しまった、ニューイヤーコンサート見逃した! そんなとき(まあ、再放送もあるんですけどね)私は、「私選ニューイヤーコンサート」をやります。これこそ名曲の大行進、テーマぴったり、というわけで今日はそのときチョイスする演奏、曲を紹介したいと思います。お正月なのでCDを購入するもよし、ネットで探すもよし。楽しむ時間がなくならないように、見つけやすそうなものを選びました。
まずはSACDハイブリッドでも発売されている、カルロス・クライバー指揮の演奏をつまみ聴き。
- アーティスト: クライバー(カルロス),Jo.シュトラウス,J.シュトラウス,ニコライ,J.シュトラウス(1世),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2003/12/17
- メディア: CD
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『トリッチ・トラッチ・ポルカ』、『雷鳴と雷光』といった、メジャーな選曲が本当に楽しいのだから、流石だと思う一枚。
でもって私が最近一番好きなワルツは、『皇帝円舞曲』なのです。それもシェーンベルクの室内楽編曲版。この曲が、こんなに愛らしくて夢心地の曲だったとは思わなかった。実は年中聴いているくらい好きです。ニューイヤーでこの版を取り上げてもらいたいくらい*1。
シェーンベルク、ウェーベルン、ベルクによるJ.シュトラウスII世のワルツアレンジ集 (Walzer Bearbeitungen-The Waltz Arrangements)
- アーティスト: リノス・アンサンブル
- 出版社/メーカー: Capriccio
- 発売日: 2010/03/17
- メディア: CD
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そして私の〆は、ラデツキーではなく、ウィンナ・ワルツでもなく、サー・ジョン・バルビローリ指揮ハレ管弦楽団のスーザ作曲『星条旗よ永遠なれ』だったりする。これはスタジオ録音なのに、ライヴ並にノリノリの演奏で楽しい! 意外そうでいて、ニューヨークフィルの首席指揮者でもあったバルビローリの面目躍如の名演です。
- アーティスト: Halle Orchestra,Barbirolli
- 出版社/メーカー: Dutton
- 発売日: 2002/03/25
- メディア: CD
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ワルツや序曲、行進曲は、探せば探すほど楽しい演奏・曲があるので、年一回のお楽しみもアリですが、私みたいに年中良いのがないのか探すのも乙ですぜ。
*1:ブ、ブーレーズがニューイヤー初登場とかでやってくれないだろうか。どっちも絶対ないな…。