デジタルエンタテイメント断片情報誌

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邦画と特撮、アニメに寄せて 18/5/6週 宇宙

休みに旅行で行きたい所は沢山あれど、今だ宇宙旅行実現の目処は立たないようで、果たして生きているうちにできるようになるのでしょうか。そんな宇宙が今だ”夢の夢”なのを察してかどうかは知りませんが、宇宙をテーマにした作品よりも、バーチャル世界や地球で繰り広げられる超人・怪物の出てくる作品が溢れているように思うのは、気のせいでしょうか。

人間と宇宙のお品書き:

邦画・特撮:宇宙大戦争(1959)

宇宙には明るい未来があるだけではなく、地球を狙う侵略者もいる。宇宙人との一大攻防戦、『宇宙大戦争』(1959 カラー作品・上映時間1時間33分)です。

宇宙大戦争

宇宙大戦争

近未来、宇宙ステーションと地球上で原因不明の怪事件が起きる。国際宇宙科学センターは対策に奔走するが、メンバーには宇宙人スパイが紛れ込んでいた。地球侵略を企てる宇宙人ナタール人は、月に基地をつくっていたのだった。月面での攻防戦を何とか生き延びた宇宙科学センターのメンバーたちだが、さらに大きな危険が地球に迫っていた・・・。
映画 宇宙大戦争 - allcinema:映画データベースより)

「宇宙人は前線基地など、既に地球侵略のための足がかりを用意している」、「人類がそれに気がつく」、「宇宙人が多少優勢になる」、「人類が叡智を結集して大反攻・大勝利」、この頃の東宝SF映画のパターンです。もう単純明快。宇宙人相手には滅法強い人類の面目躍如という娯楽映画です。

ナタール人の円盤と戦闘ロケットのドッグファイトは、現代なら近接した迫力の映像と大音響で描写するのでしょうが、宇宙の広大さがよく表現されたカットが多めで印象的です。映画ファンなら、”東宝役者図鑑”と言っていい出演者の顔ぶれも興味深いところでしょう。

アニメ:『ダーリン・イン・ザ・フランキス』第16話

一挙放送で掻い摘んで視聴し直したが、やはり初期の掴みや雰囲気は悪くなかったと思う。特にヒロの孤独を感じつつ、仲間の様子を窺ったり、気遣う描写がさり気なく入っていて、観ていて色々展開を想像したのを思い出す。その辺りが、他キャラとの関係性も含めて思ったより作品の魅力として十分機能せずに、直近だとゼロツー中心に13話~15話でまとめて片付けられた感がある。

15話までに散りばめた謎を継続させつつ、6話同様に15話で一区切り。前回いかにも残されたミストルティンで、また日常からの話。ちょっとグダっていた人間関係もキレイになった・・・様子。回想するならするで、もう少しゼロツーが打ち解けていく様子なんて観たかった。それを含めて、新しくなったOPやEDから色々思い浮かぶこともあるが、想像より跳躍なく、順々に話にねじ込んできそうなので、現時点では静観。
桜については、まさかそのまま1話に繋げてオチ、にはしないだろうなと思いたい。

新たなキャラは01(ゼロワン)か、いやあれが本当のゼロツーで、今話の憑き物が取れたゼロツーはそもそもコピー、だから容姿も人間ぽくなってツノはお手入れ可能・・・最後だけふざけたが、なんてことはないか。いやいやあれは”青鬼”で、助けるために赤鬼(ゼロツー)が、それもベタだな。来週もみんなで観よう。

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