ケチな話だが、自分の趣味を見渡すと電気を使うものが多く(PC、ゲーム、音楽鑑賞etc)、たま〜に見る電気代の請求額が気になる*1。加えて充電が必要な製品に付き纏われている感覚がどうにも嫌で、電気を使わない作業や趣味に優雅さやゆとりを感じたくなることがある。
もっとも「電気を使わない」なんて言っても、昨今でいう右と左や保守とリベラルといった思想や、省エネ生活を目的とした話をしたいわけではない。将棋は盤と駒を買って実際に動かし、読書は紙の本を読む。でも家の電気はつけてるし、エアコンだってつける時はある。将棋はPCと対戦するし*2、電子書籍リーダーだって欲しい。もちろん音楽鑑賞にオーディオ機器は欠かせない。
HARIO ( ハリオ ) 手挽き コーヒーミル ・ セラミック スリム MSS-1TB
- 出版社/メーカー: HARIO(ハリオ)
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そんなところで今回話をしたいのが、この手動のコーヒーミル(豆挽き)である。家でコーヒーを飲む時、たまにはインスタントじゃなくて、自分で淹れて飲みたい時はないですか? いや、そんな深いこだわりはなくて、ちょっとウマい物飲んだ、という気分になりたいだけですよ。そんな気分になりたい時だけ、これを使うのである。毎日使うのなら面倒なので電動にするが、たまに使うくらいなら洗って片付けておきたい。私にとってそういう欲求を満たしてくれるのがこの機械なのです。ちなみに私が知っている電動タイプのものは、豆を挽く音が結構高音でジャリジャリしていたので好きじゃない、というのもある。
使用感だが、そんなに力を入れる必要がなく、男女問わず軽い力で豆挽きができると思う。豆を挽く音も静かだし、機能性重視で使いやすい。Amazonのレビューを見ると、機械を抑えるのがちょっと大変という感想もあるが、私が使った感じだと、テーブルにきちんと置いて抑えておけばかなりスムーズに挽けると思った*3。また挽いた豆が容器にこびり付くという感想も見たが、これもそこまで気にならなかった。
ちなみに説明書には一度に挽ける豆の分量が書いていないと思うので、ここで書いておこう。機械の上部に豆を満タンに入れて、3杯半くらいの分量になる。たくさん挽く時は途中で挽いた豆を移し替えなければならない。上部の豆を入れる所に5割〜6割くらいまで豆を入れて、ちょうど目盛りのある二杯分くらいです。これで分量を確かめながら挽かなくて安心ですな。
あとは好きな豆を適当に買って、ゆったりコーヒーを淹れる時間を確保すれば‥、ああ、それが一番難しいか、ニンともカンとも。