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『ガールズ&パンツァー』の再放送感想(9話)

ついに『ガールズ&パンツァー 戦車道、極めます!』(PS Vita)のCMも公開されましたが(公式サイトはコチラ)、アリクイさんチームはどこいった。しかもゲーム内容も原作追体験とのことで、果たして出番はあるのかな? ちょっと心配になってきた。今のところグラフィックは別に気にならない。ゲームとして総合的に面白いデキならむしろ忘れられる要素。1人用ゲームは応援したくなる性分です。初回限定…買うんだろうな。ということで、今日は第9話の感想。

・第9話再放送(MX・毎週日曜23:00〜)
チラホラと伏線が張られていた廃校が明かされる回。大洗女子の団結ぶりや試合再開までを丁寧に、そしてユル〜く描写。戦車戦前に良い盛り上げ方ですな。この辺りでキャラの行動や発言に不快感を感じないのは上手い。むしろあれだけ大洗女子のメンバーがいて、誰が何をするかが楽しみになる。尺が足りない、なんて言い訳ですな。いくらでも見せ方はあるものです。

会長(と38t)のカッコ良い場面は、個人的にはやはり無双ではなく、最善を尽くした活躍と思いたい。圧倒するわけでもないですからね、結局やられちゃうし。改めて観ると、会長のキャラもあってか、ちょっと悲壮感を感じてしまう。このアニメに限らず、こういう勝負事の描写がグッとくる作品がもっと観たい。物凄く強い人間(兵器)が敵をなぎ倒すだけの場面なんて、お話作りの上で使いようによっては白けちゃいますから。

89式の大逃亡が素晴らしい。最近アニメを観ていて、アニメーションや動きに感動してなかったな、とつくづく思う。描写に凝るのと面白さ優先のさじ加減が絶妙。3突と歴女チームも毎回印象的な活躍・台詞回しですな。歴女チームはキャラクター、役者共にもっとイベント露出していいのに、作品外は目立たないですな。そこまで3突みたいにならなくても…。

作戦に関しては、基本的に追いかけっこ・フラッグ車狙いという、現状の大洗女子の戦い方。今作以降でやられると流石に飽きるかもしれない。その点で、OVA、劇場版の戦いぶりが気になる。ああ、もちろん(あれば)2期も…。戦車を乗り換えたり、新メンバーが増えたりするのかな。どっしりした戦いも見たい。OVAのアンツィオ戦がそうなりそうだが。8話で考えていた、みほの当初の作戦が気になってきた。冷静に考えると、プラウダ高校相手にどうするつもりだったのだろう。

あとやっぱり、このストーリーの畳み掛けを毎週観ると、総集編は挟まない方が良かったです。2回放送した総集編まで褒めたら、贔屓の引き倒し。年末の10〜12話が、今まで何十回も観ているのに、楽しみ。

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