デジタルエンタテイメント断片情報誌

デジタルな話題もそうでない話題も疎らに投稿

風流なねむさを

最近ねむいと思う時間帯は、断然、朝から日中です。なのに、夜ねむるのは後回しです。
特に朝「ねむい」と思ったときは、「今日ぐらい早く家に帰って気が済むまで寝るか」と思うのに、家に帰るとうっかりうたた寝して目が覚めて、結局遅くまで起きていることもある。するとまた朝ねむくなって・・・となるわけですな。
今は色んなお店が夜遅くまで営業しているし、時間を費やせる趣味というのは大体、夜できるものが多く(読書、映画・音楽鑑賞、ゲーム等々・・・ネットがなによりこれらの趣味に大きく寄与してますな)、夜寝るのが惜しい。何事も夜に済ませちゃえ、となります。
ましてや、私の住んでいる場所は最近暖かくなってきたので、寒さも気にせず夜更かしに精を出してしまいまして、テヘヘ。私は寒い季節が好きなのですが、春らしくなる季節の変わり目も悪くないものです。

蘇軾(蘇東坡)の『春夜』という漢詩があります。

春宵一刻直千金
花有清香月有陰
歌管楼台声細細
鞦韆院落夜沈沈

大意は「春の夜は値千金の素晴らしさだ。花の香りにおぼろ月が出ていて、歌・音楽がかすかに聞こえ、夜は静かにふけていく」という感じですかね。私は蘇軾ほど感じ入るセンスがないですが、日々楽しみがあって、春の夜を過ごせるのなら、日中多少「ねむい」のも良いな、と思います。


※『中国名言集―一日一言』の3月21日で紹介されているのが『春夜』であり、翌22日があの孟浩然の『春暁』(春眠不覚暁)だったりします。色々偶然なのでしょうが、この二日間はタイムリーでした。この本は名言のチョイスも解説も簡潔でわかりやすく、良いです。内容も変に思想・宗教・ビジネス(これが一番タチが悪い)寄りでなく、手元に置いて時折紐解きたくなります。

中国名言集―一日一言

中国名言集―一日一言

スポンサーリンク