デジタルエンタテイメント断片情報誌

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暫定”一生モノ”ゲーム・競馬ゲームのこと

音楽・小説、ゲーム等々、その性質や楽しみ方はそれぞれ違えど、いくら「一生モノ」の作品だと思っていても、何だかんだで飽きるときは飽きる。「最高」「素晴らしい」と楽しんでいた作品でも、もっと良いものを、という心は生まれるものだ。もちろんそのスパンは人それぞれだし、逆に「本当にこれしかない」という出会いがあっても否定はしない。

そんな私に今、記事タイトルのような「一生モノ」とまで言わなくとも、「まだ当面これでいいや」と思えるゲームがある。それが競馬ゲームの『ウイニングポスト7 MAXIMUM2008』と『ジーワンジョッキー4 2008』だ。

WinningPost7 MAXIMUM2008

WinningPost7 MAXIMUM2008

ジーワンジョッキー4 2008

ジーワンジョッキー4 2008

最近、あるOSの『10』アップデートが何かと話題になっているが、『ウイニングポスト』シリーズは『7』以来随分と新作が出なかった。ずっと『7』のデータ更新版を発売し続けるという状況だった。ただ満を持して発売された『8』の評判も芳しく無い様子で、それどころか『8』発売以降、ほとんど投げ売りに近い価格だった『MAXIMUM2008』の相場が上昇しているようで、少し笑ってしまう。それだけ『7』が完成されている作品とも言えるだろう。

もっとも、競馬SLGのシステムは既にPC98時代の『クラシックロード4』(ビクター)でほぼ現在の形に確立されたと私は思っているが。『クラシックロード』シリーズこそ、続編が遊びたかったなあ。

クラシックロード4

クラシックロード4

個人的に、ディープインパクトの盛り上がりの後、ギャンブルとして楽しみつつも、「競馬」へののめり込み方が少し変わった。そこで止まっている『MAXIMUM2008』が、大げさに言えば、自分と競馬に残された繋がりのように感じる。ゲーム中で時間を積み重ねるのが煩わしくなったときは、競馬にも全く興味がなくなる時だと思う。

『ジーワンジョッキー4 2008』はCPUが変なローテーションを組むのが改善されて、プレーしやすくなった。往時の武豊を目指して勝ちまくるのもよし、この馬に全てをかけるという意気込みを胸に一頭、あるいは少数精鋭のお手馬に乗り込むもよし。難易度を上げれば、勝負の世界で1勝の重みを味わうことができる。能力ソコソコで重賞にはちょっと足りないかな、という馬で大レースに挑む時がやはり燃える。実在馬ならレースで勝ち切れず、辛酸を嘗めた馬をつい選んでしまう。トンデモなく能力の高い馬は、架空・実在係わらず、さっさとお手馬にして外国のレースに挑戦させる。そいつらがいると、個人的には興が冷めるから。

そんな楽しみ方で、もう5年以上プレーしている。まだまだ遊ぶと思う。

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