面白そうなのがあれば観たいが、役者の顔ぶれも飽きてきて全然観なくなった日本のドラマ。まだ可能性はあるはずなのに、実写・役者の限界なのか、とすら感じてしまう。
そこで注目しているのがアニメ(おもに深夜)。アニメーションなら作品設定・舞台もキャラクターも自由自在*1。毎期ごとに面白そうな作品はないか、取り敢えず探している。それも、できればオリジナル作品を。やっぱり先の展開にワクワクしたい。制作スタッフや声優の名前ありきでは観ない(面白いと思った作品を観ていくうちに名前を覚えることもあるし、注目は多少する)。面白そうなものがなかったら、観なければ良い。そんな人はあまりいないのか。あ、これをライト層なんていうのかな?
なんて思って迎えた今夏ですが、今期面白そうだと思っている作品は、全部原作有だったりする。
原作有の作品を観る時は、取り敢えず原作はアニメを観終わるまで触れない。昔は即原作に飛びついていたが*2、やっぱりアニメはアニメ単体で面白いものを作ってもらって、「アニメを観終わってから原作を知ると、アニメの魅力再確認→またアニメが観たくなる(原作もファンになる)」作品にしてほしい。それはなぜか。
アニメと原作(例えば小説・ゲーム)の楽しみ・良さ・強みは別物だと思っているから。簡単に言うと、小説なら(読者の)想像力、ゲームならプレイヤーとしてゲームに関わる主体性。他にもあるが、別に高度な理屈ではない。メディアミックスを含めて、各々を楽しみたい、という贅沢な理由でもある。まあ正直、原作が好きすぎて、メディアミックス展開に過度な期待をしすぎた作品によくあたったこともあり、あまり「原作」に重きを置きたくないというのもある。
前置きが長くなった。今期は取り敢えずこの辺りの作品が気になったので、簡単な感想。原作も探してみた。アニメが面白かったら原作を辿ってみよう。楽しい時間は長く、話は短く(ロシアのことわざ)。
・ダンガンロンパ 第1話
原作のゲームは面白そうだと思いつつやらなかった。ゲームプレイ面倒くさい病。1話目はダイジェストみたいだったが、世界観・キャラクターは大体つかめた。最初は大体で良いし、その点世界観・キャラクターはザックリしていて割とわかりやすいと思った。ぶっ飛んでるくらいが覚えるのよね。まあ、気になる作品は1度くらい観直して、ネットやっているので登場人物の名前くらいなら調べます。公式サイトなんかで世界観とか設定までグダグダ語られると萎えるが。
原作(ゲーム)を知らないと、1話時点では舞園さやかが絶対怪しいと思うわー。そこは原作からの視聴者含めて、色々ひっくり返して欲しいな。原作準拠でもまあ、原作知らないからいいけど。
あとは散々語り尽くされているだろうが、大山のぶ代の声が楽しい。声の張りも全然問題ない。また『ドラえもん』ができるのでは? と思わせる勢い。
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 PSP the Best
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・恋愛ラボ 第1話
れんあいラ…、『恋愛ラボ』は絵が可愛かったので*3続けて観た。面白いじゃないか。仕草、設定も気を使っていて良い。真面目な(学校の)女の子はスカート長め、ちゃんと表現していてよかった。『ラブライブ!』の海未ちゃんなんて、その辺の設定がアニメで出たのに、制服のスカートバリバリ短かったからなー*4。莉子の髪型(髪留め)がチョコチョコ変わってて可愛い。変化を楽しめるのは大事です。そんなわけで、今のところ莉子が好き。でも眉毛の太い子が気になる。
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・有頂天家族 第1話
原作小説は面白そうだと思い(以下略)。小説読むの(以下略)。最近こんなのばっかりですわ。ちょっと浸りたくなる世界観ですな。見るだけなら、やっぱり京都は憧れる。現実世界の妖怪もの、王道普遍の題材ですな。これからどうなるかは分からんが、タヌキ、天狗って聞いただけで、心をくすぐられるもんです。ガキの頃から親しんでいるのですから。
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