デジタルエンタテイメント断片情報誌

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『ガールズ&パンツァー』の再放送感想(10話)

再放送中にアンツィオOVAの宣伝が流れましたよ。ああもう、2014年はすぐそこです。待ちに待ったOVA・映画も公開予定の年になってしまいます。去年の12月といえば、放送が延期された11話・12話(最終話)に飢えてプラモ作ったり、戦車・第二次大戦関係の文献漁ったりで、…今思うと充実してたな。長く楽しめる作品・コンテンツだとは思っていたが、今年も更新頻度の割に話題にするのは『ガルパン』のことばかりでした。むう、来年は『ガルパン』以外も注力せねば。

・第10話再放送(MX・毎週日曜23:00〜)

プラウダ戦の結末と、最終戦・黒森峰戦を前にインターバルのお話。初見時から思っていたが、良いシーンは多いのに、ちょっと詰め込みすぎなのだな。ただ、プラウダ戦に関しては、2話プラス今回でいつもより描写が良い感じ。もし2期なんてやるのなら、1試合に3話くらいかけてもいい気がする。制作が間に合わないか。
戦車探しやごはん会、みほのトラウマ話と最終戦に向けて着々とイベントをこなす本編。みほのトラウマは試合中に解消・打破すると思ったのに、試合前にほぼ解消しちゃいました。絶対に試合中のイベント用に考えられた伏線だと思ったが、肩透かしなくらいに予想がハズレました。まあ私が考えるくらいだから、制作側も当然思いつくのだろうが、個人的にはもっとドラマチックな解決にして欲しかった。11話の1年生のシーンは、11話の感想でも書くつもりだが、やっぱり思ったよりあっさりだし、ちょっと描写が…なのよね。制作側に戦車戦でやりたいシーンがたくさんあったのは、この後の話を観ればもちろん分かりますが。
もう1点、森の中をショートカットして攻撃してくる黒森峰はカッコイイ。が、実はこの後(11・12話)の黒森峰の描写が、思ったより良くないのだ。黒森峰(まほ)が作戦面で優位に立ったのは実質この場面くらいで、11・12話は終始みほの作戦勝ち・作戦の連発に押されている様に見えてしまう。
後にファンディスクで公式も「まほ(黒森峰)の凄さ」をフォローしているが、どうも「まほを貶めずに主役・みほ(大洗女子)の凄さを描きたい」がために、結果としてまほは焦る描写もなく、かといってみほの作戦を逆手に取るような狡猾さも感じない(正々堂々、と言うと聞こえは良いが)、中途半端な存在になってしまったようなのだ。しかもまほがそんな感じなので、黒森峰自体も「言うほど強豪校か?」と思えてくるくらい強さを感じなくなってしまった。むしろ作品の魅力であるコミカルな描写が間に入ることによって、お話上の設定の割に、可愛げのあるところばかり印象に残る。
ということで次回作では、この10話で感じたカッコ良さそのままの黒森峰(まほ)を描写して欲しいな〜、と思うのである。もっと言うと、名誉挽回して欲しい。これぞ王者の戦車道、みたいな描写を。あるいは以前チラリと書いたが、みほの指揮する黒森峰なんてどうか。以前在籍した時とは違い、全面的な支持の元で再び采配を振るって大洗女子に対戦相手として襲いかかるの。考えただけで卒倒しそう。まあこれは余談です。

11・12話は主役・みほ(大洗女子)視点でのめり込んで観ると、最高に痛快でエキサイトする。映像・音の迫力も最高だ。実際私も最終話をオールナイト上映で観て、心底感動した。でもだからこそ、改めて観直すと主人公とライバルのバランスが惜しい。主人公が好きであればあるほど、そのライバルも手強く、魅力的であってほしい。

ゲームではアリクイさんチームで大暴れしたいなー。

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