デジタルエンタテイメント断片情報誌

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ムック『大洗フィーベルNEU 2.0 大洗ガルパン・トラベル・ガイド4』の感想

9月頭に熊本でイベントがあり、10月には『最終章』第2話の4DX、MX4D上映、11月にはあんこう祭。とまだまだイベント目白押しの『ガールズ&パンツァー』。あとは次話の公開日が決まれば言うことなし⋯は置いておいて、今回はそんなガルパン人気で盛り上がり続ける、茨城県は大洗町に絡めた話題をしたいと思います。

そうそう、9/1は麻子の誕生日ですか。そんなキャラの誕生日の度に大洗に足を運ぶファンも少なくないようです。

まずは9/3に発売されたムック、『大洗フィーベルNEU 2.0 大洗ガルパン・トラベル・ガイド4』(廣済堂出版)の感想です。ガルパン・大洗観光ガイドである同書の最新版です。

『大洗フィーベルNEU 2.0 大洗ガルパン・トラベル・ガイド4』の感想

大洗を巡るときに便利な一冊です。まず大洗での楽しみの一つ、食事に関する紹介がバンと載っています。魚介・揚物・甘味、という感じです。遠方から訪れる御仁も少なくないと思いますが、万全の腹具合で行きましょう。私は海鮮丼を断念したことがあります。

「大洗来訪者のプロフィール」は面白いです。大洗に来た目的から、年齢層等のアンケートです。大洗までの交通手段は、自動車が一番多いんですね。交通の便が良いのと、夜は早めに閉まるお店が多いので、日帰りや別の場所に泊まっても大丈夫ということかなと思いました。現地泊が前提なのかも。⋯旅先で車だったらうっかり酒飲めないじゃん、と考えるのは私だけか。

そしてムック最大のポイント、キャラクター・戦車パネル設置店の紹介。ここを事前に見て巡回コースを考えるも良し、訪れていない場所を確認するも良しの、とても便利なページ。各店の特色も簡潔にまとめており、行きたい店を探すにも重宝します。付録の精密地形図(地図)と併せて携帯して損なしです。コンパクトで携帯も海賊旗のように邪魔になりません。

現在公開中の『最終章』第2話から、知波単スタンプラリーも巻末に載っており、旬のガイドと言えるでしょう。特に初めて大洗を訪れる御仁にもお薦めです。

ガルパンとファン 大洗とファン ガルパンと大洗

大洗に行くと、『ガルパン』の溶け込み具合にまず驚く。写真を撮って、あのシーンの場所に行って⋯と行く前は考えていたのに、なんとも舞い上がってしまう。そしてガルパン、大洗町とその関係者の心意気に感謝する。

ただ、現地に行ってあまり過剰に”ガルパン愛”を求めないようにはした。まあ実際のところは商売等々の目的もあると思って、私などは淡い交流に留めていた。せいぜいなけなしの金で、自分用のグッズや土産を買ったくらいである。私自身関係者でもないし、そこは詮索もしない。知らない方がいいこともあるだろう。

なぜこんなことを書くかというと、ガルパンは今『最終章』である。大洗のことを書くと、やはり「ガルパンが終わった後」のことが脳裏によぎる。個人的には、ファンも関係者も「良い盛り上がりだった」と後々述懐できるような、きれいなフェードアウトになれば、などと考えている。終わらないという選択肢⋯それは『最終章』を全て観てから判断したい。


『劇場版』が公開されたときに、「これでガルパン終わりか」と思い、大洗の話題を少し遠ざけていたことがある。最後に大洗に行ったのは確か『劇場版』公開直前だったはずだ。

次行くときは”祭りのあと”の大洗に、うっすら残ったガルパンの匂いを感じに行こうか、そんな風に考えていたことを思い出す。やっぱりその方がいいのかな、いや祭りは踊らにゃ損か、と今もまた逡巡している。



(2019/9/7追記)”逡巡”なんて書いたそばから踊ることにしました。大洗旅行記です。

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