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『ガールズ&パンツァー最終章』第1話 極上爆音上映の感想

今週は、立川シネマシティの『ガールズ&パンツァー最終章』第1話<極上爆音上映>(シネマ・ツー、a studio)に行ってきた。『劇場版』以来、あらゆるガルパンの上映イベントで大盛況の映画館である。初日・休日など即満席の勢いだ。その音響の魅力から、すっかりファンの間でも”最高”などと評される映画館になってしまった。

音響のバージョンアップを意識して、この映画館で『ガールズ&パンツァー劇場版』を体感した感想記事を2回書いたのだが、殊更昨年1月に初めて体感した際の感想に今だアクセスが続いており、気恥ずかしくも畏れ多い。

これはもう、現在”センシャラウンド ファイナル シネマシティMix”で上映される『最終章』第1話も鑑賞して感想を書いておかねば、「一度体感した限りのことを延々と主張し続けている」と誤認されかねない。そんなことを考えつつ、公開初日の感想でも書いた通り好感触の『最終章』第1話を再び観たくなり、映画館に足を運んだ次第である。

19:35開始の回に鑑賞。平日のこの時間帯は、日中よりも予約が埋まる。もちろん昼間は学校、また麻子のような気質の御仁も少なくないだろうが、社会人と思しき姿が目立つ。中央寄りの席を中心に7割強くらい埋まっていた。H~J列の中心寄りの空席から座席を選択。後述するが、やはりこの辺りの座席がスクリーンに近すぎず遠すぎず、丁度良いように思う。パンフレットは現時点(12/14)で売り切れで、入場特典の配布も終了していた。『劇場版』の頃からそうだが、発注事情はともかく人気ある映画館の自負を持って、十分すぎるくらい準備していても捌けそうなので用意すればいいのに、という気がしなくもない。

それでは、『最終章』第1話を立川シネマシティで観る際の注目するポイントと共に、作品の感想を書いておきたい。 

新しくなったスクリーンで映像の質に注目

事前にシネマシティが宣伝していた通り、新調したスクリーンが映す映像が凄く魅力的である。音響の話題が中心になりがちな映画館だが、今回鑑賞して素晴らしいと思ったのはこれ。ぜひ戦車の質感や田園風景の鮮やかさ、そしてキャラクターの美肌に注目してもらいたい。OPの映像は歌と相まって至福の時間である。個人的に、久々にガルパンのキャラクターの容姿にときめいた。

「Grand Symphony」 (特典なし)

「Grand Symphony」 (特典なし)

今回の鑑賞で、『劇場版』を上映していた頃に感じた、「映像が暗い」、「細部がぼやけてる」といったイメージは払拭された。また以前はスクリーンの大きさと画質を理由に映画館の選択候補から外すこともあったのだが、前方(J列くらいまでか)の席を選べば、スクリーンのサイズを気にせず迫力ときめ細やかな映像を楽しめると思う。これは第2話以降の鑑賞時、嬉しい悩みが増えた。

心地良い音響が生み出すメリハリに注目

ガルパンの極上爆音上映で楽しむのは単なる”大音響”だけではなく、ここぞというシーンでの砲声や爆発音の質にあるのではないか。自分が戦車を駆っているような、そんな気分を盛り上げてくれる音響は健在で、演出としても音のキレや重低音が進化しているように思った。私など『劇場版』の上映が始まった頃はどこか音に単調さを感じていただけに、一層良くなった気がする。グッと胸の奥まで音が響く感じが、段違いなのだ。

もっとも今回は、『最終章』第1話の構成がそういう音響を活かす仕立てになっているのかもしれない。次話以降も観なければ確証はないが、劇場上映を意識した作品づくりが上手くいっているのだとしたら、ファンとしてこれに勝る喜びはない。


総じて『最終章』第1話では、<極上爆音上映>を通じて満足することができた。観に行く時間があれば、お薦めしたい映画館といえる。余談になるが、公開初日の上映と違って、クスリとしそうなギャグシーンでも声一つ出さず上映に集中しているファンの”本気ぶり”も、ぜひ体感してもらいたいと思う。

ガールズ&パンツァー最終章』第1話の感想・雑感

公開初日の感想以来になるが、改めて追記しておきたい。※まだ公開1週目であり、公式サイトで更新されていない情報も多いため、具体的な内容・名称等はボカし気味に書いています。

今回、大洗女子にある”大義”は何なのか、思いを巡らせている。本当に桃ちゃん個人のあの問題が軸なのか、新たな大会の優勝なのか・・・。TV本編・『劇場版』では(連続登板になってしまったが)「廃校阻止」という大きな目的があった。それと比較して、もし個人の問題とディフェンディング・チャンピオンの戦いというだけで「勝ち進んでいく」ストーリーだとしたら、正直もうひとヒネリ欲しい気がする。「廃校阻止」ですら、連続すると「またか」となっただけに尚更である。前半のいつものギャグ調で織り込まれたこれらの要素が心に引っ掛かって、楽しくない・今後の展開が不安になるときが、一瞬ある。

ただその反面、桃ちゃんや新キャラクターの存在が後半思わぬ方向や、アッと驚くような展開を導くのもアリじゃないかと、期待も大きい。『最終章』全体を振り返ったときに、「この頃はいつものギャグのノリだと思って笑って観ていたのに・・・」と良い意味で裏切られるのは、歓迎したい。
試合の勝ち負けも同様である。スポーツで、贔屓が力及ばない瞬間を観るのもまたファンの醍醐味だろう。対戦相手にも引くに引けない事情があってよい。「勝ち」が続いている中、何をどうアクセントにするのか、注目したい。その辺りのカギは黒森峰のような匂いもするが、まあまだ個人の妄想の域だろう。

ガールズ&パンツァー最終章』、まだまだ大変続きが気になります。


(2018/1/8追記)改めて記事作成時点での感想をまとめています。こちらもよろしくお願いします。

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