ということで、色々胸の高まりを抑え切れずに、行って来ました。映画館でホットドッグやフライドポテト食べながら観たの生まれて初めてかも知れない*1。
・『伏 鉄砲娘の捕物帳』(公式サイト)
惜しい。あえて佳作と言えば穏便かもしれないけど、うーん、佳作にはもう少し足りないと思った。ストーリーも、キャラクターも、世界観も、あと一歩突き抜けて面白くしてくれたら…!
キャラクターの人となりや出会い、日常と非日常、世界観(先日記事にした、日本(江戸時代)がベースですよ!)など、映画の限られた時間の中で散りばめ方は悪くないのに、「面白い」とまでは感じなかった。もったいない。オチが読めてもいいので、映画が終わるまで夢中で観たかった。ラストは「あー上手くまとまるなー」と、集中力が少し削げてしまった。
原作未読なのですが*2、原作を原作なりに映画化したらこうなったのかしら。色々端折ったのかなぁ。あと人間→獣化は、やっぱり今夏のあのアニメ映画を思い出してしまった。偶然で被ったのか、まさか対抗ってわけじゃ…*3
もう一度観ると新たな発見はありそうだけど、もう一回観たい、とまではいかない作品だった。
あ、竹中直人の住職は上手かった。全然違和感なくて気がつかなかった。そろそろジブリの映画に出るんじゃないか。
- 作者:桜庭 一樹
- 発売日: 2012/09/20
- メディア: Kindle版