デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

クラシック音楽ボックス・ボックス

このところクラシック音楽CDのBOXセット化による販売が凄まじく、単発で揃えていた演奏を処分して買い直したりと、コレクションの整理・鑑賞に忙しい。特にピアニストは大盤振る舞いが多く、大喜びで購入したホロヴィッツのRCAとソニーの大全集は、好きな演奏以上に聴いたことがない演奏が多いのに、未だに全部聴けていない体たらく。

ウラディミール・ホロヴィッツ大全集~コンプリートRCA&ソニー・レコーディングズ1928-1989(DVD付)

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他にもケンプ、最近発売された物だとリヒテルなんかもその類である。特にリヒテルは待ちに待ったというか、フィリップスの録音はオリジナルを揃えたかったが諦めていた所にこのBOXが発売されて、小躍りしながら購入してしまった。

Wilhelm Kempff Complete Solo Repertoire

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Sviatoslav Richter: Complete Decca, Philips & DG Recordings

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ピアニストの趣味に節操が無い、と言われるかもしれないが、元々お気に入りの演奏(ケンプだとバッハ、リヒテルだとショスタコーヴィチ)があって、そういった演奏が収録されたCDだけ細々と所持していたのだ。そんな演奏家たちの音源が手頃な価格で入手できるとなれば、コレクター欲も湧いてくるし、ついでに「クラシック音楽ファンなら知っとけ」のような演奏も網羅しておこう、となるわけだ。

ただ、そうやってBOXを購入して真っ先に聴いてしまうのは、やっぱり所持していた演奏だったするんだよなぁ。また、好みの演奏を見つけると、一時期それを繰り返し聴いちゃって残りを消化できない。

そうこうしているうちに聴いていない演奏がたまっていくのに、(ピアノ曲に限らず)またお手頃BOXが発売されて、どんどん聴いていないBOXが増えていくのだ・・・。

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