デジタルエンタテイメント断片情報誌

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2014年クラシック音楽の話題雑談

三が日は本当に雪なのですか。ということで、クラシック音楽の話題(主に指揮者)諸々をして締めくくりたい。
今月になって、指揮者のイェジー・セムコフが亡くなった。シューマン交響曲全集(VOX、クアドロマニアシリーズ)の解釈が好きで、近年になってモーツァルトの後期交響曲集(70年代の録音中心で、モダン楽器の演奏としては最近一番のお気に入り)、ポーランド青年響とのシューベルト(オケの影響もあるのか、若々しさと落ち着きのある演奏)、と良い演奏がリリースされていたので残念。
日本で毎年やっている「ベートーヴェン交響曲全曲演奏会」を2010年に振るというので、聴きに行った指揮者のロリン・マゼールも亡くなった。あのベートーヴェンは素晴らしい演奏会だった。ホールの音響を探るような第1番から始まって、『英雄』の表現に圧倒された。誇張ではなく、音楽が鳴動していた。8番はまさに完璧な演奏。第9は深夜にかかる演奏で、調子を保つのが難しそうな声楽に終演後ブーイングが出ていたようだが、個人的にはオーケストラの演奏も加味して褒め称えたいと思った。「次やるならブラームスもやりたいねぇ」というリップ・サービス、実現しなかったなあ。
指揮者でいえば、ギーレンの引退も残念。有名なマーラーの全集はもちろん、インターコード時代のモーツァルトブラームスのピアノ四重奏曲(シェーンベルク編曲版)など、マイ・ベストの演奏をやってくれる人であり、近年は来日していなかったが、生で聴きたかった。
ベートーヴェン交響曲全集はインターコード(EMI)時代の演奏を愛聴していて、満足していたが、最近になって新録を聴いたら、これも良い演奏じゃないの。録音の質・傾向が変わったのもあるだろうが、これまでの解釈にスケールの大きさがさらに加わってスバラシイ。年末は第9も含めて、この全集を繰り返し聴いてました。やっぱり色々聴かないといかんなあ、と思う年の暮れでした。

Michael Gielen - Beetwhoven The Complete Symphonies

Michael Gielen - Beetwhoven The Complete Symphonies

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