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『ガールズ&パンツァー最終章』第1話雑談と関連物落ち穂拾い その4

公開2周目になって、さすがに『劇場版』のような勢いとはいきませんでしたが、順調に公開中の『ガールズ&パンツァー最終章』第1話。もう続きが観たくてたまらない、というファンも大勢いるのではないかと思います。まあ第1話終了後に予告・公開時期の発表がなかった時点で察しなければならないのでしょうが、せめて半年後には第2話を公開して欲しいです。続きものですから、熱いうちにね。願望だけ書くのなら、四半期ごとに公開して、その間の半年ごとに4DX上映・ディスク発売を挟んでくれたら最高ですが・・・無理でしょう。

あまり待たされる期間が長いと、頭の中で”私が望む『最終章』”が展開されすぎるきらいもあります。実際に公開された本編に勝手に拍子抜けしたり、失望したりする危険も大なので、これは個人的にも気をつけねば。特に第1話のBC自由学園はファンの間でも結構好評なようですから、その辺り変な反動・反発が起きなければ良いな、などと危惧しています。

そんな『最終章』第1話ですが、今週になって『最終章』の公式サイトで新キャラクターや戦車の情報が公開されました。ということはそろそろ名前を出してアレコレ書いてもいいだろう、てなわけで皆さん、どうでした? という感想・雑談を少し。

まずは大洗女子の船舶科メンバー(サメさんチーム)。もう見た目のインパクトと台詞含めた”色物”のポジションはカバさんチーム(歴女チーム)がTV本編の頃から面白おかしく定着しているので、正直後発のキャラが何をどうやっても、というのはありましたかねぇ。今のところ、ちょっと”滑った”感じです。個人的に、船舶科は無難に可愛いキャラデザで既に登場していたので、その路線で”海の男”っぽい要素なんて入れたキャラのほうが学園艦内のイメージ共々、夢があったかな。あとはやはり、大洗女子の褐色キャラは何となくイメージが被ってしまいますね。お銀に自動車部のツナギを着てみて欲しい。

『劇場版』の頃から感じているのですが、どうも新キャラ・舞台の設定に苦心しているフシがあるように思います。まあそれだけ初期プロットが成功しているとも言えるでしょう。いずれにせよ、これからの展開次第なので”失敗”などと断罪する気は毛頭ありません。使用車輌共々どう『最終章』に絡むのか楽しみな所です。

そうそう、その大洗女子に加わった新しい戦車も、奇をてらった感が無きにしも非ずなのですねぇ。イギリス戦車を追加したかった・メモリアルイヤー等々は置いておいて、第1話以降どう活躍させるのか、期待と不安半々です。流石に私でも知っていた”旧式の”戦車ですから。サメさんチーム共々、大洗女子の数を揃えるために登場して、アリクイさんチームみたいなポジションになるにしてもエキセントリックなチョイスかと。

もっともガルパン世界では、(お話の都合上)どんな戦車でもスイスイ動いてしまうのが『劇場版』までに確立してしまい、故障や能力の差を意識して観ることは少なくなりました*1。それならマーク4戦車もアリだろ、という制作側の判断と言われればそれまでです。

とは言え、相手校にはARL44のように”強力そうな”戦車を用意してしまうと。あの開発過程で出場可なら、日本の四式・五式中戦車もOKですわな。などと知波単に虎の子車輌が配備されないか期待したり。こうやって楽しみが増えるのが『最終章』、ひいてはガルパンの魅力ですね。ホント、”最終”章で終わりなのですか?

ガールズ&パンツァー』関連物落ち穂拾い その4

今更ながらのグッズ話、今回は『最終章』にも関係してくる『劇場版』ノベライズの話をしましょう。大学選抜のアズミも登場していることですし、小説を読めば何か楽しみが増えるかな? と。

ガールズ&パンツァー 劇場版(上)

ガールズ&パンツァー 劇場版(上)

ガールズ&パンツァー 劇場版(下)

ガールズ&パンツァー 劇場版(下)

まず小説の文章としては普通です。読み辛い表記みたいなものはなく、普段ラノベのようなジャンルを読んでいなくとも大丈夫かと思います。

ただ、内容的には本編以上にこれだ、という魅力は感じませんでした。この記事での紹介と、『最終章』前に関連するネタがないか確認するために読み直しましたが、正直小説を読まなくとも『劇場版』本編を楽しんでおけばOKでしょう。『最終章』を観る上でも、特に読む必要はなさそうです。ちなみに上巻がエキシビジョンマッチで、下巻が大学選抜との試合。

基本的に『劇場版』をそのまま小説化しており、映像・音響の魅力を削がれたガルパンというものが素っ気ないことを実感してしまいます。良い意味で小説化に向いていない、悪く言えばお話主体ではそこまで推せない作品といえましょう。その点で小説化しても面白い、ストーリー特化型の戦記・戦史路線もまだガルパンには残っているように思います。

また追加・補足された要素が、蛇足は言い過ぎにしても「なくても良いかな」程度の後付け感漂うもので、バンダイビジュアルから発売されていた『月刊戦車道』の一部連載記事にあった、設定に走りすぎ・悪ノリを思い出してしまうのがちょっとマイナスです。

ちなみに「文章は普通」と書きましたが、戦車のスペックや用語に関する蘊蓄が巻末だけでなく描写に都度都度入ります。これが小説としては設定ひけらかしのようで鼻につくかもしれません。既に『劇場版』の映像を知った上で読めば尚更かと思います。一部キャラの描写も同様かな。

そんなことを書きつつ、楽しめたポイントを挙げれば、下巻の後半でしょうか。ケイとダージリンの絡みというか、関わりみたいなのが2箇所ほどサラッとでてきますので、この組み合わせが好きな御仁はホンの少しだけ補充できまっせ。『最終章』、連合軍タッグ観たいな~。そんなノリでも楽しんでいるのですよ、ということで今回はおしまい。

*1:『劇場版』の感想・考察といった文章で、シーン毎に登場する戦車やスペックに関する薀蓄を書き連ねてこの場面はああだこうだと評しているものを見かけたことがありますが、作品本編でそれらの要素が副次的になっている感があり、個人的にそういった文章に感銘を受けることもなくなりました。ムックやディスクのオーディオコメンタリーでも補完してくれますしね。

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