デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

クラシック音楽・名曲を拘って楽しむ 第6回

今回はチョットお値段で躊躇しちゃう? でも奮発して買ってよかったCD・音源の話です。

ネット通販や音源のダウンロードが隆盛の昨今、音楽ファンの皆さんはどれくらいの頻度・価格で購入しているのでしょうか? 私などは本当に「聴くのが追いつかなくなる」のが怖くなるくらい買いまくっている状態です。しかも音源を買うよりディスク(CD)を買う方が安いことが多いのも困りもの。まあ「PC・ネットワーク上から音源ファイルの情報が消えてしまった」という事態を考慮しないこともないのですが・・・。

もともとクラシックのCDは他のジャンルと同様、いわゆる「国内盤より輸入盤の方が安い」状況が続いているのですが、それにしても安い。ハッキリ言って毎月1万円くらいの予算で『名曲・名盤大全』や情報サイトを見ながらネットで買い物して揃えていくと、1年経たずに”クラシック音楽ファンのディスコグラフィー”が作成可能です。

では前置きはこれくらいにして、そんな状況の中、値段で一瞬迷ったけど聴いて良かったCD・音源の話(2018/1/3時点)を:

クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団ブラームス

実はライブの人、みたいな評価が定着してそうなクーベリックの録音の中で、なぜかブラームス交響曲全集(ORFEO C070833)のダウンロード音源とCDの価格が大差ない。なぜなのだ。他のORFEO録音は1枚ものCDだと1,000円しなかったりするのに。このブラームスを「投げ売り状態だから」と薦めたいのに、それができない。ちなみにHMVでも同程度の価格だったりする。

Brahms: The 4 Symphonies

Brahms: The 4 Symphonies

録音は包み込むような独特な雰囲気があり好みが分かれるかもしれませんが、そこにクーベリックの揺り動かすような解釈が切り込んできて、私にはたまらない。ブラームス交響曲第1番で久々に興奮した全集。

ストコフスキーチャイコフスキー後期交響曲

ストコフスキーは「音の魔術師」などと言われますが、これはデッカに代表される録音を聴いた印象だけでなく、実際にライブで演奏を聴いた人の言葉なんだろうな、と改めて実感することが多いです。近年CALAやGuildといったレーベルから状態の良いライブ音源が発掘されており、まだまだ評価されるべき指揮者なのだなと思うことしきりです。

Conducts Tchaikovsky

Conducts Tchaikovsky

そんなストコフスキーチャイコフスキーの後期交響曲で、あの1965年の日本フィル(第4番)や1967年にアメリカ響(第5番)を指揮したライブ録音を収録したCD(M&A CD944)。スタジオ録音と基本的な解釈を変えず(!)に易易とオーケストラをコントロールしているのが聴き物です。日本での発売は日本フィルとの権利関係で難しいでしょうが、もはやプレミアもついているようなので再発してくれないかなと願う音源。

プーランク歌曲集(全101曲)

最後に、プーランクの魅力に室内楽曲で取り憑かれて、歌曲も良いのではと思って購入したCD(こういうのがダウンロード販売されれば・・・)。生誕100年(1999年)のときに発売された歌曲集。洒脱でいて、パッションもありの楽しい全集。国内盤、歌詞対訳付とはいえ、貴重なものは在庫も切れない・市場にも出回らないものですねぇ。

プーランク:歌曲集(全101曲)

プーランク:歌曲集(全101曲)

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