デジタルエンタテイメント断片情報誌

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秋のアニメ映画観に行った その3

都内での上映がどうも終わったみたいですが、先日「寫眞館」「陽なたのアオシグレ」(公式サイト)を観てきたので簡単に感想。アニメが好きなら雑食でありたい。

・「寫眞館」
絵も雰囲気も好き。話も理解できる。しかし、残念だが劇場で観てよかった、と思うほどの作品ではなかった。作品を観て、ああこういうことをショートフィルムでやりたかったんだな、というのも感じなかった。むしろなぜショートフィルム作品なのかな、なんて思ってしまった。作品のテーマのことを考えてみても、例えば「笑顔」なのか、「家族」なのか、はたまた「人と人」なのか、それとも「時代」なのか…これらのどれかだとしても、平凡な出来。では作品に隠された意外なテーマがあるのかといえば、そういうものも読み取れなかった。あ、でもその線でいくと実は「戦争」がテーマだったとか? いやー、さすがに違うと思うなぁ。
奇を衒ってくれ、インパクトのある作品にしてくれ、と言いたいのでは決してない。作品はキチンと完成されていた。でも鑑賞後、面白い作品を観た・また観たい、とは思えなかった。むしろ「よくある並の作品だった」という意味で心に残った。
あとこの作品、登場人物の台詞がなく、全編シューベルトピアノソナタが流れています。シューベルトピアノソナタは良い曲ですが、この作品の効果としては…。作品の雰囲気には合っていたが、この曲でなければ、というわけでもないかな。
・「陽なたのアオシグレ
この作品も、絵や雰囲気は好きなのよ。「寫眞館」とは毛色が違う作品。中央線沿線の日野駅周辺が出てきてテンション上がった。のどかで好きなんだあの辺り。でもねぇ、この作品もやっぱり別に映画館で観なくても良い作品かな。お話は巷によくありそうな感じで、それが作品の魅力に結びついていない。ベタでも面白い、と思わせるデキではなかったです。小学生は可愛いな、以上に惹きつけるものがない。アニメーションが特に凄いわけでもない(むしろ最近の地上波でやってるアニメでもあのくらい動く)。

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どちらの作品にも共通して言えるが、絵(キャラデザ・背景)やキャラクターの動きは良いのですよ。でも、そこに驚きや新鮮味を感じる作品って、最近は正直少ないんだな。むしろ絵や動きに関して、最近のアニメは高いレベルで安定してきているので、それだけを売りにするのは難しいでしょう。
むぅ、楽しみにしていた作品だったが、ちょっと期待はずれだった。次は話題の大作に挑んでみますか。

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