サックリと今週の話に行きたいと思います。特撮・邦画は来月くらいには平常運転になるかと。
邦画・特撮:大魔神(1966)
今回は時代劇と特撮の融合、大魔神(1966 カラー作品 上映時間1時間24分)です。

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戦国の世、丹波の国で謀反が起こった。前主を弑して新しく領主の座にのぼった左馬之助は、過酷な労役を領民に課し、さらには村の守り神たる魔神像をも破壊しようとした。だが、額にくいを打ち込んだ途端、突如として山崩れが起こり、作業にあたっていた人足たちは土砂に呑み込まれてしまう。左馬之助は魔神像の破壊をあきらめたが、前主の係累に対する追及はやめなかった。ついに遺子・忠文を捕らえた彼は、忠臣とともに磔刑に処することを決定する。忠文の妹・小笹は、唯一の心の拠り所、魔神像に助けを求めるのだったが・・・。
(映画 大魔神 - allcinema:映画データベースより)
”勧善懲悪”という時代劇の黄金パターンに特撮要素が違和感なく組み込まれた作品。同時代の『ゴジラ』シリーズよりも大人向けで、今観ても映像のクオリティは凄まじいです。セット、特撮のミニチュアも精巧で、このリアリティと迫力を現代に、と願ってやみません。一方で、度々リメイクの話が挙がっていたようですが、難しいのかもと納得してしまうのも確かです。
アニメ:『ダーリン・イン・ザ・フランキス』第17話
12話の感想以降で特に書いていた、ゼロツーの正体や、そもそもゼロツー・ヒロはこの世界で生きていける存在なのか、というストーリーの含みはまだまだ継続の様子。まあ終盤まで引っ張るかと思う。

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その”人間の営み”で、積極的な女性の描写がサイコな印象を与えるのは実写のドラマや映画では割と見かけるが、アニメではなかなか珍しい。度々感想で書いた、作中でのコドモたちの知識・倫理観を少々計りかねているので、正直ラストはインパクト狙いなのかな、という予定調和な印象。ただ、あれがフランクスの操縦やコネクトに影響するのかな、というのは気になる。というか、ロボや戦闘をせめてそのくらいはストーリーに活かして欲しいと思う。来週もみんなで観よう。