普段大きな音でガンガン鳴らして聴いている音楽を、ヘッドホンで夜中に音を小さめにして聴くのが面白い。
特にクラシックだと、今まで聴こえていなかった(聴いていなかった)旋律や楽器の音がよく聴き取れたりする。音を大きくした方が色々聴こえるのでは? と思われるかもしれないが、なぜかそうでもないのだ。
私はクラシックでは交響曲がかなり好きであり、聴くときは(ながら聴き含めて)、スピーカー(昼)→ヘッドホン(夜)とずっと聴いている。そうすると、自然に耳が特定の旋律・楽器の音を追いかけていることがあるのだ。実は案外そういう聴き方ができる演奏は飽きがこない。最近、演奏の録音状態が良いCDを意識して買うようになったのはこのためだ。
今日は私がそんなふうに聴いているCDを簡単に紹介しようと思う。曲はショスタコーヴィチの交響曲(全集)です。
- アーティスト: Dmitry Shostakovich,Roman Kofman
- 出版社/メーカー: MD&G Records
- 発売日: 2005/06/21
- メディア: CD
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Symphony No. 11: Complete Symphonies 9
- アーティスト: Shostakovich,Beethoven Orch of Bonn,Kofman
- 出版社/メーカー: Mdg
- 発売日: 2008/05/27
- メディア: CD
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Complete Symphonies 10 / Symphonies No. 3 & 15
- アーティスト: Shostakovich,Beethoven Orchestra Bonn,Kofman
- 出版社/メーカー: Mdg
- 発売日: 2008/08/05
- メディア: CD
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交響曲第7番(通称:『レニングラード』)は今日のタイトルにあるような、楽器の使い方が派手な交響曲として有名な曲。派手な部分としては、第一楽章が有名だけど、個人的には派手なだけでなく、全楽章通じてじっくり聴くと、大変聴き応えのある曲。これだけの規模の曲なのに、室内楽のような響きがあって、ハッとする。コフマン指揮のボン・ベートーヴェン管弦楽団は、丁寧で音のバランスが良い演奏です。交響曲第7番、第11番、第15番辺りをよく聴いてます。
※私の持っているSACDのBOXは、交響曲第9番に若干サーというノイズが入る(音楽に集中できなくなるほどではないが、すごく残念!)が、バラや別の箱だとどうなんだろう。