2013/5/3
メイドカフェなぜ儲からないの? アキバでは10年間で半分以上が閉店 (1/6ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
この記事では敢えてそう表現していないのだと思うが、「コスプレ」として定番になりすぎた感がある。街に溢れたメイド「コスプレ」は、端的に言うと、安っぽい。衣装も、存在も。
上京して秋葉原にしょっちゅう通っていた頃、行きました、メイドカフェ。10年以上前か。行ったのはメイドカフェの草分けともいえる、キュアメイドカフェ*1。今は亡きPCゲーム雑誌、ログイン(2001年8月号)で金澤尚子さんが特集*2していて、行きたくてしょうがなかったの。
休みは混んでいるだろうと思い、平日に行った。平日の店内はガラガラで、また当時は今ほど、街角のビラ配りや風俗的な売り・盛り上がりがなかったので、メイド姿にも特別なものを感じた。
そんなもんだから、たしか記事のような「コーヒー混ぜ混ぜサービス」はなかったと思うが、メイドさんが店内の観葉植物に水を上げている姿を見るだけで、正直ドキドキした。ああこれがメイドさん「萌え」なんだな、と思った。
一方で昼飯時の中年サラリーマンも普通に来店していて*3、「メイドさんがいる以外は小洒落た飲食店だよな」と落ち着いた。でもそれが良いのよ。この、日常の中の非日常を、特に秋葉原界隈の風俗営業はわかってないんだろうな。
帰りに、バレンタインチョコもらったのを憶えている。まあキャンペーンだったけど。平日でも嬉しいよね、ちゃんとこういうイベントをやっているのは。
雰囲気は味わったので、「まあ、1回来ればいいな、こういう所は」と思って店を後にした。
その後2回行った。