード、SP時代からこの解釈。興味があったらモノラルだが聴いてみると面白い。

ストコフスキーのような解釈・改変に興味を持ったら、近衛秀麿指揮読売日本交響楽団の録音も聴いておこう。ふざけているから、といった理由では決してない。この迫力、そしてオケの統率力。これが手軽に聴ける今。


ストコフスキーの第9番では第4楽章の最後にシンバルを追加しているのだが、最近聴いた録音で同じことをやっているのがある。バッティストーニである。カップリングが面白い、とだけ書いておこう。配信でこの曲が聴ける喜び。

交響曲第8番

クラシックを聴き始めた頃、ドヴォルザークの交響曲第8番を「第8番」というだけで、ベートーヴェンやシューベルトの同番と似たような曲想・曲だと思っていた。各交響曲のナンバーの変遷などまだ知らなかった。そして、なんとなく避けていた。いやー愚か者。こんな名曲を。第9番よりメジャーになって欲しいのだが。

エド・デ・ワールトが指揮した第8番が久々のアタリ。録音もオケの技量も、解釈も良い。第3楽章がこんな官能的なのは久々。


セルならチェコ・フィルとの録音を。ライブゆえに、だからこそ完璧ではなく、おおらかで大胆な演奏。音源の発掘に本当に感謝したい。EMIの録音だけ聴いている場合ではないです。あっちも好きですが。

交響曲第7番

エリアフ・インバルが指揮したドヴォルザークは素晴らしい。一時期、「神経質」「明晰」みたいな指揮評だったが、録音を聴いていくと案外そうでもない指揮者。この第7番なんて、ドラマチックな好演だ。プレイリストにないが、第9番も良い。もう一度再録音して欲しい。

管楽セレナード

この朗らかな曲を聴く機会がなんとも少ない気がする。交響曲のカップリングがこの曲だと嬉しい。ということでクーベリックのライブから。でもカップリングの第8番の演奏はあまり好きでなかったりする。ちょっと荒い気がする。

ユモレスク

これドヴォルザークの曲だったのかよ、の一曲ではないか。私だけ? 第7曲、編曲が有名なんだね。私は第4曲が好き。オーケストラ編曲もありますが、まずはピアノでどうですか。

スポンサーリンク