どうせまた週末は雪が降って外出できなくなると思ったので、金曜のうちに食料を買い込み、家に篭もることにしていた。そして久々にプロジェクトEGGで購入したPC-98ゲームをプレイする。
購入しただけでプレーしていないゲーム(主に昔欲しかったゲーム)を遊んでいたのだが、面白い。もしかして島本和彦の『ワンダービット』であった、ビデオ撮り溜め状態か? イヤイヤ、遊んでいて新鮮なのだ。ゲームシステムもグラフィックも各社の個性炸裂*1。取り敢えずマニュアルを読まないと遊べないゲームなんて久々だ。当時はマニュアル読むだけで楽しかったな。しかもやり込むと1年以上は余裕で遊べる。というか3、4年位は平気で遊んでいたな。そうするとその間に続編が発売されてそれを購入、を繰り返すわけだ。
ネットの評判なんてなかったので購入自体も時間をかけた。雑誌のレビュー・記事で取り上げられるスパンが長い作品、ショップ、身近の知り合いに聞いた評判…。それらを経てようやくゲーム購入・プレイとなる。
一応デジタルエンタテインメントを標榜しているブログなので、最近のアニメ・ゲームで面白そうだと思ったら飛びつくようにはしているが、それらの消費が年々早くなっている気がする。作品の出来不出来は関係なく、飽きたという感覚よりも切り替えている感覚だ。「一生モノ」なんて褒め言葉をつけたい作品もほとんどなくなった。いやもう別に「一生モノ」という評価自体、お門違いなんだろうな。「ジャンル」といっても一瞬だったりする。
それでも、好きなものはずっと好きで、「まだ○○(作品名)のこと語ってるの?」と言われるくらいのファンになりたい。本や音楽と一緒で、良いと思ったものは延々と人に薦めていきたい。そういうものをこれからもチンタラ取り上げていきたい。
『東京トワイライトバスターズ』みたいなこともありますからね・・・。題材、雰囲気最高。PC-98末期の名作だと思う。98版にはバグがあって、躓きかけたが。
東京トワイライトバスターズ ~禁断の生贄帝都地獄変~(特典なし)
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*1:PC-98の16色表示は今もそれほど見劣りしないですね…。今回は記事にしてないが、エロゲCGの頑張りも凄まじい…。