デジタルエンタテイメント断片情報誌

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モーツァルト探訪 その3

最近またモーツァルトの演奏を蒐集している。CDに限らず、今の世の中これだけ音源が溢れているので、なかなか「これさえあれば他はいらない」とはならないわけで・・・。いつまでも感動を探したい、なんて大げさですが、やりたいことはやる所存。

今回はまた交響曲です。所謂「後期6大交響曲」から、交響曲第36番「リンツ」を。モーツァルトがリンツに滞在していたときに、4日くらいで書いた曲といわれていて、モーツァルトの天才ぶりを示すときに引き合いに出される曲。モーツァルトの曲の、明るさ・楽しさ・(影のかかった)美しさが堪能できます。そういえば交響曲第41番「ジュピター」と同じハ長調ですな。

  • わたしが「リンツ」に開眼した演奏。もっと正確に言うと、モーツァルトの交響曲に開眼した演奏。交響曲第34番でも紹介しましたが、またしてもスウィトナー指揮シュターツカペレ・ドレスデンの演奏。速過ぎず遅過ぎず軽やかな演奏で、またオケの音色が素晴らしい。

Symphonies 35 36 & 38

Symphonies 35 36 & 38

ちなみにNHK交響楽団を指揮した演奏も好きです。スウィトナーとN響の関係が良好だったのがわかる、堂々とした好演。ブロムシュテットみたいに、まだまだ指揮活動して欲しかった。現在廃盤(2013/2/9現在)のようですが、昨今復刻が盛んなので、個人的にはそろそろ再発されそうな気がします。

モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」、第38番「プラハ」

モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」、第38番「プラハ」

  • カルロス・クライバーの演奏が海賊版ではないCDで聴ける! ということで紹介。でもやっぱり指揮姿は映像で観たい。

Conducts Mozart Haydn & Berg

Conducts Mozart Haydn & Berg

モーツァルト 交響曲 第36番 / ブラームス 交響曲 第2番 [DVD]

モーツァルト 交響曲 第36番 / ブラームス 交響曲 第2番 [DVD]

  • クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏は、両端楽章がブッ飛ばしていて(カルロス・クライバーよりも快速です)、爽快。一番好きな演奏ですぜ。SACDにもなって嬉しい限り。

The Last Six Symphonies

The Last Six Symphonies

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